巡り合うよベイビィ

meguriauyo baby

巡り合うよベイビィ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神9
  • 萌×224
  • 萌28
  • 中立4
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
18
得点
229
評価数
66
平均
3.5 / 5
神率
13.6%
著者
木下けい子 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
シリーズ
巡り合うよベイビィ
発売日
価格
¥571(税抜)  
ISBN
9784403662379

あらすじ

バイトで家計を支えるしっかり者の空也は、仕事中に男同士のキスシーンを目撃してしまう。片方に見覚えがあると思ったら、それは空也が通う高校の教師で……!? 先生×生徒のラブ・プラクティス!!
出版社より

表題作巡り合うよベイビィ

筧友一,高校教師,彼氏あり
吉澤空也,高校生,ピザ配達のバイト

その他の収録作品

  • 恋を知るよベイビィ
  • 君が好きさベイビィ

レビュー投稿数18

可愛い高校生となぜか可愛く見えてくる大人達

木下先生らしい、日常的なありそうなお話なんだけど、凄く萌えを感じてしまう不思議な恋愛ものでした。この作品も好きでした。

内容は、優柔不断な教師•筧先生と複雑な家庭環境で育ったクールな生徒•吉澤君が偶然?必然?なのが巡り合ってしまう年の差のお話です。
地味と言ってしまったらあれなのですが、日常を舞台に木下先生らしい、ほのぼのとしたシンプルで可愛いお話です。
報われない恋に悩む筧先生が、好きだという気持ちを隠すことなく、真っ直ぐにぶつかってくる吉澤に翻弄される様子や、初めての恋で、経験した事のない気持ちに戸惑う吉澤。お互いに相手の事を知るたびに、少しずつ互いに惹かれ合う気持ちが丁寧に描かれていて心にグッと響きます。

酔った吉澤が服を脱いで「はいどうぞ」という場面や、最後、卒業式後乗っかる吉澤は可愛くて笑えました。本当に可愛らしい好感の持てる誘い受け様でした(笑)。
筧先生も、最初は優柔不断で大人なためか、なかなか素直になれないズルイ大人なイメージだったんですけど、どんどんカッコ良く見えてきます。最後の吉澤を追いかけるため両親にいった啖呵は萌えでした。

表題作品だけなのでじっくり読めます。とてもシンプルな作品ですが、木下先生らしい、味わいのある心温まる可愛いお話でした。年の差もの、先生×生徒の設定も美味しいです。何度も読み返しては充実感いっぱい、幸せいっぱいになれる作品ではないかと思います。オススメですよ。

4

苦手な設定だけど…

逆ならともかく先生×生徒って少し苦手です。
先生が生徒に手を出すってのがちょっと…抵抗がありまして。
でも木下さんなので買ってみた…ら、少しずつ恋愛に発展していく二人でした~(*´▽`*)
キス以上は卒業までお預けというお利口さんたち♪
2人が戸惑いながら自覚していくのがイイΣd(・ω・d)!!!

くうちゃんのご両親、くうちゃんLOVEっぷりで意気投合して復縁しそうなのにしないんですね。
めっちゃ話し合いそうなのにw
ってか、くうパパ楽しい。
イケメンなのに!
女子高生にもモテモテの売れっ子俳優なのに!!
愛するくうちゃんのことになると最早ストーカーwww
初っ端なんて筧先生に強引に援交迫っているように思われて殴り倒されてるしねwww

そして先生の元彼気になるー!!
元彼がメインの話も出てるみたいだから読みたいな。


ってか私、木下さんの描くキスシーンって本当に好きです!!!

4

最高

木下けい子さんの作品のなかでは、キスブルーの一巻の次に好きです。
とてつもなくキュンキュンしました!

先生×生徒です。
とにかく心理描写が秀逸でした。ゆっくり変化していく心模様を、エピソードを積み重ねていくことで丁寧に描きだしていく。ほのぼのしてて、でもまったく間伸びしてなくて自然で…上手いとしか言い様がないですね。
主役ふたりのキャラもいいんだな。
攻めの先生は優柔不断な大人。受けの生徒はしっかり者で無愛想で無遠慮なんだけど、人懐っこい側面もある。しっかり者で世慣れた風に見える受けがチラホラ見せる「子供っぽさ」には萌えつつも切ない気分にさせられました。

好きな場面ははじめてキスするところ。口から胃が出そうになるほど萌えました。あの場面だけでご飯三杯食べれる。
でもあの場面に萌えるのは、そこまで積み上げてきたストーリーが素晴らしいからなんですよね。

