total review:285159today:45
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
215/239(合計:2384件)
木原音瀬 草間さかえ
菊乃
ネタバレ
読み終わったあと、しばし放心状態でした。 それくらいズンと心のに響くお話でした。 「箱の中」に引き続き、最悪キャラの登場でしたね。 それは、堂野の妻。 多分、この人の行動って、決して計算ずくじゃないんだろうけど だからこそなおさら腹立たしい。 結局、堂野の娘・穂花が死んだのも、元はと言えばコイツのせい。 でも、コイツは自分のやってた事を棚に上げて 「自分だけが悪いんじゃない」み…
木原音瀬 門地かおり
むつこ
木原作品でもナンバースリーに入るぐらい、好きな作品かもしれない。 そのぐらい印象深い、心に残る作品になりました。 『黄色いダイアモンド』 王道BLに近いです。 幼馴染み同士の恋。 キャラ設定は、榎田尤利さんの『君がいなけりゃ息もできない』の東海林とルコちゃんの関係に似てます。 世話焼きオバサン化してるデキのいい攻めと、何もできないアホアホパープリン受け。 とにかく攻めが、受けのことを好きで好きで…
昨夜一気に読みきりましたが。。。 最初から最後まで、心が悲鳴を上げていました。 すべてが辛すぎるよ。。。 今まで、木原作品でいろんな痛みを経験しましたが また新たな痛みでした。。。 痴漢の冤罪で、最後まで無実を訴えたばかりに実刑判決を受けた堂野が やり場のない怒りを抱える気持ちが痛いほどわかるし きちんと相手を確かめなかった痴漢の被害女性や 大して調べもせずにどうののことを犯人…
木原音瀬 やまかみ梨由
リーマンとリーマン、上司と部下。 木原音瀬さんの書く王道リーマンラブです。 アダルトです。 アダルトといってもストーリー的にはピュアです。 攻めがバカというかヘタレというかニブイというか…、煎じつめるとカワイイw こーゆう普通のお話もいいなァ木原音瀬さんは何を書いても上手いなァと思いながら読みました。 冒頭はいきなりの告白からはじまります。 上司が、部下に告白されるのだ。 「好きです」と、たった…
木原音瀬 桑原祐子
『片思い』のスピンオフ作品です。 『片思い』でカップルとなった二人の親友のお話。 ストーリー的な繋がりはないので読んでおく必要はないですが、『片思い』と『あのひと』のカップル四人がイッキに登場する巻末の短編『同窓会』を楽しむためには、『片思い』を読んでおいたほうがベターだと思います。 『片思い』がヘタレとツンデレのどつき漫才だったのに対して、こちらはしっとり静かなオトナのお話。 恋をしたことのな…
『甘い生活』で見事な下剋上を堪能したあと、この小説で見事なツンデレを堪能してしまいました。 萌えの総合デパートや~♪ ツンデレでこんなに悶えるほど萌えたのは、かわい有美子さんの『透過性恋愛装置』以来でした。 ただ、『透過性~』がツン70%デレ30%なら、この『片思い』はツン99%デレ1%かな。でも大丈夫、その1%でハァハァできますw ツンデレに大切なのは、「ツン」の部分だと思うんですよ。 中途半…
木原音瀬 石原理
うひゃー!鬼畜キター! どこが甘いんじゃい、と突っ込み、これは「甘ったれた」という意味だなと思って納得しました。 また胸くその悪くなる作品が登場です。 木原さんすごいよ、児童ポルノ確定だよ。 「気の弱い鬼畜」という、一見矛盾してるようで矛盾してない主役の登場です。 木原作品の鬼畜キャラというと、『FRAGILE』の監禁男や『POLLINATION』『FROWER』のスーパースペシャル鬼畜医者などが…
木原音瀬 藤田貴美
主要登場人物は三人。 主人公の受けと、相手役の攻めと、主人公の親友と。 三人とも性格が違う。 気が弱くて優しいけど優柔不断な性格の受け、 気難しくて無口で虚勢は張るが弱い攻め、 熱血漢だけど思い込みの激しい親友。 性格が違うなりに、みんなフツーの人たちです。 一人一人はフツーなのに、少しずつ頭がおかしくて。 で、この三人が、思い思いに「自分にとって最善だと思うこと」をしているうちに、どんどんホラー…
木原音瀬 鳥人ヒロミ
木原音瀬祭り中のむつこです。 ワッショイ! BLに出会って良かったなと思う一番の理由が、木原音瀬という作家さんに出会えたこと。 文章力はあるわ、ストーリー作りもキャラ作りも上手いわ、幅広い多様性のある作品群にメロメロです。 木原音瀬というと、「痛い」作家さんというレッテルがついてて、もちろんそれは正解なんだけど、けしてそれだけじゃない。 甘ったるーいお話も書いてくれてます。しかも、超上手い。甘い中…
木原音瀬 下村富美
Maika
面白い作品だとつくづく思います。 なぜこういう話を書こうと思ったんだろう……木原さん。 なかなか恋愛に進まない、でも読んでいるこっちは何となく切なくなる。 気持ちがかみ合っていない二人なのに、いずれ絶対にうまくいくと思ってしまう。 面白くて笑ってしまうシーンが結構あるし、全然恋愛じゃないじゃん!とか思いながらなぜか必ず泣けてしまう。 どうもアルの「さみしい」に弱い。 ストレートに「…