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木下けい子
藻とカレー
ネタバレ
高校教師と現役DKのお話は正直あんまり萌えない…んですよね。苦手というほどではないですが。禁断モノに萌えないので(近親相姦、NTR、無理矢理…なんかは苦手です) 吉澤が生意気かと思ったら、冷めているだけで、意外とかわいくて。生意気一歩手前な感じで、高校生らしくてよかったです。 話が進みそうで進まない…行ったり来たりな感じだわね、と思ったら、先生が優柔不断なのか。 でも教師だから、いく…
短編4本。とのお話もハズレなしでかわいらしかったです。 表題作はタイトル通りで。 部下の獅子堂が係長に告白して、爽やか〜にぐいぐい迫る。 係長は戸惑っているのに、男は前進あるのみだ、と獅子堂に言うのがおかしくてw 獅子堂が少し引くと、係長の方から、なぜ来ない!?となるのもおもしろかった。 係長のことを、可愛い♡となる獅子堂の気持ちがよくわかる。こちらも一緒に萌え〜。 普段男前な…
あさだ2枚
17生徒→17教師→17初恋 先生って卒業まんじゅう何度も食べるんだな〜と思ったりした。どうだろ、先生分もあるかは学校によるかな。 小塚はなかなかひどい奴だったし、津田もなかなかひどい奴だった。もちろん彼らなりの優しさもあり打算もありひどいとは言い切れないけど。 小塚はなんとなく一区切りできたようだけど、津田と三島の関係性がどうなったかどこかで描かれていると嬉しかったな。友達であって…
17生徒→17教師→17初恋 「僕は君を決して好きになったりしないんだから」って残酷だなぁと思うけど、これはBL漫画だからきっと三島は有岡を好きになるんだろって目線で読むと冷めてしまうという酷い自分…BL慣れも問題がある。 「おじいちゃんになっても一人で星を見るよ」を聞いた有岡の表情が好きです。言いたいことはあるけどまだ言う権利はない。 小塚くんの立ち位置がいい。最近全面的に理解…
17生徒→17教師→17初恋 木下先生とはぶっちゃけそこまで相性が良くなく、ぐっとはハマらないことが多いです。こちらは続刊もあり、続きにワクワクしている自分がいて嬉しい。 行間を勝手に読むのが好きなんですが、先生が買っためっちゃいいカメラのレンズについて考える。津田は飲むと毎度よく家に泊まりにくるのかな。三島はそれに合わせて高いレンズ買って、津田と一緒に星を見ようとしたのかな。そんな夜…
杉原理生 木下けい子
えすむら
はぁ…余韻が凄いことになってます。 恋愛って、こんなにも不穏で不確かなものなんだなと、じわっと実感させてくれる作品でした。不器用な2人の長い長いもだもだに、ドキドキしてしまいました。 水森(受)という人は、言ってしまえば綺麗な顔以外はいいところがないんじゃ…というか、人の心の機微や空気を読むということができないタイプで、そもそも恋愛向きじゃない人なんですよね。ゆえに、そんな人を好きになって…
ももよたん
上巻の終わりに、相馬が周の寝てる間にしちゃったキス。 実は周は起きていて、あれは何だったんだろうとモヤモヤドキドキします。 もうこれはお互いに好きだなぁって思ってたんだけど、相馬の告白にまさかの「NO」 好みじゃなくて、だけど好きじゃないとは言ってない…って分かりにく! ストレートな言い方をせずに回りくどく言うっていう"京オトコ"の一面を表現してましたね。 まさか…
生まれ育ちも、性格も何もかも違う2人が京都の町屋で手違いからシェアハウスをすることになったお話でした。 コミュ強でTHEノンケ男子って感じの千葉県出身相馬と、ゲイでツンツン人見知り京おとこの周。 ひとつ屋根の下で生活するうちに、相馬は周の純粋で可愛らしくて、可憐なところに気付いてすっかり心を奪われちゃうんですね。 周もコミュ強な相馬を最初こそ敬遠してたんですが、相馬の優しさに触れて失…
彩東あやね 木下けい子
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良かった! 初読みの作家さんですがもう幸せに溢れてて。 温泉街のロミジュリ? 小学校三年生の時に転校してきた瑛人とそんな彼にグイグイだった昴流。 でも瑛人の家のホテルが温泉街の組合に挨拶もなく勝手に工事して開業しちゃって、組合長の昴流の祖父は怒ってしまい長年温泉街で派閥が出来てしまい…。 二人が遊ぶのは町の外。人に見られないように。 そして祖父が亡くなりもう派閥とか止めましょう…
さくらら
好きな作家さんの好きな設定のお話。 タイトルや表紙や帯、そして犬猿の仲だった家が和解するべく新婚さんを演じるというあらすじ。 見るからに好きしかないお話ですが、展開や描写も素敵でした。 一見恋に慣れていそうな瑛人が常に昴流の予想外の言動に振り回されているのが可愛い! 振り回されてもそれが彼には嬉しいみたいだし、長年の執着が花開いて昴流に甘々に尽くしているのが最高に理想の攻めなんです…