蓮川愛さんのレビュー一覧

木魚とピアノとおもちゃの手錠 小説

高岡ミズミ  蓮川愛 

清廉潔白なお坊さまが恋におちたら?

蓮川さんのイラストがいい味出してるので妙に惹かれてしまいます。
実の所、美坊主なんていないのではと思っているので、だって私の周りのお坊さまは
素敵とかイケメンなんて言葉とは遠い次元にいる人ばかりなんですもの(笑)

このイラストのような美坊主様なら思わず檀家に入りたい、お布施もたんまり致します。
そんな風になるかも知れませんね、でもこの作品の美坊主の受け様は、恋なんて遠い
次元にいたよ…

3

木魚とピアノとおもちゃの手錠 小説

高岡ミズミ  蓮川愛 

坊主受けあります。

題名が表現してるもの、まんま主人公達とその接点かもしれません。
セックスが仕事で趣味でピアノを弾いてる?みたいなヒモ暮らしの攻めに一目ぼれで恋したお寺の坊さんが、合コンで手に入れた玩具の手錠で彼を自分のモノにしようとした。
そんなきっかけで始まるお話。

このハードルは果たして超えられるだろうか?「坊主受け」
最近「坊主バー」とか「美坊主」だの、ちょっと前話題になったりしたイケメン坊さん…

4

Beauty Beast(5) Sacrifice 小説

七地寧  蓮川愛 

終わったという感じがしない

シリーズ5作目で完結です。
獣化する血族。
最後まで読み終わってわかったことですが、それぞれまったく性質の異なる種だったようです。
最後は、虎の血族の末端が真也を手にかけ、瀕死の真也を門司が体内に取り込んだことから虎と人との混血だった門司が神格を得て死を迎える運命だった真也の胎内に宿った子と真也自身を復活させたということになったようです。
4作目と5作目、門司と真也に視点が移ったように思っ…

1

Beauty Beast(4) Ambrosia 小説

七地寧  蓮川愛 

話の中心が豹から虎へ移行しました

シリーズ4作目。
視点が門司、真也、三つ子へと移ります。
もう書きたいことが多すぎて上辺サラッとという印象。
口絵の三つ子が三者三様でそれぞれの性格が良く出ているな~と・・・もっと見たかったですが、本文中には挿絵がありません。残念~。
門司の血を受け入れたことで真也の身体に変化が起こり・・・長く養父と養子だったふたりの関係が変わります。
成長した三つ子との係わりも変わっていく時期に入って…

1

Beauty Beast(3) 小説

七地寧  蓮川愛 

もう兄弟だけの話ではないですが・・・

シリーズ3作目、まだかろうじて冒頭と結末は君仁と君永の話ですが真ん中あたりはもう色々と(笑)
君永は高校を卒業して医学生に君仁は就職活動をして広告代理店にそれぞれステップアップしました。
血族の血に覚醒してから君仁はかなり変わりました。七地さんのあとがきに笑いました。
1作目を読んだときから柔らかそうに見える君仁の方が色々と持つもの持っているような気がしていましたがやっぱりかという印象。

0

Beauty Beast(2) 小説

七地寧  蓮川愛 

兄弟の執着から血族の話へ

シリーズ2作目。今回もカバーが綺麗です。ブルーローズ、作中には出てきませんがシリーズ通してカバーに描かれています。なにか意味があるのかな~。
さてさて、君仁、君永は、父に連れられて渡米し父の従姉弟(咲月・葉月)に会います。
自分たちのルーツに触れ、君仁は、父によって覚醒を促されます。
人としての外見よりも血の濃さ。君仁の本性は父親似の美しい獣でした。
それは君永を怯えさせるほどに・・・。

0

偏愛メランコリック 小説

夜光花  蓮川愛 

偏っているふたり

今ではお気に入りの作家さん。
夜光花さんの、初めて読んだ作品です。

受け様も攻め様も、変人というか、わがままというか、人間としてちょっと偏ってて。
そんな二人が出会うことで、最初はかみ合っていないような関係が段々進化していく。
ふたりの成長がほほえましいです。
夜光花さんはミステリーが得意な作家さんだと思うのですが、この作品は普通の社会人ものです。(とはいえ、職業はアーティストと編集…

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豪華客船で恋は始まる(3) 小説

水上ルイ  蓮川愛 

楽しい!!

読んでいて恥ずかしいくらい湊とエンツォが甘甘でした!!高校のバスケの試合で、SP連れて試合を見に来たエンツォがすごいと思いました(笑)今回は東南アジア航路。1回でいいので豪華客船に乗ってみたいと思わせる小説です(^-^)そして、新キャラ登場!!部屋係りのフランツに、ジブラル島の王で海賊を仕方なくやっているクリース・ジブラル。どっちも美形!!そんなジブラルに湊がさらわれてしまいます(>_<…

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Beauty Beast 小説

七地寧  蓮川愛 

兄弟ものなのですがするっと読めてしまった

蓮川さんの描くカラーが素敵♪特に兄の神原君仁が美しい。
シャツを着ているほうが兄の君仁。もうひとりが弟の君永。
両親の離婚により、兄弟は一時離ればなれに暮らしますが母の再婚で弟の君永は父の元に戻り兄弟は一緒に暮らすようになります。
お互いがお互いに持つ感情は兄弟のそれではありませんでした。
このあたり、本能で直接的な行動に出る君永よりも受け身でいる君仁のほうが執着は強いように感じました。

0

花嫁は三度愛を知る 小説

愁堂れな  蓮川愛 

ローランドが好きなのでちょっと楽しかった

1作目と2作目を一緒に購入したので1作目がちょっとがっかりでも読みました。
相変わらず蓮川さんの挿絵が美しい~眼福です。
しかし、涼也は相変わらずです。
今回は、さらわれてドレスの流れです。懲りない(笑)
でも、前作よりはローランドがしっかり描かれて(書かれて)いて、お話もローランド中心に進んで楽しかった~。
次回があったら、ぜひ、スピンオフでローランドのお話希望~♪
それとも、怪盗だ…

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