木原音瀬さんのレビュー一覧

SS『時計-chapter2-』(ドラマCD「愛しいこと」ブックレット) グッズ

あたためていた思い

ドラマCDブックレット内のSS。
寛末目線で進む、二人の思いが通じ合ってからの、お話。

東京に住む恋人に会いに出てきた寛末。
翌日は休みだからと決め込んで、裸のまままどろみながら寝る二人。
急な用事で出て行く松岡が風邪気味の寛末に薬を渡し、彼が出て行った後に元の場所にしまおうと引き出しを開けた寛末は――と進んでいきます。

この時の寛末は、松岡を好きで好きでたまらない。
大好きで…

6

SS『時計-chapter1-』(ドラマCD「美しいこと」ブックレット) グッズ

焦りと燻りと

ドラマCDブックレット内のSS。
タイトルにもある通り、正に『時計』のお話。
こちらは、松岡目線。

古びた寛末の時計。
「好きかもしれない」と言われてメールと電話のやり取りを挟んで、ある日の夜、初めて向こうから食事に誘ってくれた。
いいスーツを着ていこう、ネクタイはこれにしよう、そして、時計を返そう。
そう思って出勤する松岡だけれど――と進んでいきます。


どうしようもなく…

8

リバーズエンド 小説

木原音瀬  小椋ムク 

ペーパーに気がつかなかった

発売日に購入し、一気に読みました
いわずとしれたキャッスルマンゴーの話です

昨日久しぶりに読み直したのですが
初回封入ペーパーが入っていた、
本編読むのに必死できがつかなかった
びっくりした

本編ですが、十亀の過去のお話です
漫画でも若干触れてはいるものの
正直ここまで、暗く重い過去だったとは
想像してませんでした

木原さんお作品を意識して読んだことはないのですが

2

キャッスルマンゴー 1 コミック

木原音瀬  小椋ムク 

多分

ここのレビューでも、このBLがヤバイでも高評価な木原音瀬さん×小椋ムクさんの作品ですが、私は多分期待し過ぎてしまったのでしょうね。

自分的にはうーんでした....また、受けが長身なところもあまり自分好みではなかったり....
小椋ムクさんの絵はとても素敵で好きなのですが、お話が私には合わなかったようで....
でも、早く二人がちゃんと好きという気持ちを伝え合って、ラブラブになって欲しいで…

1

こどもの瞳 小説

木原音瀬  街子マドカ 

もえはないけど引き付けられる

作者買い。

インモラルすぎて恐かった。

兄が記憶障害で6歳になってしまった。

のはいいけと、兄が健常者に見えない。
そのため、報道される施設での性犯罪のようなにおいがして恐ろしい。
主人公はがんばってるし、いい人だろうし振り回されてるし、悪意ではないだろうけど、
常識とか子供に対する大人であるとか、そこらへんは欠けてる。
二人ともそこらへんを成長させる時間がなく大人にされ…

2

吸血鬼と愉快な仲間たち 5 小説

木原音瀬  下村富美 

木原さんの作品の中でも特に大好きなシリーズ

5巻まで一気に読んだので、今までのすべての作品の評価になります。

とにかく、この吸血鬼シリーズ、ストーリー展開も、キャラも大好きです。

キャラはやっぱり、なんといっても暁!
口が悪くて、無愛想で、嘘がきらいで、でも、すごく優しい。
嘘がつけないから、うわべだけの優しさじゃなく、本当に相手を思って行動する。
素直じゃなくて、いじっぱりなところもある。
もう、かわいくて、いじらしく…

7

美しいこと 下 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

松岡さんの健気さに神

上下セットでの評価です。
ほうとうは萌2にしようとしていましたが、松岡さんのあまりの健気さに神をつけることにしました。(意味がわかりませんね)

というのも、話としては、リアルで、深い作品だと思います。読み物としてとても面白い。
ただ、私の中で、萌えがなかったというか…。BLを読んだときにある「うおお」と叫んでしまいそうな何かがなかったので、神ではないかな、と。
(これは本当に、好みの問…

5

月に笑う 下 小説

木原音瀬  梨とりこ 

このオチ手前……神

とにかくこの作品は神の一手に近い作品です。
何が凄いって、山田の可愛さと加納の強かさです。

昔二人は逆の立場だったんです。でも成長と共に
二人は変わって行く……。
単純なヤクザモノと一緒にされたくない!
人間の成長ドラマと言っても良い!

そこに少しずつ流れ込んで来るBLエッセンス。
普通ならばそこまでエロく感じないBLならば
刺激的でも何でもない描写がとにかくドキドキしてし…

1

秘密 小説

木原音瀬  茶屋町勝呂 

やっぱり安定した面白さ。流石。

木原先生の作品の中でも比較的?ww辛くない作品だと思った。
どっちかというとミステリーテイストで、BLとか以前にお話として面白い。

この作品でしか味わえない設定……この世界感がとにかくハマる。
ある程度、読者は自分の環境に置き換えて作品を鑑賞すると思うんだけど
自分の環境に置き換える暇なく、意識が飲み込まれるというか……

木原先生独特の感じが本作品にもあって、最後までノンストップ…

3

美しいこと(文庫版) 小説

木原音瀬 

文庫版で続きはあるのでしょうか?

ノベルズ版既読です。
改稿しているとのことでしたがノベルズ版と並べて読む無粋なことはしません(笑)
当初より「美しいこと」のみで構成されると告知があったのでここで終わりというのはわかっていました。

別れた女の服を着て街を歩く松岡。
自分に集まる男の視線が快感に変わる。
自由で何ものにも縛られないもうひとりの自分。
けれどその秘密が暴かれた時、恐怖と絶望に打ちひしがれた彼に手を差し伸…

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