total review:278149today:42
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
4/45(合計:442件)
魚形青 六芦かえで
しぐれ西瓜
ネタバレ
長髪の美人受けが好きなので、思わず表紙買いした本でしたが、短時間で読めた割に楽しい内容でした。イラストが良いです! 妖狐と人間のハーフで陰陽師として宮中に使える行親(受け)と、帝の弟でありながら、星を観察する事にしか興味がない変わり者と言われている二の宮(攻め)のお話。 行親は妖の力がある為、たまたま見かけた二の宮がとても力強いオーラをまとっている事を感じていました。 しかし、父親の…
月東湊 六芦かえで
碧雲
架空の世界観がよく構想されていて、とても面白かった。 月東先生はファンタジーが上手です。 千年前から聖獣が守る小国には、4人の皇族がいる。 そして皇帝・炎火は、花嫁探しを続けている。 ある日、突然やってきた皇帝の使いに花嫁として皇城に迎えられた青藍。 青藍は、どうやら自分が皇族四人がずっと待っていた「誰か」の再生だと知る。 前世の記憶を何も青藍は、持っていない。 皇族たち四人…
小中大豆 六芦かえで
フランク
「甘やか」を謳ってる割には、三分の一くらいまで旦那様は登場しないわ、ただの女中に過ぎないのに勘違いした下卑たごうつくババァがのさばってて子供達を虐げてるわで(幼い子供達がひっそりと息を潜めている様子が不憫だった)どーなってるの??と思いましたが……。 ようやく攻めが「旦那様」と登場してからはタイトル通りって感じでした。 縁あって出会った四人が「家族」になっていく様子、特に子供達が子供ら…
吉田ナツ 六芦かえで
再読 明るく楽しいノリでありながらも、結構深いもんが詰まってると思います。 前半は「モテ男が本気の恋におちたらどうなるか」が攻め視点で書かれてて最高! 攻めの津田は、バイでモテモテで、恋愛サイクルが短い&去る者追わずをモットーとしてきたような男なんですね。 そんな男が、タイプど真ん中な新入生の都石と出会うんだけど、都石はコスプレ大好きで筋金入りのオタクでノンケ。 おまけに可愛い彼…
朝香りく 六芦かえで
窓月
ラブストーリーメインのお話。王道です。 元美容師でホストの愁也は、店に黙って客に体を売っていた。ある夜、酔った彼を心配して声を掛けてきた青年と衝動的に寝てしまう。 青年は愁也の好みど真ん中。しかし、彼の正体を知ってしまうとお付き合いなどできるはずもなく… 前途洋々なお育ちの良い大学生と、ウリまでするような水商売の自分がうまくいくわけがない。自分のことが好きで好きで、真っ直ぐに向き…
雨月夜道 六芦かえで
165
見事な初陣でございました! 良いお話でした。嫁入りしてきた幸之助にヒャッホウ!なんて可愛いんだ♡って抱き上げてクルクル回る月影。 家を追い出されたのに初夜のために布団だけ持ち出した月影。 床がこわれるほどブンブン尻尾をふる月影。 嬉しくてポポポンとタンポポを咲かせる月影。 幸之助のために童貞でいた月影。 幸之助は悲壮感でいっぱいなのに月影は明るくて…。 てな始まりから月影…
カモミールおばさん
作家買いです。 小中作品としては、おとなしめで雰囲気が初期作品に似てるなと思いました。 ほのぼの恋愛譚みたいな感じ。 最初は、ハラハラするし、登場人物に苛立ちが隠せませんが、峠を越えれば政隆と龍郎が惹かれあっていくのを享受していれば良いです。 あと、子どもたちの行先もモヤモヤして見ていればいいです。 この先、あの子たちはどうなってしまうんだろう…と見守っていたくなります。 …
秀香穂里 六芦かえで
ふばば
秀香穂里先生のファンタジー、ふわふわ、kawaii系のお話。 本作は「攻め視点」。 主人公は新しく地域の神社の「神様」になった元人間・叶野。 いつもお参りしてくる可愛らしい青年・優弥が特に心に響き、優弥の願いをなんとしても叶えてやりたい!となっていく。 普通の人間が死んで地域の神社の神様になる、という世界観。 純な心の人間に忍び寄るカルト集団。 神様と人間の恋模様。 大きくこ…
てんてん
本品は『星見の皇子とかりそめの狐妻』の コミコミスタジオ特典小冊子です。 本編後、二ノ宮が蹴鞠をするお話です。 行親が内裏から戻ると 庭の松の下で星見の宮が白い丸いものを 蹴り上げていました。 蹴鞠は若い殿上人が好む遊びですが 行親は遠くから見た事しかなく 彼が蹴鞠をしている姿を見るのは初めてて 行親は高覧から身を乗り出しました。 星の観察以外には何事も…
今回は帝の異母弟の二の宮と半妖の陰陽師のお話です。 半妖てせある受様が攻様との出会いで ありのままに生きる幸せを掴むまで。 受様は陰陽師になったばかりの下っ端ながら 陰陽助である父の名代として 帝の住まう清涼殿の禊祓を行います。 夜な夜な熱に苦しむ帝を快癒させるため 内裏に留まるあやかしを祓うものでしたが 生来様々な気の見える受様には さほど難しくはありません。 …