六芦かえでさんのレビュー一覧

約束 小説

可南さらさ  六芦かえで 

純愛

可南さんは初読みです。あらすじが面白そうだったので手に取ってみました。

うん、良かった。作家さんの「ここで泣いてほしい」という意図は凄く良く読み取れましたが、それでも素直に泣けたし萌えました。

内容は皆さま書いてくださっているので感想を。

スキャンダラスな噂が途切れることのなかった女優を母に持つ有也。
資産家の息子ではあるが複雑な家庭環境で育った颯。
どちらも一見華やかな家庭…

4

狗神さまは愛妻家 小説

雨月夜道  六芦かえで 

王道ものかと思いきや

初読みの作家様。

ワンコ攻め×ケナゲ受け
そう思っていたら
ワンコ攻め×しっかり者受け
でした。

嫁いで幸せラブラブな前半のお話から
後半からの切ない二人の胸中、
狗神さま達の悲しい宿命。
ハンカチでは足りず、
タオル片手に読むハメに。
なんと嬉しい裏切りでしょう。
してやられました(笑)

山はいつまでも
タンポポで溢れているに違いない
そんな山を二人が手に…

10

狗神さまは愛妻家 小説

雨月夜道  六芦かえで 

うだつのあがらないワンコ神様

一癖あるキャラ設定でお馴染み
雨月夜道さんの4冊目の新刊です。

今回はモフモフ狗神様×少年で花嫁物。
時代物&ファンタジーでありながら
神様の世界のヒエラルキーが妙に人間臭く
面白いのが特徴です。


舞台は小さな農村。
主人公の幸之助(受け・18歳)は
山の神様に嫁ぐため幼少から花嫁修業を積んできた。
女の子のような外見だけど、西洋銃マニアという
意外な一面もあるキャ…

9

見習い騎士と暴君な金獅子 小説

秋山みち花  六芦かえで 

「なんてやつだ」オレ様な騎士なんて

騎士といえば 品行方正の王子様キャラなのに 
攻め様カブリエル 実力と家柄はあるのに やさぐれている。
カブリエルが正義を振りかざしたせいで ラウリくんは勤め先をクビに
なった、「なんてやつだ」と読みながら腹をたてていました。
まあ、オレ様だけど
従妹思いだし 親友にも ラウリくんも大切にしているから 
ヒーローの範囲内かな。
最後はかっこよく ラウリくん助けたし・・・・
オレ様度…

3

愛ゆえに、でございます 小説

chi-co  六芦かえで 

いいなりだ~~~

受け様の執事である攻め様が、受け様を溺愛しまくるという話でしたw

とにかく攻め様は受け様に執着していて、溺愛していて
受け様の事が心配になるぐらい・・・
受け様の自慰を指南したり、朝一発目の起きた時の
舐める行為wwww と、はちゃめちゃなぐらい
攻め様は受け様のすべてが可愛いし、
成長過程でいろんな体験をすべて、攻め様が見ていたいという風に
怖いぐらいですが、それがまた微笑まし…

0

純潔で甘いフェロモン 小説

神香うらら  六芦かえで 

無防備な受け様

取りあえず大人なんだし教育係なんだし気持ち伝えようよっ(*`Д´)ノ!!!
お仕置きから始まったなしくずし的な展開は坊ちゃん不安になっちゃうよ。
しかも暴行未遂でお仕置きって…ちょい酷い。。。
そこは優しく慰めようよ。
やられたくてあんな状態になったわけじゃないんだからさ。
歳森の気持ちがもう少し書かれていたらマシだったのかなーと思うのだけれども…。
静名はね、戸惑いながらも歳森のこと…

0

デキ狐!! 小説

石原ひな子  六芦かえで 

あ、出た・・・笑

完全な男性体の伏見の体に妖狐の牙藍丸の子供が入り込んで、出産までドタバタ★
出産シーンに色気がまったく無かったので、★2つ。
「あ、出た…」って(笑)
立会いで双子なのに~色気ないよ~。期待とちょっと違ったけど、ハッピーエンドでよかったです。

4

デキ狐!! 小説

石原ひな子  六芦かえで 

できちゃった婚!!

表紙からして可愛くて購入。

帯の文字からして狐の子を産むんだな~っ
裏表紙を見て、ああっ、これが生まれた子なんだな~っと
楽しみながら読んでましたが、アレレ???

なんだか愛がない?

で、読んでいくうちになるほどな~。
タイトルの付け方上手いって思いました。
「デキ狐(こん)」その音の通り先にお腹に赤ちゃんができてるんですね。
手違いで人間のお腹に狐(神さま)の子が宿り…

4

デキ狐!! 小説

石原ひな子  六芦かえで 

ウルウルしちゃいました

「俺の子供を産んでくれ(棒読み)」こんな帯が付いているもふファンタジー。
狐の神様と普通のリーマンとの恋とは呼べないような内容から始まる話で
読み始めは淡々としていてちょっと面白みに欠けるのかと期待ダウン気味でしたが
徐々に面白くなって、後半では主人公の伏見の子供を思う切なさにうるうるします。

この作品の帯のフレーズが二人の背景を物語っているのだと関心しきりです。
子育てものですが、…

5

あの空が眠る頃 小説

神奈木智  六芦かえで 

思い続ければ

いつか必ず再会できる。

そんな、ロマンティック過ぎる程ロマンティックな20年ラブ?

表題作は、10年以上前に雑誌「コバルト」誌に掲載された作品。
閉店が決まった地方デパートの、忘れ去られたような屋上遊園で出会う高校生の二人。
夕焼けの空、
もどかしい面影、
曖昧なキス。
無力な子どもだった二人は、お互いの想いがなんであるのかはっきりさせることができないまま離れてしまいます。

1
PAGE TOP