木原音瀬さんのレビュー一覧

美しいこと(文庫版) 小説

木原音瀬 

文庫版で続きはあるのでしょうか?

ノベルズ版既読です。
改稿しているとのことでしたがノベルズ版と並べて読む無粋なことはしません(笑)
当初より「美しいこと」のみで構成されると告知があったのでここで終わりというのはわかっていました。

別れた女の服を着て街を歩く松岡。
自分に集まる男の視線が快感に変わる。
自由で何ものにも縛られないもうひとりの自分。
けれどその秘密が暴かれた時、恐怖と絶望に打ちひしがれた彼に手を差し伸…

3

ROSE GARDEN コミック

木原音瀬  禾田みちる 

すごい!!

小説の1、2巻を読んでる最中は、お話と挿絵がこんなにも合っているなんて・・・!と感動したのですが、漫画も出ているということで慌てて読みました。すごいっ!この一言に尽きます。
1冊の小説を1冊の漫画にするのだけでも、相当場面をカットしたり、重要なシーンを選んだりとページ的に厳しいと思うんですけど、全く違和感もなく1冊に収められるなんて・・・と、感激しました。

それと小説で会話の中でしか出てこ…

4

LOVE HOTEL キャッスルマンゴー 2 特典ペーパー グッズ

萌えて萌えて燃え尽きた

ちょっと!なんでこれが、本編に収録されていないんですか?
初版を手にした人しか読むことが出来ないなんて勿体なさすぎます……。


 熱海のラブホ巡りです。やったー!やっと行けました!十亀から一方的にキャンセルされて落ち込んでいた万くんだけれど、実は読者であるわたしも心底がっかりしていたので、本当に嬉しいです。しかもエロい。

 拘束したあげく卑猥な言葉を口に出させようとする十亀も変態く…

2

キャッスルマンゴー 2 コミック

木原音瀬  小椋ムク 

すれ違い

2巻です。やっと十亀のことを意識しだしたというのに、ここにきて急に
態度を変えられた万くんは、どう感じたのでしょう……。

万が近づこうとすればするほど、十亀は離れていく。
それも万のことを想えばこその判断でしょうし、十亀の生い立ちや過去を考えれば
何事にも執着せず、すぐ諦めてしまうのも理解出来ます。
ですが、万くんはまだ高校生なんです。初めて人を好きになり、戸惑っているときに
理由…

4

キャッスルマンゴー 1 コミック

木原音瀬  小椋ムク 

ドキドキします

このお話大好きです。大好きだから語りたいことは沢山あるし、二巻が出たら
まとめてレビューしようと思っていたのに、もう半年以上経ってしまいました。
というか既に感想・意見が出尽くしていて、今更感が満載なので
どうしよう……という感じです。

シチュエーションも設定も好みなんですが、登場するキャラクター全て
魅力的なのが良いなあ、と読んでいて微笑ましくなりました。
そしてやはり万くんが愛…

2

脱がない男〈下〉―Don't Worry Mamaシリーズ 小説

木原音瀬  志水ゆき 

上下まとめて・・・

上下まとめて感想です。
簡単にいうと社内恋愛?
部下(甲斐谷) × 上司(藤原) です。
木原さん、「深呼吸」の時も思いましたが、嫌~な上司、うますぎます。
ただ、この甲斐谷は、自分の未熟さを棚に上げて藤原を逆恨みしたりして、とんでもない暴挙に出ます。
そのあたり、ちょっと、人として、社会人としてどうよ・・・と思いました。
私的には、甲斐谷に鉄拳制裁をくらわせたい。
しかし、改心して…

2

Don't Worry Mama(新装版) 小説

木原音瀬  志水ゆき 

デブ受け

木原さんは切ない・痛い系の作品がすごくいいけど、コメディのセンスもかなりあるとこのシリーズを読んで思います。

この作品はなんと、受けがデブで性格悪いキャラ。
見た目が悪いけど性格はいいとか、性格悪いけど見た目はいいとか、そういうキャラならたくさん見てきたけれど、両方悪いキャラ設定ってすごいと思いました。

そんなデブで性格悪い上司受けと無人島に二人きりになって、紆余曲折あってだんだん受…

2

こどもの瞳 小説

木原音瀬  街子マドカ 

悩みます

木原さんの作品どちらかと言えば苦手です。
後味が良かった事が少ない。

でもひかれる文章もあり、つい読んでしまい
ます。いつかはまりたいと。

この作品は全くダメではなかったものの
子供になってしまい
オロオロするお兄さんが
つらすぎました

現実論として見てはいけないのですが
しっくりこない。
暗い。
報われない

やりきれない。を木原さん作品から
感じます。

2

こどもの瞳 小説

木原音瀬  街子マドカ 

ものすごく不完全燃焼

 妻を病気で亡くしてから、二年。
 柏原岬は、小学生である自分の子どもと、二人で慎ましく生活をしていた。
 高卒で自動車工場に勤める岬は、収入は少ないけれど、仕事の仲間に恵まれ、何とか生活をしていた。
 そんな岬の元に、突然、生き別れになっていた兄・仁の会社の人間が現れた。
 彼らは、兄が記憶喪失になったと言い、岬の名前を呼んでいるので会いに来て欲しいと言うが、二年前、病気の妻に手術を受け…

6

牛泥棒 小説

木原音瀬  依田沙江美 

再読して

ちょっと癇癪持ちで我儘な年下の坊ちゃんの亮一郎(攻め)
亮一郎を大切に思っている穏やかで優しい口がきけない使用人の徳馬(受け)。
二人の関係が、とても可愛らしく読んでいて楽しかったです。現代物ではないのですが、文章も読みやすく楽しく読めました。

序盤は、攻めがお金持ちの坊ちゃんという雰囲気がありありとしていて、自分の側にいつも徳馬を置いて、我儘言ったりして徳馬に甘えて頼ってる感じが、子ど…

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