六芦かえでさんのレビュー一覧

狗神さまはもっと愛妻家 小説

雨月夜道  六芦かえで 

おむつもふ

六芦先生たどりで前作を読み、続刊があることを知ってGET
前作より「人間の自然神に対する信仰心」や「異端のものに対する態度」を
問いかける感じが出てる気がする。
健気な攻め、受けとも、善人、善狗で、号泣ものっぽいテイストなんですが
なぜか泣ききれず、うーん、萌どまり。

攻めさん:狗神であるけど、すごい雑な扱いをされてます。
理由は、白狗で、白狗だったら病弱 というのが今までの通例だ…

1

きみを見つけに 小説

うえだ真由  六芦かえで 

ほんわり、幸せー

六芦先生たどりでget。
何も期待せずに読んだら、超好みのお話で、思いのほか良かった!

最初から「いつばれるか、いつばれるか」とドキドキしながら読んで
もう夢中!
もうばれちゃった時の「あーやっちゃった」感は半端なく、
「よし、これからどこまで落ち込むか!」と期待してたら!

あっさり迎えにきちゃって あっさり許しちゃって、あれれれれ・・・
という肩透かし感満載。

でも好…

4

狗神さまは愛妻家 小説

雨月夜道  六芦かえで 

しっぽ、みみは可愛いが

六芦先生のイラスト目当てでget。
あまんあまん話かと思いきや、強烈な部分あり。
7連射アメリカ式の銃 が必殺技として出てきているけど 
それが1860年ごろらしいので
それぐらいの日本のどこぞの集落?が舞台と想定いただければよろしいかと。

以津真天(イツマデ)という おっかない怪鳥が出てきます。
攻めさんは その怪鳥と戦う任務あり。
戦って追い払って里を守る というのが任務。

1

恋人になりたい 小説

火崎勇  六芦かえで 

4人兄弟の三男坊

1冊すべて表題作です。優(受け)の視点でストーリーは進みます。

この作品は一言で説明したら「男前な受け」です。あと脇キャラが魅力的です。

ゲイの河乃(攻め)に初対面の夜にベッドで触りっこをした後、友達になりたい→河乃の暗い顔が気になるけど嫌われたくないから本人には聞けない→嫌われたくないのはなんで?→俺、河乃が好きなんだ!と気が付く優の感情の動きは自然ですし、河乃もイケメンです。

0

河童の婿入り~千年の命、百年の恋~ 小説

加納邑  六芦かえで 

過去形なんだよ、帯が!

六芦先生たどりでこの本を購入。
そのため手元に来てから、「うわ、河童!」とかなり驚き。
今もレビュー書こうと検索しましたが、「河童」だけで十分到達できました(笑)

でもそんな河童河童しておらず、河童独特の雰囲気を強くは感じませんでした。
ネタとして洪水?が出てくるので 河童であることが効いてきますが
攻めさん、普通のちゃらんぽらん高校生 っぽく見えます。

かたや受けさん。
虚…

1

河童の婿入り~千年の命、百年の恋~ 小説

加納邑  六芦かえで 

いじらしい受けに涙が止まらない

西流が河童なのが、とても珍しかったです。
河童だけど、気が強くて遊び人で、攻めらしい攻めでした。
受けの杏が体が弱くて繊細で、西流に惹かれていくのですが、とても健気で応援したくなりました。

杏の双子のお姉さんが出てくるのですが、彼女は杏と性格が違って、すごく積極的で驚きました。
でも、杏のことをとても大切に思っているところがよかったです。

そして悲恋の予感がすると思っていたら、後…

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好きで好きで好きで 小説

高遠琉加  六芦かえで 

ツボな設定ではあるのだけれど

先日ちるちるさんのBLニュースで紹介されていて、興味をひかれ購入。健気な受けさんというが個人的にとってもツボなんです。

高校生の時に友達の堂島くん切ない恋をしていた三浦くん(受け)。
告白するも玉砕し吹っ切ったつもりが、5年後に偶然再会して自分の中にある彼への恋心を自覚して。
なのに堂島くんには恋人がいて。

三浦くんの、堂島くんへの想いが何しろ重かった。
悪い意味じゃないんですよ…

1

蒼王と純白の子猫 小説

秋山みち花  六芦かえで 

猫は可愛いが

うーん。
純白子猫。もふ好きにはたまんない。
懐に入れてもらえるなんて、夢のような設定~

だったんだけど、なぜか萌えきれない。
文章がなんだか説明くさくってだめだったー
秋山先生の本は何冊も読んでて、そんなに抵抗感感じたことなかったように
思ったんだけどなあ。
なんつーの、もうちょっと言葉と言葉の合間で読み取らせてもらえる余裕というか
そういうものがほしかったのかもしんない。

0

約束 小説

可南さらさ  六芦かえで 

甘くて、切ない

甘くて切ない雰囲気の作品です。後半と特に、切なくて胸がギュッと締め付けられる思いもしましたし、涙がポロリとこぼれてしまったシーンもありました。
派手なエピソードなんてありませんが、心理描写に心が揺さぶられていきます。相手を思いやる心が美しいと思います。
有也のツンデれっぷりが本当にかわいいですね。つんつんしていた子がほだされ、心を開いていく様子がたまりません。
三角関係なのに、ドロドロになら…

4

熱情ドルチェミスト 小説

藍生有  六芦かえで 

イラストの力って偉大・・・

失礼ながらこの先生の双子ものがどうにも苦手だったのですが
六芦先生たどりで、藍生先生と気付かず購入。
同じような時期に双子ものをお書きになられているのですが、挿絵の力?
双子ものとまったく印象が違うように感じました。
攻めさんの設定が情熱イタリアーノだけど、それだけでこんなにあまあま印象に書けるなんて
作家さんってすごいなあ・・・
このイタリアーノ、ほんと超Going My Way。押…

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