木下けい子さんのレビュー一覧

天国に手が届く 小説

夕映月子  木下けい子 

正真正銘の”バディ”

夕映月子先生のデビュー作にして、山岳シリーズ第一弾。
本来はここから読み始めるのが正解だろうと思うのですが、山岳シリーズの別作品を色々読んだ後の感想レビューとなります。(順番が違っていても全く問題なく読めます)

木下けい子先生のイラストが嬉しい、山岳バディもの。

読んでいるだけで、夕映先生が本当に山とがお好きなんだということ、山への愛が、びしびし伝わってきました。

読んでいると…

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浪漫のお国で逢いましょう コミック

木下けい子 

朝からいいお話を読みました(目元を押さえながら)!

英国帰りの糸井は、教え子の兄で海軍の軍人である手塚と知り合う。

最初の印象はお互いいけ好かないヤツだと思っていたが、とある件がきっかけでなんとなくお互いを好ましく思っていく。

お互いが惹かれあっていく過程が自然で、2人の進展が気になり、ドキドキしながら読み進めていきました。

というのも、時代背景が大正。

攻めが軍人という職業故、上官の命令でカタチだけでもお見合いをしなくては…

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好きです係長! コミック

木下けい子 

男気あふれてるけど可愛い係長❤︎

木下けい子先生の過去作、読み漁ってます。
表題作とその他、作家(受)とその担当(攻)や高校生同士のお話が入った短編集のこちら。

表題作がかなり好き。係長がね…可愛くて!
酔った係長が、自分に告白してきた部下を拒否するつもりがなぜか「男は前進あるのみだ!」と豪語し、翌日から猛アタックされちゃうお話です( ̄▽ ̄)

初めて体を重ねる時も、「おうっ来やがれ」なんて言っちゃう男気溢れる、でも…

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身近な恋だと思うけど コミック

木下けい子 

天然大学生の、ほのぼのラブストーリー

木下先生のほのぼの系ラブストーリー、再読です。

隣の隣に住むモテリーマン・亨 × 天然大学生の悠真の、ほんわかラブストーリー。

嫌な奴…なんて思っていたけど、猫きっかけで「あれ?実はちょっといい人?」となり、男友達に襲われたところを助けられ、気付かぬうちにストン、と恋に落ちてる。
も〜この流れが自然できゅんきゅんします。

襲われたところを助けてもらい、自分の部屋に戻るところを、…

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春は君にささやく コミック

木下けい子 

春に読みたい年下一途方言攻めストーリー

春だから読み返してみた、大好きな木下けい子先生の作品◎
タイトルも表紙も今の季節にぴったり✿❀

怪我で7人制ラグビーを諦めた大学生と、ゲイの居酒屋店主の恋のお話です。
二人の初キスシーンが…ロマンチックで、最高に最高だった…

「ハタチ ナメすぎ」って台詞がずどん!と胸に刺さりました。
遠慮しながら遠慮しない(?)年下攻め、いい…

そしてそして、大学内で噂になってしまった千々…

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ひねもすのたり君と僕 コミック

木下けい子 

こじらせ片想いの行き着く先は…

ひねもす=「朝から晩まで」、のたり=「のどかにゆったり」という意味だそう。
つまり”朝から晩までのどかにゆったり、君と僕”ってことか…素敵・:*+.

なおちゃん(受)は、よーちゃん(攻)の2歳年上の幼馴染。だめな男とばかり恋愛しmすぐに振られていつも泣いている。
そんななおちゃんを「バカだなあ」と思いつつも、たまらなく愛しいと感じているよーちゃんで…

というお話。

もう、面白…

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よーちゃんという人「ひねもすのたり君と僕」電子限定番外編 グッズ

割れ鍋に綴じ蓋の二人

木下けい子先生「ひねもすのたり君と僕」の、電子限定おまけ漫画のこちら。4P。

よーちゃんが本気でモテないと思っているなおちゃん…おバカめ!!(作中と同じツッコミ)

「優しくて世話好きでかっこいい」のは「全部なおちゃんなおちゃんにだけ、なおちゃん専用なの」って言い切っちゃうよーちゃんの愛の深さよ……
本当に誰も間に入れないくらいの愛の深さだよね、と。

なんだかどっちもどっちという…

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愛こそすべて コミック

木下けい子 

「またメールしましまったします」の打ち間違いが可愛い、年上攻め様

木下けい子先生の、切なさ控えめ、楽しさ多めのラブコメ♡そしてこの作品はとにかく!!攻め様が神!!
今日は同じ木下先生の切ないシリーズをじっくり読み返したので、寝る前は明るい話がいいかなーと思い、久しぶりに読み返してみました。

もう、必死にグイグイ押して押して押しまくる攻め様大好き大好物の自分にはたまらない、神作品✨

「君が欲しい物は何だ?俺に何ができる?俺はどうすればいい?どうすれ君…

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恋をするなら二度目が上等(2) コミック

木下けい子 

宮田意固地すぎて嫌

迫る岩永、かわす宮田。そして陰湿な白石。

岩永と宮田、二人の掛け合いはテンポよくて読んでて楽しい。
岩永に落ちていく宮田に「そら見たことか!」と思うんだけど、
身体の関係を持っても付き合う気ない、自分から喰われに行ってもまだ…ってのは意地張りすぎ虚勢張りすぎな感じで嫌だな。

結局宮田は、岩永が惜しげもなく向けてくる好意に胡座かいてるだけで、岩永が本当に諦めたら焦るし後悔するんだろう…

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幾千の夜 最終夜 コミック

木下けい子 

繋いだ手をはなさない

やー……本当に、名作だわ、の一言に尽きるというか…

再読なんですが、以前読んだ時から時間が経っていたので、初めて読むような感覚で夢中で3冊、貪り読みました。

どこかふわふわしていて、庇護の対象だった宙が決心したこと。
「自分が、繋いだ手を離さなければいい」という一言にぐっと胸が詰まって、また泣いてしまいました( ; ; )

あの苦い別れが必然だったとは言えないし思わないけれど…

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