六芦かえでさんのレビュー一覧

溺愛神様と恋はじめます 小説

秀香穂里  六芦かえで 

設定はツボなのだけれど。

秀さんというと何となくシリアスだったりダークな作品を描かれることが多い作家さま、のイメージが個人的に強くってですね。そんな秀さん作品がルチル文庫で刊行されると聞いて、若干の驚きとどんな作品になるのかという期待をもって、発売を楽しみに待っていました。

だって見てください、六芦さんが描かれた、この可愛らしい表紙を…!
ほっこり系?ほのぼの系?とか思いつつよみ始めました。

ネタバレ含んでい…

6

真白に綴る愛しさは 小説

伊勢原ささら  六芦かえで 

雪の中の温かさ

エリートサラリーマンだった士郎は、仕事を辞め離婚をして山奥の工房で働いていた。1人でいるのにも慣れており、このまま静かに暮らすはずだったのに、元嫁から弟を預かって欲しいと言われ半年預かることに。
現れた凛は、過去のトラウマで声を出せなくなっており、ホワイトボードでの会話。
何をするにもビクビクして、人形のように表情もない。
そんな凛の心を溶かしたのは、士郎だった。

 後半士郎が凛を手放…

4

身代わり花嫁は月下に愛を誓う 小説

野原滋  六芦かえで 

身代わり花嫁もの

野原滋さん、好きな作家さんで優しいお話など何作か読んだことがあるのですが。

うーん。身代わり花嫁もの。姉の代わりに。
萌えるはずなのになんでだろう。もう途中から読めなくて飛ばし読みしてしまいました。

初めから中華風の名前の読み方を全然覚えられず。
清く正しく美しい主人公には好感が持てます。
しかしもう身代わり花嫁もの鉄板すぎて。

宮中に上がってからの妃候補たちのバトルの中で…

3

おひさま色の愛しいひと 小説

杉原朱紀  六芦かえで 

涙で文字がボヤけて困った

序盤は椛(もみじ)の悲惨な生活と千景の優しさに泣き、中盤からは甘々に萌え泣き、文字がボヤボヤでした…
月村奎さん「ボナペティ!」でもそうだったんですが、不憫な子がちゃんとしたご飯食べる描写って泣けて困る。

椛(もみじ)は宿主の勝手な都合で下働きの下の下みたいな生活を強いられ、食事は残飯のつまみ食い、寒さは猫を抱いて凌いだりと不憫さMAX(涙)
不思議な縁から華族の千景に家族として迎えられ…

8

遠い国の小さな花嫁 小説

あべちか  六芦かえで 

哀しい人造の生き物

なんで、そんなに評判になっているの?と興味深々読みました。
サガルは、ポケモンの「ミューツー」に似ている。

凄く悲しい、近未来の南の国(多分日本国)で、王族が開発した試験官ベビーのSF・サスペンス。
一章進む毎に「嫁に来たサガル」の秘密が明かされる、展開が遅い前半、気が長い人向けの小説。
印象深い箇所をメモ。

神父の紹介で結婚したサガル。
婚礼式の翌日、夫は出稼ぎに出立。
青…

7

恋膳王子は新米猫をほっとけない 小説

榛名悠  六芦かえで 

若女将見習い奮闘記

思っていたよりも楽しく読めました。
というのも、あらすじ読んで敬遠してまして……。

「女装する女将(受け)」「温泉で裸の付き合いをしつつ」というあたりで、「夜は温泉でエロを仕込まれてしまう若女将」みたいな、安直なイメージを抱いてしまってたんだけど。

読んでみたら、全然違いました!

着物を着たのも初日だけ。
着物を着ると、粗野な振る舞いを制限できるということに気づいて、客前に出…

1

囚われの花は獅子に攫われる 小説

海原透子  六芦かえで 

初心者にオススメ

主な登場人物は凛人とクラウスです。
凛人はマルティーニ家の後継者で
クラウスとは幼い頃会っています。

クラウスはラスタリエンの王子。
軍を率いて戦いに勝利し、ラスタリエンの
獅子と言われています。


エロい描写は少ない方だと思いますが
個人的に六芦かえでさんのイラストが好き
なので満足です。特に軍服のような衣装を
着ているクラウスが格好いいです。

王道ものが読みた…

0

溺愛社長と添い寝じゃ終われない コミコミスタジオ限定特典小冊子 お菓子と蜂蜜 グッズ

透里の日常生活

本品は『溺愛社長と添い寝じゃ終われない』の
コミコミスタジオ特典小冊子です。

本編後、透里がビデオレターを作るお話です。

その日透里は
借り物の電子機器の扱いにおっかなびっくりしながら
大学の校舎に向けて歩きいていました。

そろそろと進んでいくと
見覚えのある男児生徒が映し出され
何をやっているのかと声を掛けられます。

透里がメモリー的なビデオ作成中と知ると
一…

0

溺愛社長と添い寝じゃ終われない 小説

今城けい  六芦かえで 

変ろうとする力をくれたのは

今回は父の会社を継いだ実業家と
添い寝という特殊なアルバイトをする大学生のお話です。

受様がバイト先の客として出会った攻様によって
家族や友人との関りを変え、新たな人間関係を築くまでと
その後を描いた短編を収録。

受様は病弱な母が健康を害してまで出産したため
社長業で忙しい父親からは疎まれて育ちます。

父を煩わせない様にと
自己主張をしなくなった受様は笑わない子供とな…

1

子煩悩な旦那さんと恋色弁当 小説

伊郷ルウ  六芦かえで 

コロッケ!!!

六芦先生の挿絵目当てに購入したら!あーーーしまった腹減り時に読んではいけないヤツだった!!!コロッケが猛烈に食べたくなるので超要注意本です!お話はルウ先生らしく「あ、終わった!」だったので萌にしました。コロッケは絶好調だったんだけどな・・本編210Pほど+あとがき。

古くからある紅葉通り商店街のど真ん中、居抜きで惣菜店を始めた充己(みつみ)。始めたばかりの店を気にして声をかけてくれたのは商店…

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