夜光花さんのレビュー一覧

バグ(2) 小説

夜光花  湖水きよ 

前巻よりもパワーアップ、虫嫌いの方には注意

『バグ』の二巻です。
前巻から発行に一年かかっておりまして、わたしは前巻の記憶が微妙に不鮮明でした(苦笑
前巻をおさらいするつもりが結局出来なかったので。
スタート時に起きていたことも『ハテナ?』な感じでしたので、可能ならばちょいおさらいすることをお勧め致します。

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前巻同様、受けは刑事の七生。
子供の頃からの年季の入った虫嫌いで、今まではそ…

4

月を抱いた 小説

夜光花  麻生海 

明かせない罪の意識

サスペンス調というか、内に籠った受けがトラウマとして残る過去をどう決着を付けるかに引き込まれた。

子供の頃の明かせない罪の意識にさいなまれ、了の事が好きでいながらも思い詰めた挙句、逃げ出した直樹。
逃げ回っていても心が晴れる事のないまま暮らしていた所に、偶然にも了とまさかの再会を果たしてしまう。

直樹としては了の好意を受け止めたいのに、心を開いていないまま抱かれているせいで何だか痛々…

2

薔薇の血族 小説

夜光花  奈良千春 

(前作から引き続き)頑張れラウル!

今作はラスボスのアダムを初め、登場人物がかなり増えました。
啓の母も登場し謎も徐々に明かされていきます。
騎士団内の覇権争いもあったりで、外の敵と内の敵、かなり面倒くさい状況です。
組織というものの性なのか…読む分には面白いですけど。

でも決める所はビシッと決める啓が凄くかっこよかったです。
主人公が頼もしいと安心して読めますね。恋愛面ではだいぶ揺れてますが。
この勢いで、レヴィン…

4

二人暮らしのユウウツ 不浄の回廊 2 小説

夜光花  小山田あみ 

新婚生活を覗いているような甘々な続編

『不浄の回廊』の続編。
甘々な同棲生活のはずなのに、女性にモテすぎる西条に歩がヤキモキする日々。
歩は西条の女性関係を気にしすぎて霊的にも負の感情を拾ってしまうが、彼の一言で劇的に浮上するなんてなんとも可愛い。

歩はぽやんとしているせいで何かと女の子達に軽んじられてしまうが、西条のほうは言い寄ってくる相手など眼中になく、一蹴する姿がなんだか男前に感じる。

今回も西条が懸命に否定して…

4

不浄の回廊 小説

夜光花  小山田あみ 

そんな歩に癒される

サスペンス調じゃない・執着攻めじゃない・甘い恋愛模様が漂っているという意外性を味わえて、夜光さんの有名作なんだけど嬉しい掘り出し物を見つけたかのようなラッキーな感覚。

かつての同級生、西条との再会をきっかけに好きだって自覚が育っていき、ちゃんと相思相愛の上でエッチまで楽しめる関係になっていく様子が重苦しさを感じさせずにテンポ良く読めた。
そもそもは西条が纏っていた黒い影とかの心霊絡みのトラ…

1

薔薇の刻印 小説

夜光花  奈良千春 

頑張れラウル

面白かった!
特殊な能力を受け継いだ主人公が、仲間達に支えられながら成長し宿敵を倒すという王道なストーリーですが、だからこそ純粋に楽しめました。
謎が徐々に解明されていったり、主人公が成長するお話ってBL抜きにしてもやっぱりワクワクしますね。
BLとしてはいきなりの三角関係で2人の攻めどちらかとくっつくのか、それとも三角関係のままなのか気になる所です。
気になりはしますが、頑張れラウル!と…

1

薔薇の誕生 小説

夜光花  奈良千春 

愛している、俺の薔薇騎士

薔薇シリーズ、読み終わりました-。この作品は、3Pという、新たな境地を私に拓かせてくれた。私、3Pけっこう好きだ。1度で2度おいしい。エロの密度が濃い。

いよいよ、アダムズとの最終決戦。圧倒的多数な強さを誇るアダムに挑む啓、レヴィン、ラウル。三人がかりでも倒せないとか、どうよ。もう、ハラハラしどおしでしたね。

しかし、最後だけあって、エロがすっごいエロかった。刑ごものすご…

6

薔薇の守護 小説

夜光花  奈良千春 

俺の愛を疑うな

啓の成長著しい第五巻。啓の命令も板についてきましたねえー。戦闘シーンもいいっぱい。今回エッチなシーンがなかなか出てこなかったから、今回はエロ路線は外すのかなと思ってた。
終盤にたくさん盛り込まれていたので安心安心。私は、レヴィンもラウルも同じくらい好きだかやはりエッチはレヴィンとの方が好き。

新たに守護者になっとマリオにも愛を告白され、それにあせるラウル。啓を不死者にしたくない…

1

薔薇の奪還 小説

夜光花  奈良千春 

三年ぶりの再会

前作から三年後。21才の啓。サンネンモ皆に会わず、何をしていたのかというと、なんと修行。ドラゴンボールかっ、とツッコミを入れてしまった。

それはさておき、レヴィンが起きたと知って、とても嬉しかった。しかもレヴィンに体温が。身体は不死者のままだけど、以前に比べて融通が利くようになったレヴィンにびっくり。

そのおかけで、今回啓とレヴィンとラウルが三人で!!いやあびっくり。三人い…

1

薔薇の陰謀 小説

夜光花  奈良千春 

ピンチに次ぐピンチ

読むの痛くなってきた。主人公が追い詰められるのはやはり、痛い。
高潔な集団であるはずの薔薇騎士団内部派閥の腹の探り合い、足の引っ張り合い。啓、レヴィン、ラウルがそれぞれピンチにまみれてしまう。ああー。早く続きが読みたい-。


今回はとにかくラウルがよかった。素直でまっすぐで、何よりもまず啓のことを第一に考えてくれている。啓がアダムの仲間になったとしても、他のメンバーはともかく…

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