木下けい子さんのレビュー一覧

「恋みたいな、愛みたいなー好きで、好きで(2)」協力書店共通書き下ろしSSペーパー グッズ

お泊まり初心者の2人が可愛い

本編(2巻)は、両思いになって歳月が経ち、
更には同居に踏み切って(1巻参照)8ヶ月後の話だったが、
このペーパーは月日が遡り、つきあい始めた大学生の頃の話。

「穂木の背中がびくりと震えた。
おずおず志方のほうに寄り添ってきた身体からは緊張が伝わってくる。
電気を消してほしいというのでそうしたが、
つけっぱなしのテレビの明かりの中で、穂木の表情はこわばっていた。」


   …

2

恋みたいな、愛みたいな~好きで、好きで(2)~ 小説

安西リカ  木下けい子 

けいくんと、しかたは、けっこんしてるの?

私もこの作品が好きで、好きでどうしょうもないです。

前作のラストで同棲を決めた二人。今回はひたすらラブラブかと思いきや、穂木はまた悶々と一人で思い悩んじゃっております。
志方の同僚で友人でもある菜々の何気ない一言と、甥っ子を預かったことを引き金に、子供を産めない自分に心を痛める。
『志方はきっといい父親になれる』
穂木は長く付き合って、同棲までしていてもその思いは消えないようです。

7

恋みたいな、愛みたいな~好きで、好きで(2)~ 小説

安西リカ  木下けい子 

愛の深さを見せ付けてくれる続編です

また、この二人の話を読めて最高に幸せです!

2話+短編が1話という構成ですが、前編の「恋みたいな、愛みたいな」では同棲して9ヶ月がたった二人の話。
前作で絆を確かなものにした二人なので、ひたすら甘いイチャラブが読めるであろう!…と鼻息も荒く読み始めましたが、やっぱり相変わらずの二人なのです。
明るく癒し系な穂木ですが、今回もまた妙な所でグルグルと悩み、斜め上に考えを暴走させています。

13

恋みたいな、愛みたいな~好きで、好きで(2)~ 小説

安西リカ  木下けい子 

幸せすぎてニヤニヤが止まんない&今回は志方で結構笑いました

「好きで、好きで」の続編。まさか二人にまた会えるとは思っていなかったので
出ると知った時は狂気乱舞♡
先生曰く「前作未読でも全く問題なし!」とのことですが、いやいや勿体ない。
是非是非「好きで、好きで」も読んでいただきたいです。

本編は2016年春に雑誌掲載したもの、「相思相愛」
「JUST MARRIED」は書き下ろしでした。
前作(特に前半)は切なさを感じましたが、今回はふんわ…

13

ひねもすのたり君と僕 コミック

木下けい子 

最高すぎた

愛が重すぎて深すぎるかわいそうな童貞年下攻め×一途な頭ゆるふわヤリマンビッチ年上受け………………あまりにも最高すぎる。萌えが極まっている。

わたしはビッチ受けの良さを「人は彼をビッチと呼ぶが本当は一途で健気なんだ、ただバカなだけなんだ」というギャップに見出しているので、毎回真剣に恋するビッチとか本当に好きな人のかわりになってくれる人間を探してビッチになる受けとかが好きなんですけど、本作はまさ…

6

シガレット・ラブ 小説

雪代鞠絵  木下けい子 

いろんな意味でどきどきする

木下さんが表紙絵だから勝手にほのぼのした話を想像してしまったんですが、結構痛い内容でした…
攻めに片思いしながらも、DVの元彼と共依存の状態に陥っている受けのお話です。


受けの智紘が恋人の崇に酷い暴力を受け、攻めの高藤先生の働いている病院に搬送されてくるシーンから始まります。

先生は、あきらかに男にDVを受けている状態の智紘を心配して、治療後も住むところや働く先を探してくれ、更に…

3

隣人は恋人のはじまり 小説

月村奎  木下けい子 

この歯医者、腹黒だと思う~

眠り王子にキスもよかったけど どちらかと言えばこっちの方が好き。
前作は 受けさん周囲の環境が厳しすぎて読んでて痛かった。
こっちは、腹黒っぽい歯医者と 転がされる 意固地 純情さんとの掛け合いが面白くて(そう、他人事だから安心してげらげら笑える)萌2.
無責任な親が出てくるので ちょっとムカってするけど、
全然まだまだ許容範囲。
無責任親がダメ という方は ちょっと嫌だなって思うかも。…

2

ろくでなしと俺 コミック

木下けい子 

ろくでなしというより幸せ攻撃をしてくる男

ある時は胸キュンの大家、またある時は不穏の黒雲でゾクッとさせる木下けい子先生の作品です。
が、本作はキュンもゾクッも少し足りないあっさり系でしょうか。
大して仲良くもなかった同級生の美里に偶然会って、強引に転がり込まれる北方。
タイトルで「ろくでなし」というからには、美里がこれ幸いと居座って北方の生活の何もかもを引っ掻き回す展開かと思いきや、これがそうでもない。
ならばタラし体質のホストみ…

3

17 生徒 コミック

木下けい子 

戻ることのない この時を

「とっておきの誰か」が心に住んでいる人に振り向いてもらうには、どうすれば良いんだろう・・・
巻数はふってありませんが続きモノになっています。

それまでは その人の存在なんて気にも留めなかったのに、ふとしたきっかけで出会い、そこからは寝ても覚めても考えてしまうのは三島先生(受け)のことばかり…
有岡君(攻め)、17歳。顔と愛想の良さでなんとなく、うまく過ごしてきた彼の戻れない恋の始まり。

10

隣人は恋人のはじまり 小説

月村奎  木下けい子 

恋愛なんてクソだと思っていても、淋しくなることはあるもので

サラリーマンの蛍は人間関係を良好に保ちたいという感覚が希薄で、偏狭で意固地。
変化の無い日々と、一人の時間を愛しており、恋愛、ましてや結婚なんてわずらわしいと思ってます。
同期の宮村も自分と同じで一人を楽しんでいるから、モテるのに一人身なのだと思っていたら、実はそんな宮村にも恋人がいる、と知ります。
周りがみんな恋だの愛だのに浮かれているのに、自分だけ取り残されたようで淋しくなってしまった蛍…

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