夜光花さんのレビュー一覧

夜を閉じ込めた館 小説

夜光花  小山宗祐 

サスペンス風BL

私が始めて読んだサスペンス風BLかもしれません。
雪に閉ざされた洋館で一人、また一人死んでいき、最後に残るのは……!といった内容です。
受けの智洋が個人的に大変ツボだったので、萌×2(萌に近い)です。

サスペンス風の部分に関しては物語の面白い部分なので言ってはいけないですね…
でも読んでいくうちにだいたいの予想は付くと思います。
一人目だけが謎解きまでどうやって死んだのかちょっと迷っ…

4

眠る劣情 小説

夜光花  高階佑 

自覚の薄いSMプレイが見れる作品

「私Mです」「俺Sです」という自覚があるわけではなく、何気なくハードな方が盛り上がることに気づき、探り探りハードにしていった結果、SMに行き着いちゃった。みたいな作品。

そもそも、受はノンケだし攻もバイというゲイゲイしくないカップルなので、逆に「そこまでのプレイをよくぞできたな!」というギャップがよかったです。

つまり、SないしMの自覚があるもの同士にしては、ちょっとぬるいけど、SM初…

3

姦淫の花 小説

夜光花  水名瀬雅良 

執着攻めがお好きな方に

前作がサスペンスで読者を引き込む作品であれば、こちらは作者さんが思いっきりHを楽しんだような作品です。
しかもそのバリエーションが広くて、何度も出てくるHシーンに飽きることがありませんでした(笑)。
省吾の誠に対する執着度がどんどん増していくのが分かって、本作中でも省吾自身が思っていることなのですが、一体どこまで行くのか怖くなってきます。
まぁ、私は攻めが受けに執着するほど萌えるので、もっと…

0

リアルライフゲーム 小説

夜光花  海老原由里 

セレブゲーム

お金持ちのお遊び。
あんまりにも現実から遠くのトコロに住んでいる方達の きまぐれゲーム。
私は 4Pの為だけに購入。
SEXを賭ける人生ゲーム。
でもこれ 裏で仕組んであったよ。
腹黒い男がゲームだからと言って 前から好きだった友人を誘う。
SEXがしたいだけだった。
愛あります。
受けは寝てから気持ちに気づいちゃうパターンです。
4P場面は思っていたよりエロくない。
もっと激…

5

凍る月~灰色の衝動~ 小説

夜光花  高橋悠 

別の所で切なくなった。

この本が発売された時点では須王のスピンオフが発売されてなかったですし、設定自体が出来てなかったのかもしれません。

でも、須王×巴を先に読んで本編に流れて来た私としては、切なかったです。

須王がトップに立ったという事は巴失踪中(死んだと思われていた)時期なのに、巴の死を引きずってなさそうな、ニコニコ好青年のいい人須王。
「お姫様なら、さらえたのにね」
「先に俺が出会えたらよかったのに…

3

それが愛なのさ 小説

夜光花  門地かおり 

コメディ☆

女装姿の時に、高校時代の友人であり、初恋の人だった藤崎に再会した貢。
藤崎は貢だとは気づいていないらしく、チャンスだ!と思った貢は勢いで藤崎に○ェラをしてしまい・・・気づかれてしまい、後日藤崎から責任取ってちゃんと付き合ってくれと言われて・・・。

夜光さんの作品にしては珍しく、どたばたコメディ物。
後半の話は、前半の約1年後の話。
夜光さん以外の作家さんが書いていたのだったら、評価一つ…

0

堕ちる花 小説

夜光花  水名瀬雅良 

流石です・・・読ませますね

最近になってこの作家さんの作品を読み始めました。
初めて読んだ時もそうでしたが、BLだけにとどまらない世界をお持ちですね、この作家さんは。
ミステリーとかちょっとホラーっぽいものに一層の魅力を感じます。
この作品も兄弟間の禁断愛という要素の他にミステリー感も一杯で、その謎を追いたくてお話に入り込んでいきました。
BLの要素ももちろん魅力的なのですが、日本的なちょっと背筋がひんやりする怖いお…

4

それが愛なのさ 小説

夜光花  門地かおり 

夜光さん=シリアスが払拭された作品

どろっとして湿度の高いお話のイメージが強かったのですが
門地さんのイラストに惹かれて読みました。
すごくアホエロラブコメでした!(誉めてます!)

受け・貢の女装云々はあんまり萌えない私ですが、
貢自身、それが趣味だと言うわけじゃなかったようなのでOK。

攻めの藤崎は、貢が元カレ(?)の西井と体だけの付き合いだったと言われ
「そういうの気持ち悪い。ふしだらだ!」と怒ったにも拘らず…

1

闇の花 小説

夜光花  水名瀬雅良 

どちらが愛なのか

ふたりで死ぬことと、ふたりの想いを殺して生きること。

それが目に見えない「想い」だとしても、もしも、「生きてるかぎり、殺し続ける」道を進んでしまったら、尚吾はいずれ、母の薫に似ていったのじゃないかなあ。

とりとめもなく、そんなことを思いました。

快楽殺人に狂った母・薫の手から逃れ、それでもなお、自分の中に色濃く残る暗い影響をじっと見つめながら生きていた幼い尚吾が、父と後妻とのあい…

1

姦淫の花 小説

夜光花  水名瀬雅良 

兄さん落ち着こうか

えちのバリエーションがハンパないです(ノ´∀`*)

そのうえ、終わっても終わりじゃないわんこそば状態のえちなので、「兄さん落ち着けよ…」と思いつつも、内心「もっとやってもいいのよ」と絶倫攻め兄を煽ってやりたくなる(笑)

というか、誠くんがそうとう、無自覚(?)ながらも兄さんを煽っているかなあ。
うっかり例の香りを嗅いでしまえば、まんまと媚薬入り状態でのえちだし、
うっかり女装してし…

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