木原音瀬さんのレビュー一覧

吸血鬼と愉快な仲間たち 4 小説

木原音瀬  下村富美 

愛すればこそだけれど…

アメリカ編は2巻目。ハイジャックに巻き込まれたアルと暁。アルの吸血鬼の能力・記憶操作は完璧ではないものの、犯人たちの撹乱に成功し、二人は力を合わせて事件を解決します。
しかし、大怪我を負ったアルにたくさんの血を飲ませた暁はひどい貧血で入院してしまいます。

キエフから、アルが中途半端な吸血鬼でいることが暁の迷惑になっている、君は暁に愛されている自信がないだけなんだよ、と図星を指されても、アル…

6
非BL作品

ラブセメタリー 非BL 小説

木原音瀬 

幸せとは?正しさとは?

ペドフェリアをテーマに幸せとは何か、正しさとは何か考えさせられる作品でした。

この作品には2人のペドフェリアを抱える男が登場します。その2人を中心にペドフェリアの男を愛してしまった男、ある種被害者ともいえる男、ペドフェリアを持つ男を知る一般家庭を持つ普通の男など様々な人間が語り手となり物語か進行して行きます。

誰もが望んでその性に、そして愛する相手の性別や年齢を選んでいる訳ではない。け…

5

吸血鬼と愉快な仲間たち 3 小説

木原音瀬  下村富美 

物語のテーマが見えてきた

アルは続投が決まったテレビドラマの撮影のため、暁に付き添われて数年ぶりにアメリカに戻ります。なんと蝙蝠の姿で冷凍され、食品扱いの国際便で送られるという荒業で。

偶然再会した吸血鬼仲間・キエフの言葉がアルの心を揺らします。人間とは深くかかわらないほうがいい、愛する人が先に死んでしまう悲しさを君はまだ分かっていない、と。そして、アルが、暁の傍にいたいから完全な吸血鬼にはなりなくないと言うと、キエ…

3

吸血鬼と愉快な仲間たち 2 小説

木原音瀬  下村富美 

BL要素が出てきて嬉しい

暁の勤めるエンバーミング施設で、夜の清掃のアルバイトを始めたアル。ゲイのエンバーマー見習い・室井が暁に積極的にアプローチするので、モヤモヤしたり焦ったり。暁への恋心を自覚し始めます。また、雑誌のモデルをしたのがきっかけで役者デビューすることになり、アルの身辺はますますにぎやかになっていきます。

アルが仲良しだった女優の遺体の血を思わず舐めようとしてしまい、吸血鬼の本能と人間の良心とのジレンマ…

3

吸血鬼と愉快な仲間たち 小説

木原音瀬  下村富美 

これからの展開が楽しみ

昼間は蝙蝠、夜は人間の半端な吸血鬼・アル。蝙蝠の姿のまま冷凍食肉と一緒に日本に送られてしまいますが、良き出会いに恵まれ、それまでの寂しく惨めだった人生が変わっていきます。

前半は、アルが吸血鬼になった経緯、暁や忽滑谷と知り合う過程が描かれ、ゆっくりしたペースで話が進みます。アルが可哀そう…と思いながらも、全一巻の作品に慣れていた身には少し退屈で(すみません)。でも、アルが殺人鬼に刺されて大け…

2

愛すること グッズ

想像力って怖い

遠距離恋愛を始めた寛末と松岡の話
続きよめて幸せでした

漫画と違って、ノベルって想像だから。。。
寛末が怒ってると思って泣いちゃう松岡や
寛末の鎖骨に鼻を乗せて「一緒に住んで」とお願いする松岡とか
想像して、やばいめっちゃ可愛いって悶えました。

そして、篠崎に惚気ている松岡もたまらん好きでした
可愛い可愛い
寛末じゃなくても、思いますよね。
可愛すぎです。。。

でも…

3

美しいこと 下 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

惚れた弱み

”どんな君でも好きだよ”と言った寛末は、
大好きな葉子が、松岡だったと知って
受け止められず、松岡から距離を置くようになる
二人とも、もう会わないと思っていたのに
共通の知り合いを通じて、また出会ってしまった二人

受け止めてもらえないとわかっているのに
好きでいるのを辞めれない松岡と
同じ人だって、性別が違うだけだってわかっているはずなのに
”男”である松岡をどうしても受け入れ…

6

美しいこと 上 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

感情がぶつかりあう。。。二人の幸せって何だろう

女装した、営業課の松岡は、酔わされて襲われそうになる
被害者は松岡なハズなのに
襲った男は、松岡が”男”であると知ると、
『変態野郎』と罵り、彼を平手打ちにする
松岡は、その場を所持品を全て置いてがむしゃらに逃げ出して
どうしようもなく、ただ道端でしゃがみこんでしまう。。。
そして、彼にやさしく声を掛けてくれたのは
彼の今後の人生を変えるといっても過言ではない
総務課の寛末だった

2

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恋愛の醍醐味

日本での仕事を終えたダンは、佐川をニューヨークに連れていき同棲し始めます。
本編は佐川の視点だったのでダンの気持ちは想像するしかなかったのですが、この短編でダンの一途な気持ちが明らかになります。

ダンが佐川のインスタグラムを覆面でフォローし行動を逐一監視するのも、不安な気持ちの裏返し。そして、相手を信じ切れないその不安感は、本編で鶴屋に手ひどく振られたトラウマだったのですね。鶴屋に全く気持…

2

鈍色の華 小説

木原音瀬  ZAKK 

夢中な男たちが可愛い

一年くらい前に初めて読んだときは、エロばかり‥と、ちょっと食傷気味な読後感だったのですが、読み返してみたら、とても面白くて。私が変わったのかしら?と、ちょっとソワソワしてしまいました(笑)。

ハイクラスの男、兎河とダンが、冴えない男、鶴屋と佐川に陥落する下克上感がたまりません。そして、彼らが表面上、主導権を握ろうと言葉で取り繕う様が、滑稽で可愛いらしくて。
知性を離れた欲望の部分だからこそ…

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