Sakura0904
木下先生らしいハイスペック攻め、なんだかんだで久しぶりに読んだなぁと思いました。最近は案外減っていた気がします。直純の今の恋愛に対するモチベーションがよく分からないまま話が進んでいくので、1巻ではまだハマりきれませんでした。遊び相手が欲しいのか、一応恋人が欲しいと思っているのか、そもそもゲイやバイなのか、本物のみちると単にゲームがしたかったのか? 2巻以降で掴めるといいなと思います。智紀も面食い…
振り返ってみると、時代を先取りした作品であったし、かといって重々しくもならず、木下先生にしか描けない空気感と人間模様だったように思います。現実の世の中は徐々に徐々にLGBTQに寛容な世界へと変わりつつあるのは確かですが、彼らを扱うドラマや映画は増えても、公表する芸能人や政治家はほとんどいませんし、まだまだ海外の状況には追いついていませんよね。尊と誠志郎の親たちのように、同性カップルの子供たちを介…