木下けい子さんのレビュー一覧

強面の純情と腹黒の初恋 小説

海野幸  木下けい子 

暗い外見に反し、カワイイ純情キャラ

海野幸さんの作品は個人的に好き嫌いがあるのですが、この作品は凄く好きです!

受けの双葉、あらすじで「数学教師をしている双葉は素の状態が剣呑で誤解されやすいタイプ。」とあります。
双葉は外面が地味に怖いが、中身は乙女かよ!ってほど(いや女っぽくはないです)純情ー!!、という。それだけだとありきたりっぽいかも?ですが、

描写が容赦ないんです。
造作がすごくひどいってわけでもなく。体型も…

8

月光坂の花屋敷 春 コミック

木下けい子 

甘えとずるさとせつなさと

全員が片想い!
片想いって自分と向き合うことですよね。

表紙に広がる柔らかいピンクの花びらと帯に目を奪われます。
淡いカラーに惹かれ、いそいそと読むと続きもので、痛そうな感じ。
さらに木下さんお得意の無自覚受かと思いきや不埒と切なさが同居する人。
不穏な道行きにワクワクします。

< 登場人物 >
・柏木幸哉…花屋敷主人、会計士

8

いつも王子様が コミック

月村奎  木下けい子 

好きな子は苛めたい。

まさにそんな感じでした。
ドS王子期待してたので少し残念(笑)
いじめているのか焦らしてるのか…素直じゃない攻くらいの印象です。
単に受が被害妄想激しめなせいもあるかと思いました。
むしろ大いにそちらの問題なのでは。

攻のあの頃は無理だったけど今なら上手くいくみたいな台詞に共感しました。
学生ものも好きなんですけど、やっぱりお互いが好きだけじゃ無理なこともありますし、
そもそも突…

2

その手で咲かせて 小説

真崎ひかる  木下けい子 

…か、可愛いー(*´д`*)ハァハァ

とても可愛いらしいお話でした。
尚紀はもう…小動物のようです。
逃げ足速いし、オドオドビクビクしているし( ´艸`)
でも花を活けている時の描写良かったー真剣なんです。
東堂の海軍服をベースにしたホテルマン衣装は垂涎ものでした(*´Д`*)
ホテルマンなのでさり気なく細やかな気配り出来るので年下攻めって感じは余りしないです。
でも勘違い暴走とかしちゃいますw
涙目になられて大焦り(笑…

0

月光坂の花屋敷 春 コミック

木下けい子 

序盤の出だしは波乱含み

他の方もレビューしておられるように、続編ありの1作目。
タイトルに書かれていた「春」が1巻目だとすると次に夏・秋・冬なんて四季で来るか、
はたまた意表をついた別の形なのか気になるところではあります。

花屋敷に息子と下宿人と主役となる幸哉が3人で暮らしているのですが、
三者三様にそれぞれ何かを秘めておりましたね。
幸哉は息子がいるのにゲイで淫乱らしいし、息子は下宿人の小鳥遊に片思い。

7

素敵な入れ替わり 小説

小林典雅  木下けい子 

ツンデレ攻め

典雅さんの作品は好きで作家買いしてますが、今回はう~ん・・・という感じでした。
いつも通りコメディチックで面白いんですが、イマイチ萌えきれなかったです。

あんなに広海さんのことが好きなのに、倫己が色んな女の子と付き合っていたっていうのがちょっと・・・童貞攻め好きの私には萎えポイントでした。
どうせならヒロリンへの一途な恋心を貫いてほしかったです。
ツンデレ攻めには萌えなんですけどね。

3

月光坂の花屋敷 春 コミック

木下けい子 

「僕はね…どうしようもない男なんだよ」(帯より)

 帯だから大げさに言ってるのかと思ったら本当にどうしようもない男でした。不安の種がポツリポツリと蒔かれた第1巻。全ては今後の展開次第なので、評価はまだできず「中立」です。

 庭木が立派な花屋敷に住む3人+αの物語。自分を責めていてどこか投げやりな主人公・幸哉(30半ば)。学生時代から幸哉に片想いしている5才年下の下宿人・小鳥遊(たかなし)。幸哉の息子・結人(中2)。
 幸哉と小鳥遊は時々体…

5

眠り王子にキスを 小説

月村奎  木下けい子 

王子が目覚めるとき

 篤史は、中学性のときに、母親に自分の性的嗜好が知られて以降、母親、そして家族とより疎遠になってしまいます。母親にもう一度振り向いて欲しいと願ってみても、その思いが届くことはないのです。

 篤史は、もう誰も好きになることもなく、一人でデリと料理教室を切り盛りしながら、静かな生活を送りたいと考えるようになるのです。誰に思いを寄せることもなければ、傷つくこともない、だけど、そんな彼の毎日はとても…

4

「月光坂の花屋敷 春」描き下ろし特典ペーパー グッズ

原因はあのスパイス不足か!w

本編でもちょいちょい出てきましたが、
受けであり父親でもある柏木幸哉の料理は、いまいち美味しくなくて、
攻めの小鳥遊の作るものの方がずっと美味しいようですね☆

それはどうして?ということを、幸哉と小鳥遊が並んで料理をしながら話す、
そんなほのぼの漫画が載ったペーパーです。


カレーを作っているのかな?
和牛肉に人参、ジャガイモ、玉ねぎが見えます。
「ほらレシピ通りに、玉ねぎ…

8

月光坂の花屋敷 春 コミック

木下けい子 

春は始まり、第1巻

1冊で終わる本と思いきや続き物でした~
この1巻だけだと謎が残って、早く続き~~!!となりましたw


花屋敷と呼ばれる、
東京のある庭が見事な屋敷に住む、
その屋敷を所有する30代の会計士(離婚歴ありの受け・表紙右)、
中学2年生の受けの息子(攻めに片思い)、
学生の時からずっと受けに片思いをし続けているエリート官僚(攻め・表紙左)、
この3人の、
それぞれに抱く恋心と秘密、…

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