夜光花さんのレビュー一覧

眠る劣情 小説

夜光花  高階佑 

んー圧巻!!!

みなさまのレビュー通り、ミステリー臭のするソフトSMなお話。
高階先生の美麗な表紙と、タイトルに惹かれて購入。
BLだけど、BLと思えない読後感が不思議なモヤモヤ感。。。。
でも嫌な感じではなく。なにかもっと続いて欲しいような…←あかん私ドMなだけに(><)
非常に夜光先生の個性が出ていて、他にはない独特の世界に連れていってもらいました。


じわじわと攻めに侵略されていく感じで読ん…

2

束縛の呪文 小説

夜光花  香坂あきほ 

落差のある作品 2編

アンデルセンの「人魚姫」を彷彿させるようなお話だ。
―人魚姫は、海上にいる美しい王子に恋をした。嵐に遭い船が
難破した王子を救い出す。人魚姫は魔女と契約を交わし、声と引き換えに
尻尾を人間の足に変えてもらう薬を貰う―
 喬一もある契約をきっかけに、素直な恋心を見せない代わりに、
義隆との関係を維持する事を選択する。
―王子は救ってくれた人魚姫を、偶然、出会った娘と勘違いする。
声を失…

2

水曜日の悪夢 小説

夜光花  稲荷家房之介 

なんとなく中途半端

夜光花さんは、初読みです。
レビューなどを見るにあたり、人気の作家さんなんだろうなぁと思います。
なので、期待して読んだんですが....

文章は、落ち着いていて、とても読みやすかったです。
ただ私の感情の起伏を促がすような部分が全くなくて、全体的に印象が薄いです。
泣かせる要素や切なくさせる要素が、エピソードにふんだんに盛り込まれてはいると思うんですが、全てが通り一遍といった感じで、…

2

花の慟哭 小説

夜光花  高橋悠 

濃密

面白かったです。
ドラマ性抜群で、登場人物みんな魅力的。
夜光花さんがあとがきで「二冊に分けたかったお話」というのに納得、ストーリーがテンポよくドラマティっクにぐいぐいと進んでいく。
シリーズ的には五冊目なんだけど、シリーズ物って巻を重ねるごとに薄ーくつまんなくなっていくものが多いもんで、これは凄いと思いました。
ヨハンに生ぬるい救済を与えなかったところが好き。最後まで暗い信念を曲げなかったところ…

1

花の残像 小説

夜光花  高橋悠 

本シリーズより面白い

『凍る月』シリーズのスピンオフですが、本シリーズよりもこっちのほうが面白かったです。
攻めはとことんカッコイイし、受けにイラつかされることもない(本シリーズの受けにはとてつもなくイライラさせられたもんで…w)。
健気受けにもうちょい芯のある凛とした魅力があればいな~とは思いましたが、それは望みすぎかな。
とくに物語のラスト、そこに至るまでの展開が素晴らしかった。
お互いに一目惚れみたいなもんで、す…

1

闇の花 小説

夜光花  水名瀬雅良 

んー

地雷いろいろ踏まれました。
まず受けのアホさにイライラ。
忠告されてるのに安易に危険に飛び込み、案の定つかまって誰かに助け出される。自分で自分のケツを拭けないんなら、おとなしくしてて欲しい。この展開、ハラハラする以前にウンザリしてしまう。

また受けが、兄弟の禁忌の恋、嘘をつき通す覚悟がなかったことにも脱力。
「嘘をつけないこと」を単純に美徳としてほしくないなと。「心から愛してるから、嘘をつくのが…

4

執着愛フェア [眠る劣情]番外編 最高の恋人 グッズ

満喫~

眠る劣情の番外編と言う事でワクワクしながら読みました~。
ネタバレがあるので、ご注意下さい。

まず、最初のページから“トイレプレイ”です!しかも、挿入シーンからの(鼻血がピュー)
さすが、夜光花先生です(^ヘ^)v

なぜトイレかと言うと、「からくり人形館」の館長:東田とホテルで会合があったため、晶(受)が章文(攻)に「トイレで犯して」と頼んだようです。

それで、食事中に…

3

束縛の呪文 小説

夜光花  香坂あきほ 

挑戦する夜光さんが素敵。

今までの夜光センセイの作品は、執着攻めが多かったんですが、今回は予想に外れて執着受け。
すごく難しい題材なのに、それをサラっと読ませてしまうのが、さすが夜光センセイだなと思います。

「束縛の呪文」だけでは、喬一が恐れていたとおり、結局は義隆に捨てられるんじゃないかな・・とちょっと不安だったのですが、「解放の呪文」を読んで、2人はうまくやっていけると思ったので、ホっとしました・・(私はハッピ…

1

束縛の呪文 小説

夜光花  香坂あきほ 

どちらがよりひどいかと言えば

あとがきで、執着攻めのようで、実は執着受けとあったんですが、たしかに、よりどちらかがひどいか、というと、攻めよりも受けでしょうね。

一度、捨てられてしまってから、攻めを取り戻すために起こした行動だったら、もう少し同情できたとおもうんですが、捨てられるかも、という不安だけで、ここまでやって、あれこれグルグルしてるのは自業自得すぎて、攻めもご愁傷様という感じでした。

後半、出てきた当て馬?…

2

二人暮らしのユウウツ 不浄の回廊 2 小説

夜光花  小山田あみ 

甘い

私、痴話喧嘩な甘い続編てあんまり好きじゃないもんで、いまいち萌えませんでした。
もっと本格的に喧嘩してからの仲直りじゃないと、なかなか萌えないんだよね。
前作の「天然のアホの子で前向きな受けと、受けを本気でウザがりつつもほだされていく攻め」という関係性が大好きだったもんで、受けのマイナス思考が多くなってたことと攻めの「デレ」が多くなっちゃってたことも残念。
ただこういう甘々になった部分って、たいて…

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