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木原音瀬 祭河ななを
夛椛
前々から読みたいと思っていて、最初はひとまずコミカライズの方を手にとってみて、『原作読んでみたいっ!!』と思い、3冊同時購入いたしました。 コミックの方で大体話は把握していたんですが、やっぱり小説になるとよりキャラの表情や感情を読み取れて良かったです。 事故により記憶喪失になった透。“友達”だという無口で表情を見せない藤島に引き取られて一緒に暮らします。 透は自分の過去を教えてくれな…
木原音瀬 日高ショーコ
satoki
営業をしている河瀬の上司、柴岡は人当たりもよく仕事もできる男だ。 ふとしたことから柴岡と個人的に親しくなったことにこっそり優越感を感じていた河瀬だが、ある日そんな彼をどん底に突き落とすようなできごとが起こる。 柴岡が河瀬の人事異動をたてに体の関係を要求してきたのだ。 そんなこと到底受け入れられるはずもない。そうは思うものの、ほんの少し我慢すれば手に入る未来に負け、嫌々男を受け入れる。 しか…
木原音瀬 小椋ムク
茶鬼
木原音瀬×小椋ムク ということでその為だけにCabを購読していました自分。 待ちに待った単行本化で、めっさ嬉しい!! 木原小説をコミカライズというのは、いつも原作既読でマンガがいかにその世界を再現しているかとか、その完成度なんかを見てしまうのに比べて、これは原作小説がなく、コミカライズと言う形ではないから「木原=痛い」の図式で敬遠しがちの人にも、かなり入り込みやすいお話になっているには違いない…
akiRe*
ネタバレ
恥ずかしながら、腐歴10年にして木原作品初挑戦ですw いや以前から高評価の作品をたくさん産出されている作家様と認識はあったのですが、勝手なイメージと先入観で「読み手を選ぶかも?」と今まで手を出しそびれてたんですよね~。でも今回は漫画の原作で、しかも描き手様が小椋ムクさんという事もあり初心者の私としては木原作品を知る絶好のチャンスだ!と思い購入してみました。 舞台がラブホで攻めがゲイのAV監督とい…
雀影
ようやくコミックス1冊分たまったキャッスルマンゴー。 小椋ムクさんの絵は、いつ見ても素敵。 シャープで繊細な線でいっぱい書き込んでいるのに、すごくすっきり見やすい。 さて、お話の方は、 まだ、万と、万の家であるホテルキャッスルマンゴーにAVの撮影にきた十亀とが出会って、万が少しずつ十亀に心を開いてきたりしたのかなぁってところ。 この二人がこれからどうなるのかは、原作が木原さんだけに、…
木原音瀬 藤田貴美
ユイ
最初の感想はBLじゃないです、この作品は文学賞を受けた方がいい。深すぎて自分みたいの者が軽々しく評論できない。前編のWELLで亮介を最後まで好きになれなかったが、こんな性格じゃなかったら、自宅のワインセラーでとっくに二人で死んでった、と読みながら納得していた。皆さんがグロいとおっしゃったが、実際この状況になったらあり得る現実に成りかねない。それより次は誰を喰うだろう?って心配する、犬の次は仲間しか...
木原音瀬 車折まゆ
COLDシリーズを読んだ後に読んだので読み終えた後の余韻はすごく心地いものとなりました。 ゲイ雑誌を通しての文通。冗談で書いたはずだったのに互いに嘘で身を守り2人は合うことになります。攻の高校生・里見はその場で本当のことを話すつもりだったが、受の高校教師・高橋と話すうちにどんどん本当のことも言えなくなります。 そして、最初は「ゲイの気持ちなんてわからない」といいながらも、高橋の優しさに触れ…
木原音瀬 深井結己
kikueri
誠一の不真面目さはイラつく程にわかります。 鬱憤を晴らす為、寂しさを紛らわすため、啓介を抱く誠一。 何も聞かない、誠一を全て受け入れる啓介。完全に都合の良い男。 初恋なんて甘い名前でなく、啓介の誠一への想いは憧れに近かったのかもしれない。 手を伸ばしても掴めないそんな存在というか。 こんなやつ信じられなくなる啓介の気持ちも凄いわかる。 捨てられる恐怖を教えたのは誠一、5年待っても払…
木原音瀬 依田沙江美
大学で助手をしている亮一郎は、口のきけない年上の使用人・徳馬に心を寄せている。 幼い頃から一緒に育った徳馬は、亮一郎の癇癪をも受け止めてくれるかけがえのない存在だ。 亮一郎は知らないが、徳馬が声を失った事情には、亮一郎が深く関わっているらしい。 想いを告げて関係を壊すよりも、今のままの関係を選んだ亮一郎にある日徳馬が暇を願い出て…… 明治時代が舞台の主従モノ。 ワガママでまっすぐな坊…
もこ
萌えがなかったわけではないのだが、いろいろ「ん?」「う~ん・・・」と思ってしまう部分が多かった。 特に受の行動が突飛すぎてついていけなかったってのもある。 好きになる過程、2人の関係をジックリ描いていく部分が少なかったせいもあるのかなとちょっぴり残念に思ってしまいました。 2人は従兄弟で、高校のとき好奇心から身体を重ねてしまった。 受は、抵抗もしなかった。それが思いのほか心地良く、女に振ら…