李丘那岐さんのレビュー一覧

ご主人様と庭師 小説

李丘那岐  麻生ミツ晃 

ベビーフェイスのソフトマッチョに地下足袋絵が萌えです

ご主人と庭師といえば最近なら某茅島氏を、古くは森番ですがチャタレイ夫人、というように、題名だけでも萌えを誘うような、でも表紙絵は麻生さんの爽やかな色気絵に、淫靡さはないのよね、きっと、、とは思いましたが・・・
作者の李丘さんが後書きで書かれているように、当社比(?)でもエチシーンが多かったとは思うのですが、全然エロティックじゃないんです。
切なかったり、ちょっと悲しかったり、心が通い合った最後…

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ご主人様と庭師 小説

李丘那岐  麻生ミツ晃 

カエデの妖精、庭師と恋をする。

顧客と庭師のカプっていいですよね♪日に焼けて逞しい庭師、色白で綺麗なご主人様…王道ながら萌えます!でも今回は今までとはちょっと違って、なんと庭師が受けていました。 背の高い綺麗な顧客・楓に、金の恩でされてしまう庭師・統吾…! お話の展開はけっこう王道気味 (それでも感動してしまう…) なのに、 そういう予想外があるから目が離せなかったです。

ご主人様の楓は、若干ヘンタイが入っている美貌の人…

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ただひとつの光 小説

李丘那岐  雪広うたこ 

ギャップ萌え万歳☆☆

高校時代、先輩後輩として出会った日向と蓮人。
校内の不良のトップ?の人の名前が“日向 (ひなた) ”な時点で、もうギャップがほとばしっていますね。しかも現在は、まさかの保育士さん!
そういう設定も絡んでか、時に流血描写もあって 「ぬ゛ぉぉおお…!」 となるけれど、それが引きずらない。
ヤクザものなので、その高校生時代が終わってからの展開では、それ以上の暴力シーン等もありました。でも、李丘先生…

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ただひとつの光 小説

李丘那岐  雪広うたこ 

野良猫具合がとても愛おしかったです

それぞれに事情を抱えたグレてた二人、大型ワンコと野良猫の癒し物語な感じに仕上がっています。
前回の作品は今一つノレませんでしたが、今回はイイ感じに仕上がっているのではないでしょうか。

連人が日向と高校で初めて対峙した時、彼のNGワード”親”という言葉を発した為にケンカになるのですが、その中で親に対しての彼のトラウマらしきものを聞き、光が見えた気がして、それから連人が気に入るのです。
彼の…

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この運命を笑え 小説

李丘那岐  九號 

まごうことなき男前受け

萌萌。(MAX:萌萌萌:神に近い)
緋賀組若頭・緋賀颯洵×元渡木阪組の跡目だった料理人・渡木阪鋭。
1作目は既読でしたが、それも遠い記憶の状態で読みました。
……あれ?
こんなに面白かったけ??このシリーズ(すいません)と、予想を裏切る楽しさ。(本当すいません)。
1作目を手放してしまったのを大後悔するハメになりました。

前作で無事両思いとなった二人ですが、今回は組内の抗争を絡めて…

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この愛を喰らえ 小説

李丘那岐  九號 

体当たりLOVE

 ヤクザものです。表紙で男らしく着物を着こなしている短髪のほうが受けです。男前受けは好きですよ。
 鋭は、ヤクザの父を持ちながらもまっすぐに育ち、周りからの信頼も厚い。父が死んでからは、跡を継がず、惜しむ声ありつつも組を解散、小料理屋を始める。その店には、かつての組員やかねてからの知り合いの颯洵がやってくる。
 途中に出てくる鋭の弟・亮からはお兄ちゃんにかまってもらいたいオーラをひしひしと感じ…

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兄弟恋愛 小説

李丘那岐  田倉トヲル 

みんなに好かれるお兄ちゃん

双子を除いて実子ではない子供たちで構成された5人兄弟。
全体を通して少年探偵団的な、「団結」みたいな、遠慮がちだったお兄ちゃんが、本当の家族になれるまでのお話と思います。
すごくね、ストーリーもしっかりしてるし、いいお話だったとは思うのですが、自分的にBL萌えはちょっと薄かったかな。。。

俊也は4歳年下の美妃と兄妹。
父が亡くなり施設にいましたが、誘拐された資産家の家の息子”桐”を助け…

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この愛を喰らえ 小説

李丘那岐  九號 

読み応えあり!

「この愛を喰らえ」シリーズ第一弾。とにかく鋭が男前。だから思いました。これはBLにする必要は無い!(爆)…というより、鋭が男前すぎて「抱かれる」という行為が合ってない。

…なんてことを言ってしまったらどうしようもないんですけど(笑)しかし真面目な話、身体を繋げる必要は無かったのでは?と思いました。それだけ二人の間には、身体を繋ぐ以上のものがあったと思います。

二人は緋賀組、渡木坂組の跡…

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この運命を笑え 小説

李丘那岐  九號 

シリーズ完結(?)

まさか颯洵視点の話が読めるとは思いませんでした。伊沢×津田もそうですが…色々びっくりする巻です。

本編よりも伊沢×津田が…!まさかこの二人が!全く予想してませんでした。四十路前だよね二人とも。でも伊沢の長年の想いにやられました。切ない…(T_T)

赤ん坊の頃ロッカーに捨てられた伊沢。どうにか生き延びたものの、その人格は冷たい刃物のようなものに。少年院から出た伊沢は鋭のいる渡木坂組に。そ...

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その純情を暴け 小説

李丘那岐  九號 

がんばれ亮☆

「この愛を喰らえ」シリーズのスピンオフです。前回緋賀組若頭・颯洵を刺してしまった亮。颯洵の恋人であり、自分の兄である鋭から叱られた後、緋賀組に入り部屋住み(下っぱ)になっていました。

亮の魅力はそのガキっぽさです。チームの頭を張るくらいの器量はあるのですが、考え無しな所が多々あります。それでも何故か憎めない。なんか可愛い。

亮は相変わらずお兄ちゃんの鋭が大好き(笑)しかしお兄ちゃんには…

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