木下けい子さんのレビュー一覧

薄情な男 小説

高岡ミズミ  木下けい子 

幼馴染 親友 再会

キーワードを連ねると王道ですね。
10年連絡も取らずにいた詠が何事もなかったように
現れて一緒に住むことになる・・・
連絡を取らなかったことは思いを断ち切るためだろうなとか
ありがちなんだけど、嫌いじゃないです。

詠と明宏がカップルになるキッカケが人のいい同級生が
男の詐欺師に引っかかるのを助けるって・・・。
それまでせっせと餌付けしたり家事したり健気に尽くしてるんですけどね、

1

ブレッド・ウィナー 小説

月村奎  木下けい子 

新装版でした

木下けい子さんのイラストでしたのでもう迷わず買いましたが、
この作品は1999年に他社より発行の新装版ということです。

人生投げやり気味な太一は高校受験の失敗から転落人生を歩んでいる。
受験の失敗の際の実親の対応や家庭環境に同情はするけど、まだ24歳。

基本的に頭は悪くなさそうだし、修行したわけでもなくパンが作れてしまう位なんだから(笑)押し付けられた妻(家出中)の連れ子だけど小3…

3

好きです係長! コミック

木下けい子 

係長が可愛い

木下けいこ先生の作品を読んだのは(好きです係長!)が初めてでしたが、
もう、出だしから好きだわ。唐突に始まる感じがとても良かった。
木下先生の絵柄は、可もなく不可もなくのイメージでしたが
読んでるうちにすごい好きになっていました。全体的に
明るいしコミカルで、読んでて楽しい気持ちになります。係長・・萌えます。
可愛すぎます。こういう話し本当、大好きなので大満足です。
ただ、他の話しは全…

2

オールトの雲 小説

一穂ミチ  木下けい子 

前評判

皆さんのレビューが気になって、やっと手にとることができました。
レビューも見事に割れていますが、確かに、
ここまで前評判が良いと、評価も難しいのも分かります。

内容については、今更かと思うので触れませんが、
やはり、一穂さんの文章が好きだなと思わされました。
BL界では、空気感を感じさせてくれる数少ない作家さんだと思います。
(純文学に近いですかね)

本作品で、切なくなるのは…

5

ボクとオレのカワイイあのコ コミック

木下けい子 

恋敵、その決着やいかに!?

結局3Pエンドじゃないわけね(笑
木下さんの作品網羅しよう!と手に入れて、放置してた作品。
まだ初期の作品ですねぇ。
レーベル的なものもあるのでしょうが、エロくないです。
エロくはないが、このほのぼの感が荒んだ心に優しかった。

お話は、幼馴染の3人。
高木くんと細川くん。彼のアイドルはずっと一人きり。
「俺が」「僕が」な顛末は!?
しょうみ「どっちも選べないよ!」な漫画が最近の…

2

由利先生と愛しき日々 コミック

木下けい子 

六車くんが本当に可愛い

『由利先生は今日も上機嫌』の続編。
前作に輪をかけて、受けの六車くんの魅力が光る続編でした。まさに竜胆。可憐にして健気。
構ってちゃんな行動をする受けに慣れっこになってるせいか、何があっても凛としてる芯の強い六車くんの姿に、健気の真髄を見た気分でした。
天然ボケでお人好しで可愛い性格はまったく変わってないんですが、そこに芯の強さまで加わったら最強です。めんこいです。愛おしいです。頭ナデナデしてやり…

4

由利先生は今日も上機嫌 コミック

木下けい子 

関係性萌え

私はBLの真髄は「関係性萌え」にこそあるって思ってるんですが、これはまさにそういう作品でした。
つまり、このお話から恋愛要素やエロ要素を抜いたとして、二人の関係性に萌えるか?って聞かれたとき、確実に「萌える!」と言える作品なのですよ。
恋愛先行エロ先行の作品が多いなか、なかなかこういう「関係性そのものに萌える!」という作品には巡りあえず、巡りあえたことが非常に嬉しく、さすが木下けい子さんだなと思い…

4

君によりにし コミック

木下けい子 

切なくて色っぽい

「君によりにし」
しっとりと、そしてとても切なかった。
直接的な描写は少ないものの、そこはかとなく漂う色っぽさ。他のレビュアーさんもおっしゃっているように、まさに雰囲気のある作品だと思いました。
最初は身代わりでも、きっと小野寺の中では大和が占める割合が大きくなっていたことと思うのですが、いったん離れ離れになって再会して関係が進むあたり話に深みが増している気がしました。
個人的にH中に他の…

2

兄弟とは名ばかりの 小説

渡海奈穂  木下けい子 

家族ものとしてなら・・・

タイトルどおりです。家族ものとしてなら(『萌え』はないのですが)『萌』評価でもいいかもしれません。でも、BLとしては『中立』ですね。

高校生同士も義兄弟も別に苦手ではないですし、設定はどちらかと言えば好みです。まあ王道なんですが。
なのに、意外なくらい入り込めませんでした。渡海さん結構好きなんですが、最近の作品はどうも今ひとつなことが多いんですよね。

これ、BLとしてでなければ(い…

0

兄弟とは名ばかりの 小説

渡海奈穂  木下けい子 

兄弟モノでは1番

数ある義理兄弟ものでは、
これはツボで、何回も読みなおしてしまいました。

伊沙が、父親の再婚により、兄弟になったのは、
同じ高校の学年首位の委員長・稜だった。
というお話。

こういうお話は、よくあるとは思うのですが、
2人が兄弟として距離を縮めていく様が、
微笑ましくて、胸キュンでした。
じゃれあっていて、キスをしてしまって、
「あれ?兄弟ってここまでスキンシップするっけ…

2
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