あと受けの両親の描写の仕方も好きです。
両親がスットンキョーなおかげでストーリーが陳腐な方向にいかずにすんだんじゃないかなと思いました。

3

4人の大人と、一番大人な子供

この作品には大人が4人出て来ます。
子供がいても恋に夢みる端役専門女優の母親。
妻予定に捨てられるも子供をこっそり溺愛する過保護な父親(有名俳優)。
都合のいい男状態なのに、情を断ち切れない高校教師。
脇役だけど、本命がいながら、本命で埋まらない隙間を他の男たちに求める男。
それぞれみんなだめな大人。

その中にたったひとりの高校生。
生活費のためにバイトをして、だめな母親のために食事を作り、父親との面会も母を傷つけないように気を遣い、優柔不断な先生のこころのケアもして、優秀な成績までキープする。
子供っぽい両親のせいでおとなにならざるを得なかった空也が、やっぱりだめな大人である先生と知り合うことで、不思議だけど「甘える」ことを覚えます。
都合のいい男扱いを受ける先生のために怒る空也の姿を見て先生も成長するし、空也は空也でフラれた先生を慰めることがきっかけでも、初めて甘えられる大人を手に入れる。
一緒にピザを食べるだけでも、誰もいない家にひとりでいるよりどんなに楽しいか。先生に対してだんだん子供の顔を見せていくのが可愛いのです。先生も最初は「ゲイを学校でバラされたらまずい!」という自己保身だったけれど、自分のだめなところを子供らしいストレートさでズバッとついてきたり、大人相手でも怖気付くことなく考えを言える空也が可愛くなってくるし、自分のために殴られた空也に恥じないように成長していこうとする、すごくいい関係。

空也の両親がいい味出してます。母親は無関心かと思いきや…だし、有名俳優なのに父親は息子をストーカーしすぎ。なんだかんだ愛されていて安心するし笑えます。

空也の環境が過酷っぽいですが、本人は飄々としているし、両親はそんな感じなので重くはありません。軽いタッチでするする読めて楽しめました。
ビッチ嫌いの方は2回も出てくる「ビッチざまあ」(口が悪くてすみません)なシーンも痛快なはずです。

「力を抜いて」という台詞に、あんなにしあわせそうな笑顔で応える受けを初めて見ました。
そこは本当に必見です。こちらが照れてしまうような描き下ろしも最高でした!

3

空也くんかわいいなー

「身近な恋だと思うけど」が面白かったので丁度電子で半額だったこちらを読んでみました。

身近な〜を読むまでは作者さんのシリアスな作品ばかり読んでいたみたいです。
明るく楽しいのも多いのですね〜こちらも終始明るく楽しい作品でした。

教師×生徒でも背徳感はゼロでした。
筧先生常識のある人で良かった、寧ろ迫る受けに愛とはな!とか説教しちゃう真面目なオトナです。
受けの空也くんがまた可愛い!
天然系のおバカ可愛いではなく、しっかり者の可愛さ。
家庭環境ゆえの身に付いた性格ですが、ひねた所がなくて素直。
大人に対して警戒もしてるし期待もしてない風だけど、親切にされたら感謝できるしおかしいと思ったら臆せず自分の意見を言える理想の息子タイプです。
恋愛にも疎くて先生の不毛に見える恋愛が理解出来なかったり、年相応に幼くて良いです、可愛い。
bl読んでると恋愛マスターみたいな高校生沢山いるからマヒしがちだけど、空也くんみたいな子は癒されるな…

そんな空也くんがどうにもこうにも先生が気になってしまって、持て余した気持ちをぶつける所キュンとしました!
先生もこのタイミングでのチューは許す!!笑

想いが通じあってからの空也くんはキスの先にもノリノリですけど、何とか耐え忍んだ先生立派でした。

あと!空也くんのご両親がイイ味出してましたね〜父さん可愛い
結構目立つ事してたけど、隠し子バレしないようにして下さい(笑)

2

タイトルだけでぐっときた

女優の母親の設定は好きじゃないのですが
バイトをしている高校生と先生の話です
面白かったです

教師と生徒が学校で知り合い・・・ということではない
部分が良かった

ピザの宅配バイトってところも
遠くない生活感覚で良かった

先生の部屋でコーラをペットボトルごと
おいている様子が学生らしいというか
微笑ましかった


設定としての教師と生徒はよくありますが
そこは木下さんワールドで違った世界となっており
違和感なくよめました

内容より何より
表紙の二人が大好きです

花びらまう季節感
学生と先生
先生のベストがパープルおしゃれ!

