夜光花さんのレビュー一覧

七日間の囚人 小説

夜光花  あそう瑞穂 

執着攻めです

コンセプトは面白いと思います。
『おきざりの天使』でも思いましたが。
ドキドキできそうな設定です。
ただ、かなり読む人を選ぶかな。


攻め受けともにカフェ店員。
同僚です。
受けの要はゲイ嫌い、反対に攻めの亮二はゲイ。


ふたりは気がつくと、窓のない白い壁に囲われた部屋にいます。
(映画でありましたね)
ベッドしかない密室に鎖で繋がれ、全裸。
同僚として働く亮二にい…

2

花の残像 小説

夜光花  高橋悠 

白馬の王子様ならぬ…

夜光さん、大好きです。
ただ、作風的に痛い部分があるので、元気な時に読む作家さんです。

今作は『凍る月』シリーズのスピンオフです。
が、わたしは獣系はあまりピンときていなかったので未読です。
こちらは攻めがわたし好みの王子様だったために読んだのですが、本編の方は読んでいなくてもあまり問題ありませんでしたよ。
ただ、世界観を本当に理解するには、本編も読んだ方が良いのでしょうね。

3

おきざりの天使 小説

夜光花  門地かおり 

すわ!漂流教室か?と思いきや

パニックムービー大好きです。
夜光さんパニックですか?!と気になり購入しましたが…なんだろ、文章の感じが「これって夜光さんの作品…だよねえ?」という感じがしてしまいました。
特にえっちシーンがなんだか空々しくて。
している内容は夜光さんのえっちなんですけど、「きゃー」という悶えちゃうえっちさはなく、萌えはなかったなあ。


受けは高校生の圭一。
両親はなく、従兄弟である徹平の家で暮ら…

6

サクラ咲ク 小説

夜光花 

なんとも言い難い読後感!

読後すぐなので、なんだかうまくまとめられない感じですが
(いつもですけども)
何か言わずにいられなくなってしまってPCに向かっています。

正直、あらすじを見た時に「…重いだろうな…」と思いました。
それゆえ、購入してもさっと読めず
今ごろになってしまったという事情がありまして;
そもそも夜光さんの作品は往々にしんどいタイプが多いのですが。
いつまでも温めてちゃいかんなぁとようやく…

8

偏愛メランコリック 小説

夜光花  蓮川愛 

もう少しバリエーションが欲しかった

ネタバレなしで書きます。

夜光さんは大好きです。
ただ、ツンツン受けは好きでないため、夜光さんの作品の中ではあまり好みではありませんでした。
攻めは変態ワンコで好きでしたが、受けキャラが苦手かな。

受けの敦彦は出版社に勤める、ノンケ編集者。
過去のトラウマで、人形が大嫌い。

攻めは人形作家で、人嫌いの夏目。
杏珠(人形)をこよなく愛す31歳。

杏珠とそっくりな敦彦が…

2

不浄の回廊 小説

夜光花  小山田あみ 

最強のパーさん

ネタバレなしで書きます。

夜光さんの作品ですしタイトルからいって「重そうー、暗そー」と思いがちですが、まったく真逆でした。
夜光さんてこんな感じの物も書かれるのかと、驚きました。

受けの歩は父親ゆずりの霊能力があり、それが原因で中学が最終学歴の24歳。
そのせいでスッカリ箱入りの世間知らずになってしまったため、父親から一人暮らしを命じらた。

攻めの西条(つい歩風に『くん』とつ…

6

忘れないでいてくれ 小説

夜光花  朝南かつみ 

身も心も男前

ネタバレなしで書きます。
スピンオフの『サクラ咲ク』が読みたくて、こちらを購入しました。

受けの清涼は他人の記憶を見、それを消す能力を有し、自分自身の復讐のためにこの能力を商売にして、ある人物を探し続けています。
口が悪く奔放です。「キモイ」とか言っちゃう受けって笑えます。

攻めは刑事の秦野。
秦野自身も過去にトラウマがあり、それを抱えながら生きています。
生真面目で、当たり前…

7

咎人のくちづけ 小説

夜光花  山岸ほくと 

次第に人間らしい感情を手に入れる受け

作者初めての本格ファンタジーの3作目、1作目は今回の舞台となる国の騎士と鳥人との
ファンタジーで、2作目が今回の作品のスピンオフにあたる作品で
悪魔のような魔術師レニーとサントリムの第三王子ヒューイが主役、そしてその二人が
今回の作品にも出ているのですが、それはこの話がサントリム国での出会いから
始まるし、前作のその後的な流れでもあるためです。

出来ればこの1冊だけでなく、前作の「あ…

7

薔薇の奪還 小説

夜光花  奈良千春 

薔薇騎士団内の戸惑い

3巻の終わり方から、続きにあたる最初の部分だけは悲壮感が漂っていたものの、それ以上引きずる事はなくてほっとした。

4巻では薔薇騎士団内の内部関係が中心。
啓もレヴィンも戻ってきて、元々信じあっていた仲間内の団結が更に強くなり、ラウルの救出から復帰、あと啓自身に薔薇騎士団に戻る気はなくとも、周りが復帰を切望しているくだりに、敢えて年月を経過する必要はあったのだなと納得。
再び仲間が揃った状…

1

サクラ咲ク 小説

夜光花 

幸せになって欲しいな

夜行さんの作品なので、痛いところがあるのは了承済みでした。
こちらでレビューを読み、櫻木先輩はわたしの好きなタイプの攻めだと確信し、こちらを読むために前作の「忘れないでいてくれ」も読みました。

受けの怜士は高1の春に3ヶ月行方不明に。
本人もその間の記憶がない。
それだけでもヘビーなのに、接触恐怖症。もちろん写真や体を重ねることもNG。逆上し殴ってしまうことも。
そして中学時代告白ま…

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