木原音瀬さんのレビュー一覧

作家生活15周年記念 Narise Garden SPECIAL グッズ

何とか入手!

いつもは雑誌は買わない派なのですが、
この冊子をどうしても読みたくて雑誌購入となりました。
ただ、この雑誌自体も、なかなか売ってなくて・・・。

深呼吸で、遠距離という終わり方をした2人の後日談です。
本編も十分幸せな終わり方だったのですが、切ないストーリだった分
より近くにいる日常の付き合いというが、どうしても読みたくなります。

ひられた瞬間、「細かっ!!」字の小ささに驚愕しま…

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作家生活15周年記念 Narise Garden SPECIAL グッズ

深呼吸の続き

「深呼吸」の番外短編が、それも2作品も読めるとあっては、これはやっぱり手に入れたくなるでしょう。
本編の方が、ようやく二人の思いが通じて、ってところで終わっているので尚更です。

冬、榛野がイギリスから帰って来ます(雪とマフラー)。
そのまま二人は、谷地の家で一緒に暮らして、
近所の神社の夏祭りに浴衣で出かけます(夏の縁側)。

谷地は、弁当屋のアルバイトをやめ、英語教室の先生になっ…

3

深呼吸 小説

木原音瀬  あじみね朔生 

この胸の痛みをどうしてくれよう

多くの方が書いておられますが、このラスト最高ですね。
甘くて心地のよい“痛み”の余韻が…。
BLで甘くて心地のよいラストにならちょくちょく巡り合うことができますが、そこに痛みを伴わせることができるのは木原音瀬さんならではだと思いました。といっても、バッドエンドではありませんし、誰にとっても不快さは一片もありません。
そこにあるのは、誰もが知る、純度の高いシンプルで幸せな恋の痛みです。
リアル日常生…

16

愛すること グッズ

幸せな後日談

電子書籍で読みました。

あれだけ集中して読んだ上下巻が終わり、
下巻のラストでも十分、物語として「良い終わり」だったのですが、
これがBLだからこそなのでしょうか。
ハッピーなラブラブがあるなら、是非読みたいと思ってしまいます。

でも、流石、木原さん、
単なるラブラブ後日談ではおわりませんでした。
ちゃんと上下巻の次につけても、何もおかしくない
ストーリー展開でした。
(…

3

美しいこと 下 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

良かった!

上下巻で同じ「神」評価をつけることに、
抵抗があったのですが、上下で1つのお話と
自分を納得させて、堂々の「神」評価です。

上巻では、松岡視点でのグルグルした思いを味わいましたが、
下巻はまさかの寛末視点!
ただ、木原さんは、読者が寛末に感情移入することを求めては
いないのではないかと思いました。
やさしいけど、優柔不断な男なので、そんな男の思考回路と行動に対する、
松岡の「つ…

4

美しいこと 上 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

しまった、下巻も合わせて入手すべきだった

これは、評価できるレベルにありません・・・。
或る意味、評価外です(笑)

あまりにレビュー評価が良いため、ずっと気になっていました。
でも、なかなか読めなくて。。。だって、
なんか痛い気がして。恐いし、でも、気になってが続き
やっと読みました。

流れ出した水が、とめどなく流れていくように
松岡が恋に落ちていってしまうのが、なんとも辛くて
でも、応援してしまいました。

3

深呼吸 小説

木原音瀬  あじみね朔生 

初恋のお話

オヤジの恋は、火がつくまでに時間はかかるが、その火は恐ろしく熱い。
ということを、2章に分けて語っているお話。

前半、谷地目線で語られるお話は、自分をリストラした年下上司が、なぜか自分の前に現れて、ひたすら困惑して、それでも少しづつ距離は縮んで、、、
榛野が、自己表現があまりにもわかりにくいキャラクターのため、中庸で恋愛スキルの低い谷地には、榛野の行動がまったく理解できません。
読み手…

5

作家生活15周年記念 Narise Garden SPECIAL グッズ

「深呼吸」のラブラブ後日談

普段小bは買わないですが、コノハラーのはしくれとしてこの小冊子は欲しい!
なんといっても、あのやっとくっついたところで切ない遠距離恋愛の一時の別れのシーンで終わった『深呼吸』の書き下ろし番外編が載っているとあっては!!
まったく、憎いことをしてくれますよ。
本当だったら、本編のあとに欲しかった話ですよね。。。

[雪とマフラー]
榛野がイギリスから帰国した日のお話です♪
空港まで出迎…

8

男の花道 Don't Worry mamaシリーズ 小説

木原音瀬  志水ゆき 

これだからコノハラーはやめられない

笑い死に萌え死ぬかと思いました。
アホアホでコミカルな作品なのに、ストーリー性はきっちりある。
シリアスな作品もコミカルな作品も、なんでこんなに私のツボど真ん中なのか木原音瀬さん。
さらに表紙絵の友晴のかっこ良さときたら!志水ゆきさんがイラストをお笑い路線に持っていかなかったことにセンスの良さを感じました。この腹筋このイケメンすぎる見た目で「オカマ言葉のオネエ、しかもバリタチ」っていうのがいいんで…

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FRAGILE 小説

木原音瀬  高緒拾 

神評価はできない。

久々に読み応えのある一作に出会えました。
読み応えあり過ぎて、これを読んだ後暫くは何を読んでも薄味に感じてしまったほどです。
年間何百冊もBLを読む割には、そういえば木原作品てほとんど読んだことない気がします。
文庫にしては厚みがあり、改行を多用しない文体で(BL小説に多い、段落が頻繁に出てくる文体ではないという意味です)、文章量も相当多いと思いますが、一気にラストまで読んでしまいました。

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