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木下けい子
snowblack
病弱故今まで普通に学校に通う事ができなかった世間知らずの御曹司が、 ごく普通の公立高校に入り、ごく普通の高校生活を送ることになる。 この御曹司の悠(はるか)=王子が、当たり前の高校生の日常のあれこれに いちいちアタフタしている様子がまず可愛い。 そして、コワモテだけれど情に篤い同級生の亮平に憧れ惹かれていく… 赤くなったり、意識してギクシャクしたり、初めての恋に戸惑う様がまた可愛い。…
真面目で人付き合いに不器用な官僚・笹川さんの隣人は、 時々訪れていたレストランのシェフで、 フランス人みたいに口説き上手な(でも愛媛出身w)俊成さん。 俊成さんはお客として来ていた笹川さんを密に見ていて、実は大好きになっていた。 そしてある夜… ああ、なんて可愛い笹川さん。 真面目で一生懸命過ぎて、シャイで、誠実な人柄がにじみ出ている。 でも人間関係の経験値が低いから、自信が…
我が儘放題振り回す由利先生と、困った顔をしながら受け入れて頑張る六車くん。 相変わらずな二人だが、邪魔をする佐倉先生やら先生の義母やら婚約者やら 引っ掻き回す人々の登場に、嫉妬したり誤解したりすれ違ったりしながら 関係を深めていく。 ツンデレ由利先生の子供っぽい振る舞いや、六車君の健気なしっかり者ぶりは、 可笑しくも可愛らしく、二人の会話につい微笑んでしまう。 由利先生の仄暗い…
木下先生の絵と、戦後のノスタルジックな雰囲気がとても合っていて、 独特の世界観を作り上げていています。とても好き。 小説家の由利先生と、担当編集者の六車くん。 先生にからかわれても、素直で真っすぐ一生懸命な六車くん、 先生の無茶な我が儘に困る六車くん、とそれを見て上機嫌な由利先生。 先生は次第にそんな六車くんに心惹かれていきます… 軽いコメディタッチで、笑いながら読み進むと、 …
遠野春日 木下けい子
reku
ネタバレ
美しい容姿だけどプライドが高くて天邪鬼の春之。 覆面作家として小説を書いているけど周りにバレたくなくて、大衆小説なんて読まないフリをしている。 自分と歳の近い勢いのある作家の本の表紙を憧れの松前先生が担当している事が面白くなくて、初対面の男の前で松前の悪口を言ってしまう。 後日、仕事をお願いするために松前に挨拶にいくと、さんざん悪口を言ってしまった男だった。 春之との仕事はしない、と言われ…
blacksima
どのお話もほのぼの~とした可愛さがありました。表題作も素敵でしたが、「僕は君のもの」「君は僕のもの」が一番好きでした。 小さい頃は泣き虫で自分の後ろを付いて来た攻めが、自分よりもずっと大きくなり、知らない内にモテてるとか・・・なんだよってつまらないと、モヤモヤとしている、俺様のツンデレのひーちゃん(受け)が、すごく可愛かったです。 でも、攻めはひーちゃんしか見てないとかね・・・お約束かもで…
完結編。最終話まで話がどうなるのか分からない、はらはらした内容でした。 序盤、宙が「気持ちや努力だけじゃ、どうしようもないこともある。」と親友に話しているのを見て、辛い思いを沢山したんだな・・・と寂しく思えました。 てっちゃん(攻め)が、宙を凄く引きずって、ケーキ屋を見るとつい覗いてしまったり、やっと宙に会えても「ちゃんとやってるよ。もう1人でも大丈夫だよ」というのを聞いて、俺が居なくても…
1回読んだ時は、てっちゃん(攻め)勝手だなぁ・・・宙の気持ちわからないのかな。宙の方がずっと現実的だよ。と宙の視点で見ていたんですけど、改めて読むと、てっちゃん視点で見えて何か寂しくなりました。 てっちゃんが、心配性のお父さんに見えたり、ささいなことで嫉妬しちゃうところとか、宙と比べると無口で格好付けたがったり、むっつりだし(笑)可愛いところが満載です。 てっちゃんは、自分が昔よりも成長し…
木下先生の作品で一番初めに手に取ったお話でした。これをきっかけに他の作品も読みたいと思えるきっかけになりました。個人的に完結してから読んで、良かった~と思いました。すごく切ないので、途中でおあずけくらうと落ち込みそうです(笑) 表紙も素敵なのですが一番好きなのは、3冊とも裏表紙です。やさしい背景に溶け込む二人が実際にそこで生活しているようで、空気が伝わってきてうっとりします。1巻はカラー口絵…
杉原理生 木下けい子
絵夢
高校からの友達、矢萩智彦と水森秋人。 社会人になっても親しい友達同士。 水森にゲイだと告白した後も「安心しろよ。お前だけは絶対に好きにならないから」と好きで好きで好きでたまらないくせに矢萩は水森を失いたくないばかりに普通の友達でいようとします。 忍耐強い矢萩ですがどうやら周囲にはバレバレの様子。 共通の友達、木田や水森の後輩の堀田(どうやら水森のことが好きらしい)をやきもきさせています。 …