夜光花さんのレビュー一覧

深紅の背徳 小説

夜光花  高階佑 

深紅の…

陰のある逃亡者×ストイックな神父さま…萌える!!というわけで「神」寄りの「萌x2」です。夜光花さんらしいダークさ、ハードボイルドっぽい雰囲気もありつつ、神父さまが禁忌を犯すという背徳感がちゃんとエロティシズムに繋がっていてドキドキしっぱなしでした。タイトルも絶妙ですね。

タイトルのイメージや、あらすじにも「禁断の陵辱愛」なんて書かれているので、攻が受に一方的に無体を働く展開を想像していたので…

2

薔薇の誕生 小説

夜光花  奈良千春 

心臓が痛い

夜光先生の本を手に取ったのはこれが初めてです。
シリーズ6巻、怒涛の展開に圧倒されました。

詳しい内容は皆さんが書かれているので省略します。
私は、『吸血鬼・3p』という単語だけ見て、シリーズものも読んだことがなかったので、おもしろそうだなと軽率な気持ちで手に取ってしまいました。
その点に関しては、若干後悔しております。

これからこちらのシリーズをご覧になられる方に注意ですが、『…

10

少年は神の子を宿す 小説

夜光花  奈良千春 

ネタバレ

待ってた新作!発行頻度が私の感覚だと高めで嬉しいです。次回作も一年以内だとうれしい。

BLでのガチファンタジーは貴重なので神シリーズ、薔薇シリーズがとても好きです。
CPはアーサー×樹里で固まったのかな?ランスロット×樹里も好きなのですけど、ランスロット的に不義理はできないよね。とか思いながら読みました。
今回、ジュリが死んだり、無敵だと思っていたモルガンへの打開策が見つかりそうだったり…

3

夜を閉じ込めた館 小説

夜光花  小山宗祐 

火サスBL

火サスのテーマが聴こえてきそうな作品でした。エロなシーンは、さすが夜光花さん、しっかりエロいのですが…あんまりBLを読んだ印象がない(笑) それほどに事件そのものの緊迫感がすごくて、ハラハラドキドキしながら読みました。謎解きを楽しむのではなく、ちょっぴりダークな雰囲気を楽しむ作品だと思います。

夜光花さんの作品の特徴だと私は思っていますが、今作も攻(not 主人公)に秘密があると見せかけて実…

1

少年は神の子を宿す 小説

夜光花  奈良千春 

アーサーと樹里のいちゃいちゃが増し増し

シリーズ5作目。前巻でかなり気になる終わり方をしたので、続きを今か今かと待ち続けてようやく読むことができました。

ストーリーもぐんぐん前に進む面白さなのですが、アーサーと樹里の関係が初回からどんどん増して、今作ではかなり甘甘で可愛かったです。



以下ネタバレ含みます。




妊娠が発覚した樹里ですが、現実世界の母にバレる所はなんとも可笑しかったです笑
現実世界の母に…

4

少年は神の子を宿す 小説

夜光花  奈良千春 

シリーズ一番の甘々な巻でした

『少年は神の花嫁になる』『少年は神に嫉妬される』『少年は神の生贄になる』『少年は神を裏切る』に続く「少年神シリーズ」の5冊目。めっちゃ好きなシリーズなので発売を心待ちにしていました。

ストーリーは、というと。ごめんなさい、ネタバレしてます。




前作『少年は神を裏切る』の終盤と、今巻の『少年は神の子を宿す』というタイトルからも分かるように、樹里、ご懐妊の巻でした☆

前作で…

9

熱情連鎖 小説

夜光花  梨とりこ 

オカルトミステリーとエロの融合

オカルト風味!
そして3P!
前半は、奇妙な老人から買うドリームキャッチャー、同じ夢を見る体験、夢と現実が繋がっている現象など、初めはほのぼのしてるとさえ言えるような幼馴染3人の夢遊びだったのに、瑛太を取り合う俊と典之の執着と反目や、俊が夢で人を殺したい、と言い出したり、夢の中に入り浸る俊がやつれ果てたり、とどんどん薄気味悪い展開になっていく。
同時に、俊と瑛太のエロシーンもなかなか凄い。瑛…

5

ずっと君が好きだった。 小説

夜光花  文月あつよ 

可愛くて素敵な2人

途中まで読んでて
「あれ?これ夜光花さんじゃなかったっけ?」
っと確認する位、あまり夜光花さんぽくないお話。
序盤で告白された時に言った「5年後に好きになってやる」
にまさか5年後に…とあったし、
5年後の告白の時に、八木(攻)と会えなくなるのが嫌で恋人にはなったけど、やっぱりHは…と裕紀(受)は悩んでたので、
やはりこれからヤバイ展開になるのかなーと思いましたが、
あらら、
無二…

3

ミステリー作家串田寥生の見解 小説

夜光花  高階佑 

もっとこういう系統のBL読みたいです

『ミステリー作家串田寥生の考察』の続編。
後書きによると、書かれたのは三年前ということです。

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受けの守は、今年30歳の編集者。
長いこと串田へ片想いしつつ他の男と付き合っていた過去があり、ゲイだということで勘当されています。

攻めは、守が担当する人気ミステリー作家の串田。
元々はノンケでしたが、前作で守と紆余曲折のすえ付き合うことに…

2

七日間の囚人 小説

夜光花  あそう瑞穂 

恐怖のち謎

ずっと読みたかった作品でした。

ある朝目が覚めたら、嫌いだと感じて避けていた男と二人で監禁されていた…!
なんの説明もなく、読者もこの恐怖感に取り込まれる。そして、たった二人の「サイコホラーサバイバル映画」のような七日間を共に過ごすことになります。
二人っきり、全裸で、片手を手錠で繋がれて。要(かなめ)はゲイを憎んで拒んでいたが、こんな状況の中でじわじわと崩れていく。絶対的アイデンティテ…

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