木原音瀬さんのレビュー一覧

MUNDANE HURT 小説

木原音瀬  井戸ぎほう 

最後に求めたものは手に入ったのか。

皆様のレビューを先に見てしまい発売日に購入したにも関わらず尻込みしてしまい1ヶ月後の本日読み終えました。


さすが、と思うのは作品の吸引力!止めることが出来ず1日で読み終えてしまいました。途中で止める所がありませんでした……



クズだクズだとの噂通り、受けはクズでした。ただ、前半のクズは高校生独特のものかな、と思いますがそこが後半のクズ具合より遥かに私は嫌悪してしまいました。

15

MUNDANE HURT 小説

木原音瀬  井戸ぎほう 

これはこれで

今回もアイタタタなお話でしたね(ー_ー)
受がボロボロすぎてちょっとかわいそうに見えてしまった。
や、すぐ調子のりそうな子だからこのくらいでちょうどいいのかどうなのか。

金持ちな環境で幼少~少年期を過ごし
大学生になってから、まさかの転落人生。
金さえあれば何でも手に入るし、たいていの事は思い通りになると
思っていた。
しかしそれは持っているから思えた思考。
全てを失ってしまっ…

7

MUNDANE HURT 小説

木原音瀬  井戸ぎほう 

終わり方が消化不良

評判通り受け(西崎)はクズでした。
自分の酷い素行は忘れて、自分が一番不幸な被害者という救いようのない思考です。
家族の死など可哀想な部分もあるのですが、努力する姿勢が全くなく、悪いことはすべて人のせいにする性格には呆れてしまいます。

ただ、お母さんにリップクリームを買いに戻ったり、お兄さんに謝罪の手紙出したり、クズになり切れない一面もあったように思います。

一方の攻め(長野)は真…

9

センチメンタル・フレンド 小説

木原音瀬  鳥人ヒロミ 

デジャヴュ

木原作品に鳥人ヒロミ先生の挿絵とは、なんとゴールデンな取り合わせでしょう!読まずにはいられませんよぉ。

物語は高校同級生の再会もの。(←なんか前にも書いたことがあるような気がする。)設定やプロットは『Mundane Hurt』によく似ているのですが、それよりかはキツくなくて、所々わかりやすい萌えツボがちらほら。読んでいてツボに入るとひくんっ、てなってました。鳥人先生の絵があったかいからか、不…

5

COLD LIGHT(新装版) 小説

木原音瀬  祭河ななを 

地雷満載なのだけれど

『COLD SLEEP』に続くシリーズ2作目。『COLD SLEEP』は麻生さんが描かれたコミカライズ版のほうを読んだので、こちらでは原作を読んでみました。

『COLD SLEEP』で謎だった部分がこの巻で解明されていきます。
透の事故の莫大な慰謝料をどうやって藤島はねん出したのか。
藤島が恐れている、『透が自分を嫌う理由』はいったい何なのか。
そして、二人の関係は。

母親に支配…

2

MUNDANE HURT 小説

木原音瀬  井戸ぎほう 

いつもとはまた違う角度で胸をえぐる木原節

メンタルが弱ってる時に読むと余計にやられる気がします…。
今までは痛みと同じくらいなにかしら深く刺さる感情を与えてくれる木原作品が大好きだったのですが、これはもうひたすらにクズだし痛い。
胸にグサグサくるストーリー展開を期待して読んだので、神評価にします…。

イラストが井戸ぎほうさんなあたりでもっと心構えをして読むべきだったかもー。
作品の雰囲気には合っててよかったです。

8

MUNDANE HURT 小説

木原音瀬  井戸ぎほう 

さすが木原作品

これは困った。精神的身体的に疲れている時に読んではならなかった…cold hurtの初見時、ショックから半年以上経ってからやっと飲み込めた あの作品以来の爆弾でした。先生の作品だからなぁ と予想はしていたのですが思った以上にメンタルブロウ喰らい、まだ感情を消化できずにいます。因果応報 当然の結末なんです…幸せなBLを求める人には絶対お勧めできないのが木原作品 という位置付けを私の中で強くしました。…

5

夜をわたる月の船 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

ぜんぜん理解できない受けも攻めも。

ミドル受大好きだけど、受けの芝岡さんが痛すぎ。
イタイの通り越してクソすぎて………そう、なんか可愛いんだけどクソでした。
河瀬君は、巻き込まれすぎ。
死にたがる芝岡さんも、それが気になってしょうがなくなっちゃった河瀬君もよくわからん。でも、可愛い芝岡に気づいちゃった河瀬ブラボーっっ!ハピエになるってわかってなきゃ読めないよ、このカップリングは。
河瀬君は芝岡さんを気にし過ぎてそのままも〜、…

3

COLD LIGHT コミック

麻生ミツ晃  木原音瀬 

初めて与えられたもの

 『COLD SLEEP』では謎だった藤島の過去が、冒頭から一気に明かされる今巻。現在と過去を行き来しながら描かれる藤島の過去は、想像を遥に超える異常で壮絶なものでした。
 血筋に拘り藤島をすべて支配しようとする母と、妻への憎しみを藤島にも向ける父。藤島の秘密を自らの今際の際の満足の為だけに明かす伯父。藤島はそれでも母を愛そうと、湧き上がる悪感情を押し殺し、口も利かぬ父に愛を期待しては裏切られて…

7

COLD SLEEP コミック

麻生ミツ晃  木原音瀬 

過去を忘れた男と、過去を捨てた男。

 『Season』を読んであまりに素敵だったので、すぐに麻生先生の買える作品を通販サイトでまとめて購入しました。この作品は原作があるので、麻生先生の作品に惚れた私としては、コミカライズってどうなんだろう?と不安があったのですが、とても面白かったです。いや面白いっていうのは変ですね。キリキリと胸が痛かった。
 
 記憶喪失ってとても怖いことなんだろうな。最初、透はどうして藤島のところにお世話にな…

5
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