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木原音瀬 カズアキ
ポッチ
ネタバレ
「パラスティック・ソウル 」の6巻目にして完結編。 順番としては『パラスティック・ソウル 1』→『パラスティック・ソウル 2』→『パラスティック・ソウル 3』→『パラスティック・ソウル endless destiny』→『パラスティック・ソウル love escape』、ときて、今巻に続きます。 正直、前巻の「 love escape」で完結だと思っていたので、まだ続きがあるんだ、と思って…
木原音瀬 下村富美
夜中にアイス
本編が3分の1程で終わってしまい、番外編の文字にガッカリしましたが、読了後泣きながらこれは番外編ではないと思いました。 私の中で番外編って読まなくても本編に支障のないサービス的な作品という認識でしたが、この番外編は絶対に必要な話で、番外編ではなく回想編だと思いました。 暁が何故頑なに1人でいようとするのか、他人を遠ざけようとするのかが理解できました。辛過ぎて何度も読むことを中断してしまいました…
木原音瀬 羅川真里茂
ささらqq
木原音瀬先生原作の小説が出版社の関係で途中までしか出ておらず漫画はどこまで出来るのかなと思っていたところ、新たに刊行されるとのことで(最終巻まで刊行予定?)安心して漫画の方も読み始めました。 テンポも良くコミカル多めシリアスもありというバランスの良い作品。 ちなみにブロマンスです。 さすが羅川真里茂先生といいますか。 もともと途中まで原作を読んでいたので内容はわかっていたのにすごく面白…
木原音瀬
えすむら
巻数が重なる事に面白さと萌えが増している木原先生の長編シリーズ。 私のなかでは、吸血鬼というより変な蝙蝠っていう印象だったアルなんですけれど、あぁ、そういえばむしろ吸血鬼だったんだな!と少しオカルトっぽさも出てきたかも(?)の3巻。舞台はアルの故郷のアメリカです。 アルとは旧知な正統派吸血鬼のキエフの語る言葉がいちいち重い…というか、人間ならざるものの悲哀がとても感じられる、あぁそういえば…
みざき
シリーズ本編とは異なった主人公・種族の物語。 なんとなく、気楽には読めないお話な気がしたんです。 なぜなら木原先生作品だから。 その予想は見事に当たっていて、終始胸を鷲掴みにされるようなストーリー展開と、根底にある簡単には答えが出ない大きなテーマに夢中になってしまう。 読んでいてすごく苦しいのだけれど、あっという間にこの作品の世界観に魅了され、とある種族の愛についてが綴られた数十年にも渡る…
柳川視点の忽滑谷刑事の事件簿シリーズも3作目。 忽滑谷のオタクとしては、特典なのがもったいないというか、番外編でまるまる1冊読んでみたいなあなんて毎回思ったりして。 ショートストーリーの中に作中であまり交わっていなかった人物が登場したりと、アル不在の周辺人物たちの日常がすごく面白いなと。 今回も優秀ながらスタンドプレーが目立つ忽滑谷に必死でついて行ったり行けなかったりする柳川の図が見られ…
新装版3作目。 3作目は旧作版と比べるとそこまで大きく変わったところはないかなと思います。 下村先生の挿画もそのまま収録されています。いつ見ても美しいですね。 今までは日本を舞台に犯人前吸血鬼のアルと愉快な仲間たちの日常+αがメインに描かれていましたが、3作目となる今作は物語が少しずつ動き出すと同時に、永遠の命に関するアルの心の動きが見られる1冊となっています。 BL的な面では亀の歩み…
少しずつ読み進めてきたパラスティック・ソウルもついに本編の区切りとなる3巻目…と、早く読みたい気持ちと、もう少しあたためておきたいような気持ちの間でぐらぐら揺れながら、読みたい誘惑に負けて一気読みしました。 非常に読み応えのある作品で、どうやったらこんなお話が思いつくのだろうかと不思議でなりません。 願い事が叶う薬・ビルアとハイビルア・ブロイルス老の謎。 これらのワードが複雑に入り組んだ…
ああどうしましょう。 すっかりこの作品の虜になってしまいました。 1作目も素晴らしかったのですが、2作目となる今作はもっと素晴らしくて、3作目を読んだら一体どうなってしまうのかとある意味恐怖すら感じています。 2作目でも、何の縁もゆかりもない老人・ブロイルスの最後の晩餐に参加した際に、形見分けとして「願いの叶う薬」を貰った面々の物語が複雑に入り組みながら描かれていきます。 たった2錠の…
20Pほどのプロローグで一気に引き込まれました。 面識が殆どない死者への最後の晩餐に招かれた4人。 これからこの死者が遺した謎の薬で何かが起きるに違いないぞと、先に一体どんなことが待っているのか?と期待させながらページを捲らせてしまう木原先生の筆力の高さに唸ります。 舞台は数百国あった国々が統一された近未来。 世界的に流行した伝染病を根絶させた際のワクチンの副作用により、犬のような耳と…