木下けい子さんのレビュー一覧

リアリストによるロマンチシズム コミック

木下けい子 

偏屈なインテリ眼鏡攻めが良い

インテリで大人で意地悪な攻め×嫁スキルの高いちょっとドジな受けという組み合わせに、ちょっと『由利先生』シリーズを思い出す作品(現代モノですが)。
攻めは可愛いところもあるけど基本的に態度がでかく、受けが翻弄され気味なところも似ているなと思いました。ああいうカップリング好きな方にはオススメ♪

就職口のない大学生・佑希。
父親の友人で経済学者・戸高のアシスタントとして働くことに。理屈っぽく嫌…

3

兄弟とは名ばかりの 小説

渡海奈穂  木下けい子 

イラストありき。

表紙買いです。

でも渡海さんの小説はわりと読んでいるかも。
読みやすい、でも、又よみたいなと思える作品はなかなかない。

この作品親どうしが再婚し同級生だった男と急に家族になり
対象的な2人ではあるが
家族になろうし、家族以上になる話

嫌いじゃなかったですが
両親に気を使い過ぎでは?
家族を強く出しすぎて、逆に違和感を感じました

みる視点がずれてるかもしれませんが

1

恋は育って愛になる コミック

木下けい子 

農家系好き

木下さん大好きなので作家買いです。

連載も読みますが、コミック発売もやはり楽しみです。

今回も同じ顔。気持ち切り替えなきゃ誰かわからなくなる。

中学の同級生である二人が仕事を通して再会。
にこにこさんの営業と農家。
この関係性好きでした。

黒髪、メガネ、真面目、
魅力は感じませんが、中道は中学時代から可愛いと思っていたようです

色が白くて睫毛が長く女の子みたいな…

3

恋は育って愛になる コミック

木下けい子 

スクスク君は必要なかったらしい…

薄味だけど、じわっと染み入るお粥のイメージ。体に入るとポカポカほっこり的な。

肥料メーカーに勤務する櫻井弓弦(受)は異動で昔、住んでいた土地を担当することになり、初営業で農業を営む元同級生・中道蒼(攻)と再会します。

不向きな営業を真面目に頑張る櫻井が真摯に農業に取り組む中道にアプローチされていく…という話。

蒔かれた再会という種に中道がせっせと愛情という栄養を与え、芽吹いた櫻井を収穫しよう…

7

待ち合わせは古書店で 小説

榊花月  木下けい子 

読み直したけど感想はかわらず。

木下けい子さんのイラストにひかれ購入しました

イラストが違う先生であれば手にすることはなかったと思います。

内容は、奥さんが病気で亡くなり、子供を一人で育てている三十過ぎの男性と高校生の話です。

ストーリーが何処で盛り上がったのか
つかみきれないまま、ページ数が過ぎていきました。

読み漏れしたのか?と思い
読み直してみましたが、ここ?というシーンは感じなく
終わりまし…

1

今宵おまえと 最終章 コミック

木下けい子 

じれったいじれったいもうあなたに抱かれ…抱けよもう!!

そんなじれったい二人にもついに終止符が?の最終巻。
表紙タイトルの字がピンク色になってます。中身を予感させる表紙の雰囲気です。

  
  
  
  
  
  
(マジバレ注意)
陸郎と保孝は一応結ばれるのですが、
陸郎にしてみれば、保孝は同情で男とでも寝てしまえる人間だと思っているので、
どうしても保孝を信じきることができません。
そして結局保孝に皮肉をぶつけて、保…

8

今宵おまえと 二章 コミック

木下けい子 

じれったい二人が続いています

陸郎のヘタレー!そして答えを出せない保孝。
ぐるぐるしてます。どんだけ(笑)

陸郎はじわじわと攻めていってはいますが、決定的に押しが弱い。
押したらどうにかなるんじゃないか、でも押されて流されて付き合うことになるなんて違うんじゃなか。
やっぱり保孝の気持ちを大切にしよう。彼の決断を待とう。

と、またぐるぐる。
なんだかんだで保孝は陸郎の気持ちには答えられないのですが、
保孝が…

1

今宵おまえと 一章 コミック

木下けい子 

タイトル表紙がいい

ということで作家買いでもあるこの作品。
リーマン、同級生、10年越しの告白。
木下先生のお好きなものがつまった一冊です。

それにしても陸郎がヘタレ過ぎです…。
心の中では「俺はおまえを俺のものにする」といきまいておきながら、
実際にはなかなか言い出せず。
保孝が男と一発やったと聞いてからグラグラし、
ようやく言ったと思ったら保孝にはよく聞こえていなかったという。
その後、陸郎は…

2

今宵おまえと 最終章 コミック

木下けい子 

恋人は友だちの延長ではない件(今さら)

両想いになってからの残酷さがスパイシーに描かれている今巻がいちばん好きです。

片想いだと相手との距離感が都合のいい状態にねつ造できるし期待も裏切られない。

むしろ両想いになって相手を知るに至ってから『なんで?』という一方通行だったりします(笑)

どちらにも言い分がある。
リクローにはリクローなりの、ヤスにはヤスなりの事情があってどっちも間違っていない。
ただタイミングがズレただけ。

そんな…

8

CHERRY 小説

月村奎  木下けい子 

いや、意外と萌えもあったけど!

簡単に言うと、無理矢理つけた設定に
後半苦しめられるって感じに見えちゃった。

岩佐くんが俺様っていうより、世間知らずなんだよねw
そこが凄くお話に入ろうとする読者の視点の邪魔をする……。
ワガママ・童貞、そりゃ結構!
だけど、世間知らずってのは別問題。

ただの甘えん坊のガキがちょっと素直になってデレても
あんまり萌えないんですよ。デレとのギャップを作るために
ツンツンさせて…

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