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木下けい子
クリボウ
ネタバレ
ジタバタジタバタしたくなるような男子高校生たちのきゅんきゅんに私の戯れた心臓がもちません。 転校してきたひとつ年上の帰国子女:綾瀬と人の良い蒼太の出逢いから告白までの意識→戸惑い→ギクシャク→スレ違い…という王道中の王道。 よくある話だけれども、ふたりの会話や木下さんの描く赤面や目線の方向にどうにも脚をバタつかせてしまいたくなるんです。 さりげない視線の外しかたに恥じらいてんこ盛り…恐る…
雀影
私が、無条件で好きなのは、 高校生になったばかりの、まだ卵の殻がくっついてるヒヨコみたいな男の子が、初めて他者に感じるその気持ちの名が、恋だと気づく物語。 これに尽きる。 エロなんて、あってもなくてもいいの。 っていうより、むしろなくていいの。 この、一歩進みそうで、振り出しよりも、さらに三歩戻るみたいな、 恋の駆け引き以前のすれ違い。 これをかわいい、かっこいい男の子同士でやっても…
さぶろう
そーちゃんと綾瀬くんのモダモダ感。 高校生二人がグルグルしてるの、大好物です。 そーちゃんだけが知っている綾瀬くんのこと。 綾瀬くんだけが見抜いた、親友の類くんも知らないそーちゃんのこと。 そんなところから、お互いを意識しはじめます。 体育祭?での、足が速いそーちゃん、かっこいい。 で、なんだか良い雰囲気になり、チュー未遂… そーちゃんは『悪かった、間違いだから』と綾瀬くんに言われて…
他の誰かの優しさより愛しいあなたの我が儘を。 表情の読めない顔で不特定の男たちと気持ちの繋がらないSEXをする幸哉は同居人の小鳥遊の自分への想いを知りつつ体の関係を続けています。 幸哉の息子は小鳥遊に片想い…という片想いクロニクルの後編。 春夏秋冬いくかと思いましたが春の次は秋で 終わりましたね。 良かった…小鳥遊の長い春が終わって← 木下けい子さんの描く攻は本当に辛抱強い(泣…
木下けい子さんの描くカッコイイ年上攻、ちょっとおバカちゃんな天然年下受が大好きです。 ほんわかクスクス口許が緩む優しい安定感を愛しく思います。 今作は爆笑してのち、感動もしちゃいました。 まず脇をかためるメンバーがめっちゃ面白い。 悠真の同級生:山田くんんん!! 自業自得とはいえ不憫すぎるキミの哀愁漂う背中を何度も見送るうちに涙がこぼれた←笑って。 バイト仲間の女の子も亨さんの友だ…
snowblack
高校新入学の春、そんな初々しい可愛らしいお話。 小柄で明るく優しい藤沢蒼太と、 一月遅れで入学してきた帰国子女の綾瀬千洋。 そんな彼らが友達になって、友達以上に気になって、 不器用にすれ違って、そして思いが通じあってキスするまで、 若葉マークの高校生二人のピュアなお話。 駅から学校までの坂道や、帰りの寄り道。 体育祭、準備やリレ選や女装しての応援団。 高校の1学期、適度に自由な…
高律
高校生のぎこちない恋のお話です。 高校1年生の藤沢蒼太が1か月遅れで転入してきた綾瀬千洋と 初めて出会ったのは登校中の電車の中。 最初はぎこちなくて、お互いの気持ちがなんなのかよくわからず イライラしたり傷つけ合ったり、勘違いしたりといろいろあったけど 少しづつ距離を縮めて、分かり合っていく爽やか高校生ラブです。 木下先生の描く高校生らしい二人のはにかんで赤面した顔が印象的な画…
クラフトさんの、大洋図書さんのコミックスは、紙が良いから好き。 カラー口絵の発色もきれいだし、木下作品の、この白っぽい絵には、このつるっとした白い紙がほんとに良く合う。 お話は三角関係、実は死者も含んでの四角関係のグルグル物。 幸哉と小鳥遊と結人の3人が暮らすの家の中で、ぐずぐずとしているようで唐突に進むなんだかわかりにくい展開は、幸哉の、自分の心さえままならないのに、どうやって、どうし…
あやちゅけ
絵も自然な雰囲気で、サラリとしています。 いまどきの男子大学生の日常はこんなんなのかなぁって 妄想が、頭を駆け巡るような話でした。 ふたりともよく言葉にするのが 「友情」、「友達」。 この言葉が片想いをしている受けに 凄く響いて切ない物語となりました。 ------------------- 野田(攻め)と友坂(受け)は、中学生からの友人同士。 しかし、野田は女性関係…
トーゴ
ついつい長丁場な春夏秋冬が楽しめるものと思っていたので、タイトル表記に渦巻いてしまうものがありました。 結人の恋心に一抹の不安はありましたが、小鳥遊の無い袖は触れない潔さに子どもだからと濁してしまう事もなく。 対等に目線を合わせる格好良さに痺れてしまいます。 その分幸哉の鈍さが憎らしく、されど微笑ましく感じてしまう矛盾。 そうしてどさくさにまぎれてあっさりと晒される事実。 読者の推察…