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麻生ミツ晃 木原音瀬
まりぽん812
ネタバレ
原作小説の濃密な物語がどのようにコミカライズされたのか。大変興味が湧いて、読んでみました。 記憶を取り戻し、藤島とのかかわりの中で揺れる透の心理描写を中心に、オリジナルのエピソードも加えられ、悲しくもドラマティックな作品になっていると感じました。 特に重要だと思ったオリジナルのエピソードが三つあります。 一つ目は、冒頭、パティシエ修行でフランスに留学する直前の透と藤島が優しく愛し合う…
木原音瀬 麻生ミツ晃
ポッチ
『COLD』シリーズの完結編。 今まで刊行されていた同人誌や特典をまとめた1冊なので既読の作品もあったりしましたが、木原先生もインタビューで答えていらっしゃいましたが時系列通りに並べての収録になっているので非常に読みやすく、また手に入れていなかった部分もまとめて読めてとても嬉しかった。その分、本の厚さもすごい。非常に読み応えのある1冊でした。 内容としては『COLD SLEEP』、『C…
fandesu
ここの所、木原さんのお話は「怖い怖い」と戦くか「残酷……でもこれがリアル」と打ちのめされるかのどちらかでした。今日、このお話を読み終えて「あたしが読みたかったのはこれだーっ!」と狂喜乱舞しております。やはり私は救済が欲しい。私も含めてダメな奴でも、今の状況も含めて困った状況でも変えることが出来ると思いたい。 COLDシリーズの総集編。透と藤島は各巻の間の番外編、秋沢と楠田は本編終了後に楠田が…
COLDシリーズが大好きで、発売日を指折り数えて待っていました。 フェア小冊子やペーパーなど、今では手に入らないものもたくさん盛り込まれていて、本当に嬉しいです。 「COLD HEART in NEW YORK」の秋沢・楠田のその後をメインに、透と藤島の短編、久萬が秋沢のマネージャーになったいきさつなど、COLDシリーズの登場人物たちの日常のエピソードも描かれ、彼らの世界にたっぷり浸ることがで…
木原音瀬 日高ショーコ
カミラ
木原さん二作目です。 箱の中でのダメージがデカかったので、最後松岡が幸せそうで本当に良かったです(☍﹏⁰) あとがき見る限り、遠距離恋愛もそんな長い間ではないのかな?? 今作は文庫でなくノベルの方で読んだんですが、美しいことーで終わらせて私も寛末に好意を持ったままで終わらせられたら良かったのに… と少し思ったり_:(´ ཀ`」 ∠):_ 本当どこが良いんだ!? どこが良いんだよ…
木原音瀬 峰島なわこ
『小説オメガバースアンソロジー』(2017年10月発行)収録の一遍。 「木原さんのオメガバース?」と読み始めたのですが……木原さん、相変わらず無慈悲。 ここのところ『心と体の反応が異なる人』のお話が多いですね。 いやー、辛い辛い。 河内はΩですが、抑制剤でコントロールしながら一般企業での仕事に就けるほど発情期が軽い体質です。この様な体質のΩは35歳までセックスを経験せずに過ごすと発…
Matsuoka
小冊子 で 後日談。幸せいっぱい よかった よかった (^_^)
木原作品の『COLD』シリーズのコミカライズ版の3作目。順番としては『COLD SLEEP』→『COLD LIGHT』の続編です。コミカライズ版なので、内容としては小説と同じですが、一応ざっくりと書きたいと思います。 ネタバレ含んでいますので、苦手な方はご注意を。 『COLD』シリーズの中で、最も痛く、そして切ない巻です。 1作目の『COLD SLEEP』は、事故…
木原音瀬 茶屋町勝呂
Maeploy
表紙の暗い感じと、読み始めで殺人の空気が漂い、木原作品でこれはきっと病んでるに違いないと、購入はしたもののずっと放置したままでした。最近になり木原音瀬中毒が再発、恐れながらもこの作品を手にしました。これがなんと、期待を(いい意味で)裏切る心温まるストーリー。痛く悲しい場面が全く出てこないというわけではありませんが、充と啓太が両想いになってから(充はずっと一途でかわいい)の二人の関係は確固たるものだ…
前作「COLD HEART in TOKYO」の続きが、前半に収録された「COLD HEART」で描かれています。 TOKYO編の最後では、蛍デートに楠田を誘う秋沢がいじらしくて、このまま穏やかに成長してくれないかな、などと期待していたのですが…。無残に裏切られてしまいました。 秋沢の異常な性観念に傷ついた楠田は別れを切り出しますが、秋沢の狂気じみた執着が楠田の心も体もズタズタにしてしまい…