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和泉桂 木原音瀬 水壬楓子
碧雲
『和泉桂・木原音瀬・水壬楓子』の三人による 、短編3話、 和泉桂・木原音瀬の二人に「水壬楓子」が入った三人の合同誌。 テーマ、「もぶ姦」 以下、読了済み者にしかわからない、私が面白いと思った箇所。 木原音瀬「迷路」 精子の質を調べる検査でランク分けされる近未来。 少年達は、検査を待っている。 突然閉じ込められた密室で、女性役を押し付けられた小柴君、 でも、少年達のリーダー格、谷…
木原音瀬 水壬楓子 和泉桂
2013/08/11発刊の3本の読み切り短編。 和泉桂「パラケルススの純愛」 木原音瀬「真夏の国境線 ~奇襲~」 水壬楓子「花」 三編とも、受の両性具有が美人。 オメガバースより、実社会に存在するのでリアル感が大。 木原音瀬「真夏の国境線 ~奇襲~」 敵国の拷問を受け、植物の種を体内に埋め込まれて、寄生植物の疑似性器ができた兵士ジャック。 ジャックの為に、精子提供…
木原音瀬 鳩屋タマ
kurinn
ネタバレ
こちらの作品は旧版も未読でした。 木原音瀬先生がTwitterで「書き下ろしがはいったことで ラブラブハッピーエンドになりました!」と呟いていましたが、心配症なので旧版と新装版のレビューを読んで心が落ち着いてる時に読みました。 表題作の「黄色いダイアモンド」は、確かに行き場のない邦彦の気持ちが切なくてしんどかったです。 でも邦彦視点は「黄色いダイアモンド」までなので、思いのほかキツく…
コタカ
既刊作に新たな書き下ろしを加えた新装版。 この書き下ろしが全て。 旧版は、ここに辿り着くまでの物語だと思う。 読者の気持ちすら昇華する、甘くて癒される書き下ろしに驚きました。(いい意味) 木原作品では稀な甘さではないでしょうか? 鳩屋タマ先生のイラストもほんわかしていて、作品をよりマイルドにみせてくれます。 とはいえ、理不尽な虐め描写があったり、触れてほしくない気持ちを抉ってき…
ポッチ
作家買い。 2000年に刊行された同名小説の新装版。旧版は未読なのでそちらとの比較はできません。 2000年、ということは21年前に刊行された作品ですが、今、木原さんが書かれたと言われても違和感のない作品でした。木原作品の根っこは変わってないんだなあとしみじみ思いました。 新装版の挿絵を鳩屋さんが描いてくださっていて、だからでしょうかね、すごくほのぼのな空気感漂う表紙になっていますが…
木原音瀬 紺野キタ
ふばば
私が読んだのは2002年発売のアイス文庫版ですが、そちらに書き込めず誘導されました。 何と2020年に電子で出てたんですね。 電子版では電話のシーンがスマホに変わっているというウワサ。 私が読んだ版では、社員寮で共有の電話がひとつ、電話があると呼び出されて気を使いながら短時間話す、という昔懐かしい設定でした。 「恋愛時間」 「恋人時間」 「兄の恋人」 「海岸線」 という4つの短…
木原音瀬 糸井のぞ
執着攻めばかり読む崎
普段は攻めが受けを溺愛するものか、執着攻めばかり読む私ですが、今回は趣旨を変えて購入。 音瀬先生の作品は「FRAGILE」を既読。 痛い・グロい・重い、があまり得意ではないので心構えをして拝読。 読み始めて中盤くらいで終わりを感じ、すごくいい物語だなぁと思いきや後半が本番でした。 ああ、これが音瀬先生か…と再確認させられた後半は攻め視点。 受けはもちろんのこと、読んでいるこち…
木原音瀬 カズアキ
ひみた
「僕の脳は、何も考えないことを求められている。それでも、君のことを考えている時、僕はたまらなく幸せな気持ちになるんだ。なぜだかわかるかい? 君がね、僕のことを気にかけてくれているからだよ。ありがとう、ベイビー」 「パラスティック・ソウル」シリーズ未読の感想です。特殊設定のお話ですが今作だけでも問題なく入り込めました。 木原さんの作品は読者も身を削りながら読むようなところがありますが、今回…
木原音瀬 峰島なわこ
蚊取り犬
すごく人気のある木原先生の作品を読んでないのはBL好きとしてどうなのか、と思って始めて手に取ったこの作品。確かにサクサクは読めるのですが、大事な部分の説明が抜けてたり、展開が飛び飛びだったり、「〜だった。〜だった」と過去形が続いて、まるでダイジェストかあらすじでも読んでるかのような文体に違和感を感じてしまいました。 すれ違いや鈍い受けの勘違いはBLのお決まり展開ですが、これはやりすぎで本当にすれ…
木原音瀬
しばいぬさん
他のレビュアー様のレビューを、わかるーーー、わかるーーーと頷きながら読みました。愛とは温かいものだけじゃないんだな、それは行き着いた執着となって、もはや本人たちすらも、自分を行動させる深層心理を理解できないでいる。すごい本でした。 あらすじは他のレビュアー様が書かれているので感想を書きます。 とにかく、三浦、杉本の非常に繊細な心理描写を淡々と延々と書き綴り、物語の軸となるところに一切の…