木原音瀬さんのレビュー一覧

『パラスティック・ソウル unbearable sorrow』協力書店書き下ろしペーパー グッズ

あああああ・・・

本編最後の方に出てきたフランが、サンドラの家を訪れるお話でした。
これも読んだ方がいいと思いますーーーーーーーーー!

++以下 雑感

フランの中にいると思うシド。
彼が呼び寄せるのか。
てか、そこにあった白い粒は、誰。そこに置いたのは誰。

と気になる点はあれど。

これでずっとパトリックと一緒だから?
パトリックの望みをかなえたから?
30歳になってもシドが出てくる…

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パラスティック・ソウル unbearable sorrow 小説

木原音瀬  カズアキ 

絶望と再生と絶望と

とても印象深いシリーズの最終巻。涙もろい方は家読みを推奨します。声を抑えきれないほどこみ上げる箇所がありました。滅びゆく種族のお話、300Pほど+その続き2編20Pほど+あとがき。先生、お話を有難うございました。多くの方におススメできるタイプの本ではないかもですが、私は好きでした。気軽に読み返せないですが、忘れないシリーズなので神にします。あー、単独読みはちょっと難しいかも。「パラスティック・ソウ…

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『パラスティック・ソウル unbearable sorrow』協力書店書き下ろしペーパー グッズ

このペーパーを読んで、このシリーズは完結だと思いました。

タイトルの通りです。

シドがパトリックと願った最期が、ペーパーに書かれていました(号泣)
カタチは少し違ったかもしれませんが、運命の巡り合わせなのか、はたまた偶然なのか。

これぞ完結。


そう思えた、本当のラストがこのペーパーには書かれていたように感じました。


木原先生らしい(すごくソフト寄りな)結末といえば、そうなのかもしれない。

とにかくこの特典ペーパーが…

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パラスティック・ソウル love escape 小説

木原音瀬  カズアキ 

過去最高糖度の刑務所もの

ううう、すごかった。すごく好きです。
元々刑務所ものが大好きなもので、刑務所というワードが出て来た瞬間から、これは…木原先生の刑務所ものが読めるぞ…!と、非常にわくわくしていたのです。
はー、その期待をポンと軽く超えて来る作品でした。
これまでパラスティック・ソウルシリーズを4冊追いかけて読んで来て、木原先生の引き出しの多さに毎巻驚かされていたのですけれど、過去4作の設定もしっかりと踏まえつ…

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パラスティック・ソウル unbearable sorrow 小説

木原音瀬  カズアキ 

切なく、愛に満ちた完結巻

シド×パトリック


完結巻にふさわしい、
精神的な痛みにズタズタにされて…、
切ないけど、愛に満ちている。
さすがに木原音瀬先生の手腕だ。

シリーズを読まなくても、この巻だけでも全然問題ないと思う。

何度も肉体を「乗り換え」しても、
また愛し合って、愛の永遠性が感じられる。
肉体がなくても、精神だけの純粋さで、
永遠の時間の中での愛に全身が震える。
書き下ろしSS…

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パラスティック・ソウル unbearable sorrow 小説

木原音瀬  カズアキ 

とにかく読んでほしい神作品。

「パラスティック・ソウル 」の6巻目にして完結編。
順番としては『パラスティック・ソウル 1』→『パラスティック・ソウル 2』→『パラスティック・ソウル 3』→『パラスティック・ソウル endless destiny』→『パラスティック・ソウル love escape』、ときて、今巻に続きます。

正直、前巻の「 love escape」で完結だと思っていたので、まだ続きがあるんだ、と思って…

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吸血鬼と愉快な仲間たち 5 小説

木原音瀬  下村富美 

番外編ではないと思う

本編が3分の1程で終わってしまい、番外編の文字にガッカリしましたが、読了後泣きながらこれは番外編ではないと思いました。
私の中で番外編って読まなくても本編に支障のないサービス的な作品という認識でしたが、この番外編は絶対に必要な話で、番外編ではなく回想編だと思いました。
暁が何故頑なに1人でいようとするのか、他人を遠ざけようとするのかが理解できました。辛過ぎて何度も読むことを中断してしまいました…

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吸血鬼と愉快な仲間たち 1 コミック

木原音瀬  羅川真里茂 

神コミカライズ

木原音瀬先生原作の小説が出版社の関係で途中までしか出ておらず漫画はどこまで出来るのかなと思っていたところ、新たに刊行されるとのことで(最終巻まで刊行予定?)安心して漫画の方も読み始めました。
テンポも良くコミカル多めシリアスもありというバランスの良い作品。
ちなみにブロマンスです。

さすが羅川真里茂先生といいますか。
もともと途中まで原作を読んでいたので内容はわかっていたのにすごく面白…

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吸血鬼と愉快な仲間たち 3 小説

木原音瀬 

アルの里帰り

巻数が重なる事に面白さと萌えが増している木原先生の長編シリーズ。
私のなかでは、吸血鬼というより変な蝙蝠っていう印象だったアルなんですけれど、あぁ、そういえばむしろ吸血鬼だったんだな!と少しオカルトっぽさも出てきたかも(?)の3巻。舞台はアルの故郷のアメリカです。

アルとは旧知な正統派吸血鬼のキエフの語る言葉がいちいち重い…というか、人間ならざるものの悲哀がとても感じられる、あぁそういえば…

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パラスティック・ソウル endless destiny 小説

木原音瀬  カズアキ 

とある種族の愛について

シリーズ本編とは異なった主人公・種族の物語。
なんとなく、気楽には読めないお話な気がしたんです。
なぜなら木原先生作品だから。
その予想は見事に当たっていて、終始胸を鷲掴みにされるようなストーリー展開と、根底にある簡単には答えが出ない大きなテーマに夢中になってしまう。
読んでいてすごく苦しいのだけれど、あっという間にこの作品の世界観に魅了され、とある種族の愛についてが綴られた数十年にも渡る…

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