木原音瀬さんのレビュー一覧

パラスティック・ソウル(1)(表題作「fake lovers」) 小説

木原音瀬  カズアキ 

文庫化&4か月連続刊行

あらすじと表紙が気になったので購入。四六判の文庫化で4か月連続刊行とのことです。「①プロローグ+②1カプ目+③別の兄弟のお話+④ドラマCD特典プチ文庫17P+⑤1カプ目の書き下ろし9P」で、加筆訂正しているとのことでした。④⑤がすごくせつなく甘いお話で良かったので、四六判で①が好きだった方はもう一度手に取ることを検討しても良いのではと思います。あと、ペーパーも1カプ目のハネムーン話だったので、ペー…

5

吸血鬼と愉快な仲間たち 1 コミック

木原音瀬  羅川真里茂 

今のところ切ないこれからが楽しみ

小説を買ったものの読み進められずコミックからと思いこちらを読んでみました。

泣き虫吸血鬼のアルの過去や境遇や現在に悲しくなります。
孤独に中途半端な吸血鬼としてなんとか生きてきたのが何故か日本に来てしまって…。

警察から暁の所に連れてこられなんとか変態外国人から吸血鬼であることを証明します。

モノトーンの服ばかりで謎の多い暁。辛辣ですが実は優しくて。

最後はアルが見知らぬ…

3

パラスティック・ソウル(1) 購入特典・書き下ろしペーパー グッズ

水中キスは、きっとプールサイドから見えてますよ(笑)

「何でも望みが叶う薬」が元で、紆余曲折を経て結ばれたジョエルと八尋。結婚して3年目にして、やっとスペイン地区に新婚旅行にやってきます。
ジョエルがわざわざプールのあるホテルをチョイスしたのに、八尋はデッキチェアで本を読むばかりで泳ごうとしません。ジョエルが「もしかして、泳げないとか?」と問うと、顔を赤くしてしまいます。

あら?犬って泳ぎが得意じゃなかったかしら?と思い、ネットで調べてみると…

1

パラスティック・ソウル(1)(表題作「fake lovers」) 小説

木原音瀬  カズアキ 

薬の限定的な効果、分けられた数が物語を面白くしている

旧作の方を読もうかと考えていたところに、文庫版発売のお知らせ。楽しみに待っていました。

国制度が廃止され貧富の格差が極端に広がった未来社会、移動手段はエアカー、伝染病予防のワクチンが原因で誕生した犬の耳と尻尾を持つ「ビルア種」といった、ワクワクするようなSF設定。それらと、ある科学者が遺した「何でも望みが叶う薬」という古典的で、ある意味生き方を問うような哲学的な要素が相まって、不思議な読後感…

7

パラスティック・ソウル(1)(表題作「fake lovers」) 小説

木原音瀬  カズアキ 

世界観に圧倒される

2012年に刊行された作品の新装版。旧版は未読です。

旧版との違いは、
・プロローグ
・fake lovers
・dear brother
・true lovers
・newlyweds(これが書き下ろし…かな?)
・あとがき
が収録されていて、

・eternal friend
・eternal friend and more……
は収録されていません。
旧版をお持…

9

COLD FEVER コミック

麻生ミツ晃  木原音瀬 

絶望に浸れます!

帰宅直後、待ち構えていた透を振り返る藤島の顔が、藤島母に殴られていた時の透の顔を彷彿とさせ、絶望が絶望を読んでいる様に引き込まれていきました。

あんなに幸せ一杯だったのに、どん底まで叩き落されます!!

この巻のための前巻、前々巻だったと、しみじみ。

透は透で辛いのは承知なんですが、どうしても藤島目線で読んでしまいます。藤島の半生をいつか透にも知ってほしい…

ボロボロでありな…

4

COLD SLEEP コミック

麻生ミツ晃  木原音瀬 

まとめ買い必須です!

是非一気に読むことをお勧めします!
次巻以降、辛いお話が好きな方にとっては、たまらないお話が待っています!
言わずと知れた名作が、コミカライズされたことによって手に取りやすくなりました。
このコミカライズがあったから、原作小説も買っちゃいました。笑
小説も漫画もどちらもオススメですので、興味を持たれた方、是非一読ください!!

1

NOVELS PLUS mini 10 小説

木原音瀬 

まだまだ続きが楽しみです

どちらも商業作品のその後です。

「アオイトリ 2」は、オメガバースアンソロジー掲載作の続編。未読でも分かるように説明があります。2人目出産した後、初めての発情期までの犬飼視点の話です。犬飼は頑張っているけれど、河内の辛さもわかるし…と思いつつ読みました。河内が犬飼の手を軽く握る描写でちょっとほっとしました。

「mundane hurt」の8は、7の直後となるベッドインとその翌日の話。長…

5

COLD FEVER コミック

麻生ミツ晃  木原音瀬 

重い

もうほぼ忘れたと思っていたのですが
読み進めていくうちにかなりフィードバックいたしました。
そう、そうだった。

記憶を失っていた間の透。
とつぜん記憶を取り戻した透。
自分が知らない間に月日は流れ、自分を取り巻く環境も変わっていた。
知らない間に失ったもの、手に入れたもの。
受け入れられること、受け入れられないこと。
そして藤島との関係。

藤島との過去。
自分がどう思い…

5

「熱砂と月のマジュヌーン」初回限定封入特典 グッズ

相変わらずの主従関係めいたやり取りに見えるけれど…

本編の最後で気持ちを確かめ合ったハッサンとファウジがロンドンに移り住み、二年たった頃のお話。
ファウジは目の手術を受け、もののありかが分かるくらいには視力が回復しましたが、外出はハッサンに手を引かれてのようです。ツンなファウジにとっては、手をつなぐ理由があって、よかったではないですか(笑)。

夕食を食べに二人で外出したものの、「寒い、寒い」と騒ぐファウジを黙らせるため、ハッサンはファウジの…

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