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遠野春日 木下けい子
伊吹亜弓
ネタバレ
時代は…戦後でしょうか。まだ携帯もテレビも流通していなくて、人々の関心の多くが小説に注がれていた頃。 春之は友人と居た紳士倶楽部で、彼等の話す大衆文学について厳しい意見を発します。それは春之自身が、彼等の話の中に出た倉橋という作家をライバル視し、また憧れの挿絵家である松前千種が絵を担当した倉橋の本が、世間で大人気だったらです。 要は嫉妬、羨望。 ほんとうは春之も倉橋の力量を認めています。松前…
木下けい子
ねつさま
イケメン部下獅子堂に告白されたものの、仙台出張(勝負パンツ購入したというのに!!)でも何事も無く・・食事して送ってもらっての繰り返しで 「いまどき女子高生でもキレるぞ!!」とぶち切れてしまう係長がとてもキュートです。 後半ラブラブに突入してからのイケメン部下のエロエロぶりには鼻血が出そうでした。 「今からは俺はあなたがしらないような・・・・」 獅子堂くん、ほんとエロ過ぎです。 木…
茶鬼
本の絵は木下けい子さん、帯には六車君と由利先生と平蔵、そして「六車くんも応援中~」なる文字が・・・ 『由利先生シリーズ』大好きとしては見逃せません! 遠野さんが由利先生シリーズのファンなことから、その時代と出版業界を背景にして出来上がったこの作品、もちろん特別ゲストで六車くんも出演。 自分が美貌であることを承知していて、家柄もよく、何の苦労もなく人気作家になった櫻井若様が天の邪鬼なことか…
榊花月 木下けい子
雀影
子どもの頃、家族に愛されなかったために、人間関係に壁を作ってしまっていた主人公が、 根気強い大人の男に愛されることで、 少しずつ、自らを変えていくお話。 って、なんだか、この作者さんで、このパターンのお話、続けて読んじゃってるな。 今回の主人公・秋雨は、どうして親の愛情を感じないまま育ったかというと、病弱な弟に親たちがかかりきりになって、自分もまだ子どもなのに、兄で、健康だというこ…
なつめ
んー透明感のある雰囲気が素敵です。 13年前に母を亡くし、唯一の家族だった父も亡くなり、一人になったハル。 葬儀の日、借金取りがやってきて困惑するハル。 そんなとき、助けてくれたのは青年弁護士・瀬尾だった。 ハルの友人と名乗る瀬尾だがハルには会った覚えがなくて… ハルは覚えていないけど、瀬尾はハルに救われた事があるのです。 意地っ張りなんだけど健気で純なハルが可愛いですね。 優しい絵柄がすごく…
杉原理生 木下けい子
ともふみ
萌萌。(MAX:萌萌萌:神に近い) 高校時代からの親友でゲイ・矢萩×ノンケだけど矢萩は特別…?な水森の、高校時代から続く焦れったいにもほどがある12年越しの恋話。 思いっきり悶えたい時に最適な作品。 「好き」ってどっちかが言えばいいじゃねーかーかーかーー…(エコー)と言ってしまいたくなるもどかしさこそが魅力のお話でした。 どうみても両想いな二人が、友人と恋人のボーダー上でじりじりやって…
ジェイ
前から読もうか読むまいか手を伸ばし引っ込めていた作品。オヤジ受けが大好きな私としては、設定はツボだったのですが、表紙の係長があんまオヤジに見えなかったのでこれまでスルーしてました。(そこかよ!?)ですが、ついに読んでみたところ、いやはやノーマルな係長がイケメンな部下に落とされていくとこが面白くて、そんなにオヤジ臭くないのも思ったより気にならなかった。てか、30代だもん、まだ②若いですよね、係長!…
水瀬結月 木下けい子
まきぷん
甘い! たまらん! 甘過ぎて喉が渇いちゃう! 誰か水持ってきてー(笑) ~二十歳を迎えた社長令息・築は側仕えの鷺島にスペイン旅行をプレゼント。鷺島に想いを寄せる築はハネムーンを演出しようとしますが…そこに現れた金髪の男で!?~ とにかく、キュンキュンです! 甘く楽しめるストーリーで、BLの甘さだけを、ただ楽しみたい時には最適♪ 一途で一生懸命な築のグルグルしちゃう恋心。(グルグル加…
少し不器用な大人の遠回りだけど、確実に寄り添っていく二人の気持ちが見事に表現されていると思いました。。 大きなハプニングも、のたうち回るようなキザなセリフもありませんが、読んでいて二人の空気に引き込まれました。 木下けい子さんの挿し絵がまたピッタリ。 読後はその後の二人を想像して、ほっこりと温かい気持ちになれます。 こんなカップルには性別問わず憧れてしまいます。 お気に入りの一…
satoki
たった一人の家族だった父親を亡くしてひとりぼっちになってしまったハルの前に現れた弁護士の妹尾。 意地っ張りのハルが優しい妹尾に惹かれていく過程が自然で心温まりました。 ほんわりした絵柄も素敵です。 なんだかんだで最後まで手を出さない妹尾に、このヘタレめと若干やつあたりしつつも、これはこれでじれじれして良いと思いました。 じらされる楽しみというかなんというか……(苦笑)