1

かわいいです。

先生と生徒の年の差もの
木下さんの作品は、ストーリーに劇的な動きはあまり感じられないけれど、その分
登場人物たちの心理的な描写を物語に上手く取り込んでいるところが好きです。
筧先生も吉澤くんもお互い色々ワケありで、最初は先生には相手がちゃんといたし
吉澤は自分の学校の学生だし、恋愛対象としては遠かったんだけど、そんな2人の
気持ちが色々なエピソードを介して少しずつ近づいていく様子を無理なく伝えて
いると思います。

吉澤が高校を卒業する時期になって、先生として生徒である吉澤の
成長を喜ばなければならないけれど、成長した吉澤が手元から離れていく
事を寂しいと感じるシーンはなんだか読んでいるこちらもしんみりとしてしまいます。

年の差モノという事もあるかもしれないけれど、どちらかと言うと受け側の方が
若い分積極的なところが、以前読んだ木下さんの作品の「君とハルジオン」の
2人に似ていると思ってなんだかほほえましい感じがしました。



5

微笑ましい恋

さすが木下けい子先生!!話の内容が面白いです。飽きずに全部見れるから木下先生の本は好きです。
先生×生徒ものはあまり好きではありませんが、この作品は良かった!!


出会いは最悪の2人?てかどっちかっつーと筧のほうが最悪ですね。男とキスしているところを生徒に見られるわけですしw

それを見られた筧は口止めをしようと空也と話をしようとするが、徐々に仲良くなり。
空也は本気で人を好きになったことがなく、先生を本気で好きだと自覚したら、
先生に突然キスをされたのに、「もうお前とは二度としない。」なんて好きな人に言われたらショックですね。
まあ、最後はちゃんとくっついてよかったです。

でも先生の元彼はひどいな。先生もまだ一途に思っているのがなんかなーw(苦笑
まぁ、ある意味いいけど空也にとっては微妙ですね。

つか空也のお父さん面白かったです。もっと出てきてほしかったです・ω・`)


微笑ましい恋で、見てるこっちもほんわかしてくる作品でした。胸キュン間違いナシw

4

ゆっくり育てる恋のお話

公立高校の先生・筧と大人びているのに純情な高校生・空也の巡りあいから始まるお話。ピザばっかり配達してピザばっかり食べてる。

主人公二人の性格やまとった雰囲気、お話の背景が依田沙江美氏の「恋の深さは膝くらい」とよく似ているので(ドラマCDまで聴いちゃっているものだから)、始めは空也が昴と先生が先生と被っちゃって困りました。途中からは全く気にならなくなりましたが。

ゲイなのがバレるし、恋人を振ることにはなるしでアタフタしつつも、徹底的に先生気質でいい人な筧先生と、貧乏な母子家庭で父親は・・・な環境ゆえか、大人びて達観している様に見え、却って自分の気持ちが分からず喜怒哀楽が上手く表現できていない空也がギクシャクしながら恋をしていくお話は、ほほえましくて結構好きです。
空也の両親の存在が一番こどもっぽいと言うかなんというか、面白いです。

描き下ろしは卒業式の後のお話ですが、先生の複雑な心境と空也の「先生は俺の卒業 待っててくれてると思ってた」と言う誘い受けのせりふにキュンときました。それからパパ、寝ぼけすぎ!

3

先生×生徒のほのぼのした恋

「巡り合うよベイビィ」「恋を知るよベイビィ」「君が好きさベイビィ」(描き下ろし)⇒筧友一(高校教師 彼氏あり)×吉澤空也(高校生 ピザ配達のバイトをしている)

高校教師の筧は男とキスしている瞬間を、ピザ配達のバイトをしていた生徒の空也に見られてしまいます。それをきっかけに筧と空也は話をするようになるのですが、他に本命がいる男と付き合っていた筧はその不毛な関係を清算し空也と付き合うようになります。

先生×生徒の話です。「巡り合うよベイビィ」は筧と空也が付き合うようになるまでの話、「恋を知るよベイビィ」は付き合い始めた二人がちゃんと気持ちを自覚するまでの話、描き下ろしの「君が好きさベイビィ」は空也が高校を卒業しようやく初Hをするという話です。

しっかりしている様でどこかぽやんとしている空也は、そのアンバランスさが魅力だったのですが、恋愛経験どころか本気で恋をしたことがない空也は、筧と付き合うようになっても駆け引きも何もないんですよね。その単純さというか純粋さが清々しくもあり可愛らしくもありました。(Hなことに対して寛容なところも逆に子供っぽく感じつつも、ちゃんと色っぽさもありましたし)

空也の父親から釘をさされたこともあり、最初は自分の中で空也をそういう対象として見ていないと大人の対応をしようとする筧でしたが、空也のストレートな言葉に突き動かされついついキスをしてしまい動揺したりするのですが、結局最後までするのは卒業してからという戒めを守ったんだからエライと思いました(笑)。

淡々としたストーリーの中にある、ほのぼのした二人の関係は読んでいて微笑ましかったです(まぁちょっとじれったいところもありますが)。また空也の両親がちょっと変わっているのですが、ところどころで登場しアクセントになっているのも良かったと思います。

2

この作品が収納されている本棚

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