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木原音瀬 大竹とも
まりぽん812
ネタバレ
普通のノンケの男同士が恋に落ちたらきっとこんな風に悩むのだろうな、という等身大の恋のお話。 戸惑い、近づいて、すれ違って、結ばれる二人から、恋の切なさや喜びがシンプルに伝わってきました。二人の心の動きが丁寧に描かれていて、こんな恋ありそう、と頷きながら読みました。 ブライダルコーディネーターの朝霞は、一年前に初めて担当したお客様・笹川吉郎と偶然歯医者で再会する。その後も偶然が重なり、やがて…
木原音瀬 草間さかえ
カラフル
普段芥川賞作家より直木賞作家の本を愛読している者ですが、BL界の芥川賞と名高い本作は圧巻の読み応えでした。予想外に所々泣かされました。意外だったのは、冤罪はテーマでは無かった事です。そちらに重きは置かれていません。妙齢な男同士の風変わりなラブストーリーがテーマです。「妙齢」な所がポイントです。 この巻では、刑務所内での喜多川と堂野の二人の出会いと親交が描かれた表題作の「箱の中」とその後の喜多…
木原音瀬 高緒拾
初めて読んだときは過激な描写に圧倒されて、あとがきの「ハッピーエンド」が納得できなかったのですが、繰り返し読むうちに、傷つけ合い、相手の嫌なところも体も全て知り尽くした男二人がたどり着いた結末と考えれば、これはありだと思うようになりました。 表題作「FRAGILE」は、優秀な広告プランナー・青池が卑劣な上司・大河内に凄まじい復讐をする話。 大河内が犬のように裸で首輪につながれ、辱められ、プ…
木原音瀬 茶屋町勝呂
表題作の「秘密」は、ある秘密を抱える大学生・啓太と、幼い言動に似合わずセックスがうまい充が、夜に飲み込まれるように惹かれ合っていく話で、啓太の視点で書かれています。 緊迫感あふれる独白から啓太の混乱ぶりが伝わってきて、読んでいるこちらまで混乱してしまいました。この混乱こそが彼の抱える秘密に深くかかわっていたことを知ったのは、最後のどんでん返しで。充が隠し続けていたある秘密も、明らかになります。ホ…
木原音瀬 糸井のぞ
表題作の「期限切れの初恋」は、地味で内向的な宇野が、落ちぶれた片思いの相手・村上を偶然見つけて自宅に住まわせる話で、宇野の視点で書かれています。 タイトルが謎かけのように思えました。「初恋」だから、大学時代に宇野が村上に抱いた初恋のことなのでしょうけど、それは社会人になり会わずに何年たっても、全く終わっていないのです。 大学で村上が作ったキャンプサークルに誘われ活動を共にするうち、村上を好きに…
木原音瀬
本編「深呼吸」の隙間を埋めるようなサイドストーリー四編。谷地と榛野の関係がとても甘やかで、何回読んでも胸がいっぱいになります。 「エアメール」 本編で谷地がロンドンの榛野を訪ねた理由が明かされます。 毎週谷地にエアメールを送ってくる榛野がいじらしくて。時間のかかる静かな手紙のやり取りだからこそ、谷地の中に少しずつ榛野への情が育っていったのでしょうね。甘えてきた猫の寝顔を「榛野に似てる」と…
木原音瀬 小椋ムク
表題作「リバーズエンド」は、「キャッスルマンゴー」の十亀の高校時代の話。 アル中の父親、借金漬けの暮らし。姉は工場で働き十亀はアルバイトに励むが、暮らしは一向に楽にならず…。 夜中、橋の上で泣く姉を黙って抱きしめる十亀の優しさが、たまらなく胸に沁みました。 姉は暗い川面を見ながら話します。父は母が好きだった映画「リバーズエンド」をまねて母の遺骨を海に流したのだと。このとき姉が映画のタイトルを…
hepo
1、2巻まとめてのレビューで失礼します。 タイトルの「マンゴー」に食べ物センサーが反応して購入したこちら。 初回から4カ月あけて再読してみたら、「しゅみじゃない」→「萌2」に変わりました。 最初に読んだときは主役2人の性格が受け付けなくて…。十亀がさんざん万に失礼なことをしておきながら、弟の貞操の危機!となっただけで「お前は謝らないのか」って何様やねーん!と嫌いセンサーが作動。万も自…
木原音瀬 彩景でりこ
パンチパーマかつら社長・堀内と、新入社員・渋谷。年の差20歳以上。誤解から始まった男同士の交際が、両想いにたどり着くまでの物語。 堀内と渋谷が深刻に悩めば悩むほど、切ないのに、二人のかみ合わなさが可笑しくて。コメディなのか、シリアスなのかハッキリして!と思いながら、最後まで一気に読んでしまいました。木原先生、ギャグも容赦ないのですね。ジーンとなる結末にとても満足でした。 渋谷が勤めるペット…
木原音瀬 水壬楓子 和泉桂
さぼ
「群衆」という「モブ姦」をテーマにした、本書と同じメンバーによる合同誌を読了後に、Amazonにオススメされて手に取りました。 こちらは、「両性具有」がテーマです。 神評価にしましたが…… 正直な感想としては、別に両性具有にしなくてもいいんじゃない?というもの。 特に、後半の2作品。 和泉さんと水壬さんの作品。 ストーリーは、ものすごく良かったんですけどね。 逆に、木…