木原音瀬さんのレビュー一覧

B.L.T (新装版) 小説

木原音瀬  元ハルヒラ 

元彼・千博に助演男優賞!

この作品のテーマは ずばり!「人間の狡さ」のみ。
最後の最後で題名の『B.L.T』の意味が分かるというオチが付いてます。
木原音瀬しか書けない作品の醍醐味が思う存分味わえて本当に面白かったです。

私が思わずうまいなと唸った箇所は 元彼・千博が主人公の大宮(攻め)をめちゃくちゃに精神的に追い詰めるところです。「人間の狡さ」丸出しなのです。
心の闇を大宮にぶちまける千博を 心の底から憎いと…

5

作家生活15周年記念 Narise Garden SPECIAL グッズ

40代×30代の恋愛事情

薄い小冊子に詰め込んである小さな文字を一字一字さらう様に読みました。
『深呼吸』が中途半端にゴールしていたものでその後の二人が気になって堪らなかったのです。いつもは買わない雑誌が何で部屋に置いてあるのか分かりました。妻も小冊子目当てだったようです。
恐るべし!コノハラー!!神様仏様コノハラ様ですよ。我が家は。

とても面白かったです。

40代の攻めおじさんがとてもガッツ有る良い男へと…

5

HOME (新装版) 小説

木原音瀬  藤田貴美 

な・なんでこうなっちゃうのだろう・・・

最後まで衝撃を受けっぱなしでした。
イタタタタ・・・。でも甘い。読み終わった後は呆然とするのみ。魂の抜け殻。
只今 心臓が尋常ではない速さで打っております。高速ドキドキが止まりません。
(普段よりも脈数がものすごい速い数となっています)死にそう。
木原先生独特の感性な世界をたっぷり浸ることが堪能出来るニクイ作品です。

愛する人の為にアナタは自分の顔を整形できますか?

怖いです。…

5

男の花道 Don't Worry mamaシリーズ 小説

木原音瀬  志水ゆき 

爆笑! バリタチオネェ

思いっきり笑いたい時は この作品をお勧めします。
私はこの作品を読んだ後 今日も一日仕事がんばるぞ! 口煩い嫌な上司にも負けないぞ!と元気パワーがみなぎりました。本当に気分が向上します。
話はコメディです。痛い話は一切ありません。最初から最後まで笑いっぱなしです。
「mamaシリーズ」と書いてありますがこの本だけ読んでも話は大丈夫です。
主人公二人のドタバタな会話が爆笑の渦へと導いてくれま…

7

リバーズエンド 小説

木原音瀬  小椋ムク 

ドキドキバクバク・・・

木原先生=痛い。という刷り込みが入っているため、一体いつ地雷が炸裂するのかと
心臓がバクバクでした。
表題作の『リバーズエンド』を読み終わったあたりでやっと心臓も落着き・・・
凄い期待して読んだとかではないのですがなんというか溜めが長いというか・・・
もっと万くんとがっつり絡んで欲しかった感はぬぐえなかったです。
万くんがほんと男前で!十亀を囲いたいって。
万くんは一度好きになった相手…

2

吸血鬼と愉快な仲間たち 小説

木原音瀬  下村富美 

コウモリに萌えます

私が初めてBLを読んだのがこの作品です。
生涯忘れられない感動の1冊となりました。
強引に「これなら初心者にお勧め!絶対読めるから」と
ドヤ顔の妻にこの作品を進められ 小説を手に取り 恐る恐る読んで見ると

どっぷり浸かりました。

私のBL人生 記念すべき最初の一歩。
まさか!コウモリに心を奪われてしまうとは・・・。思ってもみませんでした。
木原先生は登場人物の喜怒哀楽の感情表…

20

箱の中(文庫版) 小説

木原音瀬 

私はBLに純文学を求めない。

大絶賛が続く中、苦手な木原音瀬さんに再チャレンジをする機会だと思い読んでみました。
苦手と主張するほど実は読んでもいないのですが、
「秘密」を読んで身の置き所がない思いを味わい
次に「箱の中」「檻の外」を入手したのですが、途中で挫折した過去があります。

きっかけになったのは、今回の惹き文句にもなっていますけれど
ダヴィンチのバックナンバーのBL芥川賞という企画。
6作品エントリーさ…

29

LOVE HOTEL キャッスルマンゴー 2 特典ペーパー グッズ

めっちゃ甘いです!!

AV監督・十亀俊司×実家がラブホの高校生・城崎万です。

キャッスルマンゴー2巻の特典ペーパーです。
本編では濡れ場シーンが完全にカットされていて、かなりもの足りませんでしたが、
特典ペーパーで補充って感じですね( *´艸`)
それ故に後に購入される方がかわいそうで・・・。

本編で熱海に旅行に行く約束をしていたんですが、それがなくなってしまったんですが、
その約束が果たされたから…

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キャッスルマンゴー 2 コミック

木原音瀬  小椋ムク 

何故特典ペーパーにしたのっ??

AV監督・十亀俊司×実家がラブホの高校生・城崎万です。

初め、発売日が未定になったり延期になったりでハラハラしましたが、無事に
発売してくれて本当によかったですっ!!

とうとう完結しましたよっ!!
かなり紆余曲折ありましたが・・・十亀に避けられたり、母親が入院したり
母親の入院中にホテルの部屋が火事になったり・・・。

でも結局は、大人の力(十亀・叔母さん・十亀の友人)を借り…

6

リバーズエンド 小説

木原音瀬  小椋ムク 

十亀俊司という男。

なんでしょう。
全体的にラブ面は薄いというかあっさりしているというか。
まあ、木原作品ですし、その辺は全然気にならないんですが。

「リバーズエンド」
「キャッスルマンゴー」が発表された頃から気になっていた作品。
本誌の方を追っかけていなかったので。
今の十亀を形成していく過程が描かれています。
なかなかに壮絶なんですが、それほど壮絶さを感じないのは十亀視点だからでしょうか?
十…

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