木原音瀬さんのレビュー一覧

WELL 小説

木原音瀬  藤田貴美 

なんかもうすごい

グロい。いろんなレビュー見てグロいことは知ってましたが甘く見てました。
とにかくグロかった。

ある日すべての建物が突然崩壊し、多くの人間や動物が死んだ。地下は灼熱の太陽と白い砂漠だけになった―。
結論から言うと、なぜ地下以外の建物がなくなり多くの人が死んだかなどは最後まで解明されません。また普通の生活に戻ることもありません。
最初はしのぶと亮介の二人だけだったのですが、途中から生き残っ…

2

ROSE GARDEN コミック

木原音瀬  禾田みちる 

原作読まねば!

悪魔と天使の存在を考え直したくなるお話です。
小説は積読中なので、その後のお話を読むためにそろそろ引っ張り出してこないといけませんね。(小説にはこの後のお話もあるんだそうで。)

泣けるお話なのですが、どこで泣いたかと言えば、心優しい悪魔のウォーレンの悲しみに同調したわけでも、独りよがりな天使のカイルが他人を思いやる気持ちを持てるようになったことを喜んだからでもなく、語り部であるスネアが身近…

0

甘い生活 小説

木原音瀬  石原理 

名作です。でも読み手を選びますね。

木原さんの本の事を
私は別名「人でなしカタログ」と呼んでるんですがw
この作品も、みごとに最悪の大人が登場してましたね。

まず、家庭教師として行った家の
小学四年生の男の子・文和に欲情して強姦する大学生・藤井。
しかも、相手が抵抗しない事をいいことにその後大学卒業寸前まで関係を続け
そのうち、成長した子に恐怖を感じてさっさと家庭教師を辞めようとするあたり
身勝手もは甚だしい。

11

吸血鬼と愉快な仲間たち 4 小説

木原音瀬  下村富美 

暁からの愛のカタチ

ある程度予測をつけて読んでいたのですが
やっぱり・・・なところで終わってしまって
やっぱり涙が出ました。

4巻続けて死闘を繰り広げるのは、ちょっとしつこいかなぁとも
思ったのですが、アルと暁の肉体的な違いを読者に刷り込むには
ここまでする必要もあったのかなぁと思いました。

幸せなんてものは、個々の考え方ひとつで大きく違いますが
時間という概念が想像を超える長さを持つ吸血鬼アル…

3

吸血鬼と愉快な仲間たち 3 小説

木原音瀬  下村富美 

のんびり、のんびりすすむプラトニックBL

昼は、蝙蝠。
夜は、人間。
中途半端な吸血鬼アルとエンバーマーの暁の物語。

アメリカから冷凍牛肉にひっついて
日本にやってきちゃったアルが
ドラマのロケでアメリカに戻るという展開になる3巻。
ほぼ不老不死であるアル・・・
これが家族に会える最後のチャンスかもしれない・・・
再会したアルの家族は、9年分歳をとっていて
姿の変わらないアルは、すでに家族とは別次元の生き物ということ…

1

吸血鬼と愉快な仲間たち 2 小説

木原音瀬  下村富美 

「死」とか「生」についても何か考えて込んでしまいました。

“神”といえるほど突き抜けた作品ではないと思うけど・・・
“萌”と表現するには、不似合いな感じがしましたので。

中途半端な吸血鬼アルとエンバーマーの暁のお話。続編です。
またしても殺人事件が発生し、アルが犯人逮捕に活躍します。
殺人事件という難しい問題を毎回アルの特殊能力でスピード解決には
ちょっと賛同しかねますが・・・

本来、冷血なモノとして描かれる吸血鬼が
アルという人物…

4

ROSE GARDEN コミック

木原音瀬  禾田みちる 

原作すごい好きだったんですよね~~

一巻の終わりがかわいそうすぎて、二巻読みたいのに読めなかったんですが。(爆)
でも、確かに小説だとどーもつらすぎて駄目なようなのでも、結構漫画だとサラッと読めたりはしますね・・・
この話、確かに漫画の方が私的には読みやすいかも、と思いました。もちろん小説と漫画で媒体違えば、また話のカンジも変わってくるとは思うんですけどね。
本屋で表紙みたら、禾田みちるってすごく原作のときよりも絵のカンジとか…

2

吸血鬼と愉快な仲間たち 小説

木原音瀬  下村富美 

期待に胸を弾ませる1巻

アメリカから冷凍牛肉と一緒に冷凍輸入されてしまった蝙蝠は
なんと吸血鬼だった。

昼は、蝙蝠
夜は、人間に変わるアル。

人間に戻ったときは、すっ裸になるので
わいせつブツ陳列罪で警察のお世話になるのだが
翌朝、蝙蝠になってしまったアルは
刑事の忽滑谷に連れられ暁のところへ連れられてくる。

自分が吸血鬼であることを受け入れてくれた
暁と忽滑谷、そしてアルのお話。

1…

2

美しいこと 上 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

ノンケ×ホモ

とりあえず上巻だけ読んだ際の感想を
この作家さんはハッピーエンドが確約できない方なので、上巻が不穏な雰囲気だったら下巻は買うのやめようと思っていた
ううん不穏な雰囲気は…するんだけど、とても続きが気になるし面白いので下巻を買うことは決定です
攻←受すき(あくまで一方通行しか確約されていない状態)ならいけるかもしれません
あくまで攻←受であって、今のところ攻←受前提のハッピーエンドしかだめな…

4

美しいこと 下 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

攻←受好きにとっては垂涎もの

読了しました
泣いた泣いた!
いやーまじおすすめです
描写が具体的で緻密で地に足が着いていて
それでも新鮮な話の運びに すげーとおもいました
受の方が想いのベクトルが強いのが好きな方はツボにはまると思います
ひさびさに ああ 本を読まなくては と思わしめた一冊でした

4
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