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木原音瀬
まりぽん812
ネタバレ
「アオイトリ」のその後が気になって、読んでみました。 「アオイトリ2」 オメガの河内は女性の恋人がいましたが、突然の発情の暴走で、会社の後輩・アルファの犬飼と交わり妊娠。犬飼は運命の番の河内にずっと想いを寄せていました。犬飼の支えでやっと子育てに慣れた矢先、またもや発情。異性愛者の河内は、犬飼とのセックスも妊娠も拒絶して死のうとしますが、犬飼に強引にセックスされ、再び妊娠する…、というとこ…
男性向けファッション誌「RICKY」の副編集長・三木(背が低く、顔も普通)と、部下の原西(元引きこもり、イケメン)のお話です。 原西は三木に片思い中。三木は男の原西を恋愛対象としては考えられませんが、慕われる状況が心地よくて、きっぱり拒絶できない、という状況です。なので、作中で色っぽい場面はありません。 でも、三木が容姿が冴えない分ファッションセンスを磨いてきたことが伺えたり、男性への審美…
木原音瀬 カズアキ
あーちゃん2016
2巻でこの痛さ。最後までいったらどうなるんだろうと、超不安な木原先生の御本・・・日本のぬるま湯世界とは540度ぐらいかけ離れている厳しい世界が気になるので最後まで読むけど、先生、これ以上落とさないでほしいと願う2巻でした(´;ω;`)ああ、続きが気になる。 小説ウィングスやカグヤに掲載されたお話2編+単行本での書き下ろし+文庫化した今回の書き下ろし18P(これが泣かせる)ほどです。最後がとても素…
ホープタウンから中央都市に移り住んだミアとスタンリーの結婚式に招待された、娼館“猫の館”の女主人・杏子と、可憐。式の当日、身支度を終え、店の奥の控室で迎えのエアバスを待っています。 「クソ女の結婚式なんて行きたくなーい」と愚痴る可憐に、杏子が「嫌だ、嫌だと言いながら、最上級におめかししているじゃないか」とツッコミます。 可憐の淡い紫色のドレスは、なんと彼女の給料一か月分。でも、張り切ってお…
麻生ミツ晃 木原音瀬
たじまみり
透の記憶が戻り、透の過去も判り、ここまで蓋をしていられたものも出来なくなり、今まで貯めてきた水が栓を抜いて一気に流れ出てしまったような、オアシスが砂漠になってしまったような。本当にとんでもない絶望感を感じました。 幸せだったあの6年間を透が忘れてしまった。 でも記憶を取り戻した過去の透も、本来守ってあげたかったはずの透であり…。 好きだけではどうにもならない。 暴力とはやはり恐怖で…
表紙の謎めいた黒髪の少年と、帯の「願い事はただひとつ、きみと話ができたらいいのに」に、どんな物語か全く予想がつかず、ドキドキしながらページをめくりました。(読後、この帯のコピーの素晴らしさに唸りました。) 前作では、謎の科学者ブロイルスが作った“願いが叶う薬”が、彼の死後、八尋、バート、ニコラス、ミアの四人に、二粒ずつ配られました。 本作では、ハイビルア研究所に住むニコラスと愛犬ジョンの互…
ポッチ
2012年に刊行された作品の新装版。旧版は『パラスティック・ソウル -はじまりの章-』と『パラスティック・ソウル -おわりの章-』の2巻完結ですが、新装版は4か月連続で刊行される4巻完結の作品になっています。 この作品は2巻目。SF要素も満載で、ちょっと特殊な設定なので、前作未読だと理解できないと思います。1巻未読の方はそちらから読まれることをお勧めします。 という事でレビューを。 …
雀影
成就することのない愛のお話の連作集。 1編1編は独立したお話ですが、そのお話のリンクの仕方が凄く巧みで、読み進めているうちに、人の内面が多角的に浮き彫りにされてきて圧倒されます。 非BLなので、ゲイのキャラクターは登場しますが、BL的な男性同士の恋愛関係が成立することはありません。 っていうより、このお話って恋愛小説ですらないよね。 性愛についてのお話ではあるけれど、恋愛にはたどり着けない…
木原音瀬 宮本佳野
ふばば
先に宮本佳野先生のコミックス「The end of youth〜あいの、うた〜」を読んでおります。 その視点で読むと、はじめに収録されている「あいの、うた」に少し驚く。 あの、繊細で打たれ弱かった田頭(たがしら)が、小規模ながらも月刊の音楽雑誌の編集長として部下を率いている…!随分骨太になったなぁ、と。 さて、元々のメインストーリー?の「あいの、うた」は、その音楽雑誌の編集者、ゲイの小菅と売…
Sakura0904
ついに高久が失っていた間の記憶を取り戻し、2人の蜜月が壊れてしまうところから始まる最終巻。しかし今度は、過去を思い出した代わりに、記憶喪失だった頃の6年間がごっそり頭から抜け落ちてしまいます。藤島を好きになったこと、お菓子作りに興味を持ちパティシエの修行をしようと思っていたこと、バイトをしたケーキ屋や楠田、商店街の人達との付き合い、事故の真相をすべて忘れた高久。そして、しまってあった写真を見て、…