六芦かえでさんのレビュー一覧

おひさま色の愛しいひと 小説

杉原朱紀  六芦かえで 

王道だけど…

初めての作家様です。
溺愛モノが読みたくてこちらに行きついたのですが
溺愛×不憫受けでとても良かったです…!

不憫な椛が千景に引き取られて幸せになる
王道ストーリーではあるのですが、それがとても良くて…!(*´▽`*)

気持ちがすれ違ってるときはすごく切ないのですが
その誤解がほどけた後にとてつもなく甘い展開があって
あぁ…この瞬間を待ってた…!と思いました。
千景が椛のこ…

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真白に綴る愛しさは 小説

伊勢原ささら  六芦かえで 

喋れない少年と無口な30代

伊勢原さんの作品では「きみがくれたぬくもり」も、トラウマにより話せなくなった少年のの傷をじっくりじっくり癒していくお話でした。
こちらは母の恋人から暴力を振るわれ表情と声を無くした少年と、エリート街道から離れ大自然に孤独に暮らす無口30代が、お互い得難いものと成長を獲得するお話。

コンプレックスと幼少期の貧乏生活から、自分に向かない一流商社の営業でがむしゃらに働き、男に惹かれると知りつつも…

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いつか、きみのヒーローに 小説

椎崎夕  六芦かえで 

また泣かされましたw

椎崎夕先生の作品好きなんです。妙に性癖にブッ刺さるというか、人と人との感情の機微を書かせたら見事なんですよね。
今回も思いっきし泣かされて、鼻を啜る音に家人が具合悪いの?と部屋を覗きに来たほどでした。www

今作では極悪人が2人登場します。
1人は夏生の母親でハッキリ言ってしまえば、今なら児相案件にもなりそうなほどのハラスメントだと思うんですね。8歳の子どもに対する扱いじゃないです。今の…

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真白に綴る愛しさは 小説

伊勢原ささら  六芦かえで 

壊れた人形のような凛

B-PRINCE文庫の新人大賞で、奨励賞を受賞した作品を改稿した作品。

伊勢原ささらさんは、「嫌われ魔物の大好きなひと」とか、喋れないものの切ない心情を描くことが上手。

高槻士郎:32歳,
信濃のガラス工芸作家。元商社マン 30代、ゲイ。

草薙理沙子:士郎が3年前に別れた妻。
冷たい美貌のせっかちな女性。凛にはとても優しい姉。

草薙凛:17歳,
理沙子の母と愛人の子。…

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いつか、きみのヒーローに 小説

椎崎夕  六芦かえで 

いつもはハマるけど

先生買い。いつもはドはまりするんですが、今回はダメだった。攻め受けとも好きになれず萌えあがれず中立にしました。うーん。いつも通りな椎崎先生の攻め受けだったと思うのですが、個人的に何かが足りなかったと感じた、現代日本舞台、ファンタジー要素一切なし、立ち回り下手っぴな受けさんのお話。

母方の祖父が遺した洋館に引っ越した夏生。2年ちかく放置されていたため、お化け屋敷じみているのに加えて、人付き合い…

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いつか、きみのヒーローに 小説

椎崎夕  六芦かえで 

茶色いもふもふが大活躍

初読みの作家様でした。
正直なところ、攻受のキャラクターにはハマれなかったので(汗)…萌えきれなかったのですが、
1. とにかくワンコが可愛い(あんあんって…)
2. 受とその祖父との関係性に泣ける
というわけで、読みごたえのある作品でした。

印象的だったところ:
もうね~、レトリバーの親子が可愛すぎて癒されます。とくに仔犬ね!!はぁ~、このモフモフには抗えねぇなぁ~!なんちゅー賢…

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いつか、きみのヒーローに 小説

椎崎夕  六芦かえで 

ストーリーが良すぎて長文レビューで失礼します

めちゃくちゃ素敵なストーリーです。
もうね、心臓がちぎれるかと思いましたよ。

20年ぶりに幼馴染と再会するお話なんですが、BL要素とは別に家族のストーリーもあって、主人公・夏生の祖父とのエピソードが、あまりにも感動的で涙ボロボロでした。ティッシュ何枚使ったことか分かりません。


亡き祖父の家を相続したきっかけで、20年ぶりに祖父の住んでいた町へ引っ越してきた夏生。
この主人公、す…

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「溺愛彼氏はそれを我慢できない」コミコミ特典SS小冊子「ノリノリマリオ」 グッズ

竜吾視点のお話

同棲してからだいぶ経ってからのお話でした。
マリオの仕事が順調なようで、竜吾はスタジオに缶詰で暫く会えなかったマリオの為に、帰宅したマリオの為に甲斐甲斐しくお世話していました。マリオの好みと望んだ事を把握してる竜吾が純粋に凄いと思いました。

こうやって竜吾視点で読むと竜吾の世界がマリオ中心に回っていることが分かって、竜吾がマリオという絶対神を信仰する敬虔な信徒のように思えました。

そ…

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溺愛彼氏はそれを我慢できない 小説

ナツ之えだまめ  六芦かえで 

作者買いです

ナツ之えだまめ先生のこのレーベルの作品は欠かさず購入しています。

たまに好みとちょっと違う時もあるんですが、今回の作品は終始コミカルで楽しませていただきました。

落ち込んでも挫けても、ちょっと時間が経つと復活するマリオが逞しくて可愛くて応援したくなるんです。

最初はあらすじを見て「死ネタ⁉︎」とちょっと敬遠してたんですが、後半にカラクリが判明して安心しました。

悪魔とか死神…

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「溺愛彼氏はそれを我慢できない」コミコミ特典SS小冊子「ノリノリマリオ」 グッズ

共に生きる喜びを

本品は『溺愛彼氏はそれを我慢できない』の
コミコミスタジオ特典小冊子です。

本編後、竜吾視点での後日談です。

マリオと竜吾が
マンションで共に暮らし始めてだいぶだった頃
マリオはメジャーレーベルから
はじめてのアルバムを出す事になります。

マリオは全ての音を監督する責任者として
最後の3日はスタジオに寝袋を持ち込んで
詰めていましたが

やっと解放されて竜吾の元に…

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