木下けい子さんのレビュー一覧

小さな君の、腕に抱かれて 小説

菅野彰  木下けい子 

年下攻めの一途さは光る一冊

あらすじ:
大学図書館の司書・奏一(受け)は、国文科の教授と生徒の二人と飲んだ翌朝、自宅でほぼ全裸で目覚める。
部屋にいた学生・祐貴(攻め)は、以後度々奏一を訪ねてきて…

奏一が忘れている、幼少期の祐貴との出会い。
奏一の大学時代のトラウマ。
現在の奏一が祐貴の想いを受け入れるまで。
そんな複数の要素がややコミカル寄りに描かれた、少しごちゃごちゃ感のある一冊。

奏一は大学時代…

11

嘘つきと弱虫 購入特典書き下ろしペーパー グッズ

バレンタインの夜には・・・

本編のその後のお話になっています。

以下、内容になります!!

時はバレンタインの夜、場所は麦人のマンション。

2人でバレンタインを過ごす事になった夜、音也からは手作りのガトーショコラをプレゼントされた麦人。
幸せそうにケーキをほおばる麦人を見て、幸せ一杯の音也。

麦人は手作りのチョコレートではなく、既製品のチョコレートしか用意できなかった事を音也に詫びるが、音也は、好きな…

0

ろくでなしと俺 コミコミスタジオオリジナル特典描き下ろしペーパー グッズ

ほめてるうちに・・・

以下、内容になります。


シャツに姿で、ハート型の胸当てのフリル縁取りエプロンをしてむすっとしている北方のイラスト(背景にハート模様が点在)に、美里の台詞「俺の大好きな北方は料理上手でキレイ好き」・・・

次に、3コマの漫画が続きます。

1コマ目:その上仕事もできるし完璧だよ・・・と頬を赤らめながら北方を誉める美里・・・照れながら「お・・・おう」と言う北方

2コマ目:美里の…

1

オールトの雲 小説

一穂ミチ  木下けい子 

流れ星が生まれるところ

いわゆる美文調よりも読んだそばから映像が立ち上がる…といったものが、本当に上手な文章なんだろうなぁとBL小説を読むようになってから思うようになりました。一穂ミチ先生の作品はコミックスを読んでいるかのような感覚で読めてしまいます。頭の中で鮮やかに絵が浮かび、動いている。作品を読んでいる間は木下けい子先生のイラストで存分に作品世界をイメージして楽しむことができ、読み終わってしまうのが勿体なくなるような…

6

わが愛しのドクター コミック

木下けい子 

ほのぼの博士と小間使い?(笑)

多分、木下先生の御本の中で一番読み返してる本かも。
設定がちょー好きです。

この2人のやりとりを監視カメラでずっと見ていたいなぁと
思います。

できたらこの続き読みたいなぁ。

無理だろうけどさ。


タイムトラベルまでしちゃうんですが、
そんな難しい設定すらサラッと描いてしまう木下先生が大好きです❤︎


ほのぼのラブを、見たいときは
これはオススメです。

2

幾千の夜 最終夜 コミック

木下けい子 

明けない夜はないのだから。

幾千の夜を越えて、新しい朝に辿り着いた最終巻。
まさかとは思いながらも、二人には幸せになってほしい!と祈るような気持ちで読み進めました。
出だしでネタバレして嫌がられた事がありますが、ここはあえて「安心してください、ハッピーエンドですよ」と告げたい!(2015年末らしく…笑)そこに至るまでの過程が素晴らしいので、是非三巻続けて一気に読んでいただきたい。

ああ、よかった。
色々遠回りして…

7

幾千の夜 第二夜 コミック

木下けい子 

切ないなあ。

切ないですねえ。
二巻目もこれでもかってくらい切ない。
中編ならこれでハッピーエンドな筈なのに、同棲までしても上手くいかない二人。
ただ宙を守りたいてっちゃんと、てっちゃんに迷惑をかけないで一緒に歩きたい宙。
お互いを思う気持ちは強いのに、なぜ上手くいかないんだろう。
そして別れたまま、お互い社会人になって………どうなるの!?
一巻と二巻の間は一年だったそうで。
後からきたおかげで…

5

幾千の夜 第一夜 コミック

木下けい子 

木下けい子さんの現代ものが好き。

何となく読まないままでいたのですが、いきなりシリアスな木下さんが読みたくなって三巻まとめて購入しました。迷わず全巻購入した自分、GJ!
これは気になるので一気に読みたい話です。リアルタイムで追ってた方は、待ち遠しかったでしょうねえ。

幼馴染の二人が両想いなのに、すれ違うとてつもなくもどかしい話です。
友達以上に相手を好きになってしまったら、好きなのに一緒にいても辛いから離れていくてっちゃ…

1

初恋の嵐 小説

凪良ゆう  木下けい子 

初恋、同級生、こじらせ・・・

初恋、同級生、こじらせ・・・その上受け様も攻め様も互いが初めて同士、そしておそらくこの先最初で最後の相手同士・・・と、私的にはたまらない萌えが満載の作品でした。
作品に引き込まれ、先も気になり一気に読んでしまった・・・そんな作品でした。

全体的にコメディータッチながらも、途中で攻め様の父親が急逝するお話は正直読んでいてとても悲しくて辛かったです。(私は動物や人の亡くなるお話がとても辛くて苦…

4

好きで、好きで 小説

安西リカ  木下けい子 

攻めがとにかく魅力的☆

いやぁ、攻めの志方に惚れそうになりましたよ。
なんだ、この良い男は!
出来る男の理想形がそこにいました。

受けの穂木視点でお話が進むので、穂木から見た志方の姿を追う形になるのですが、こりゃ惚れてまうやろと本気で思ってしまいました(笑)

普段は寡黙でぶっきらぼう、仕事のことは何も言ってくれないので頭にくることもしばしば。
でも、誰よりも穂木のことを大切に想い、穂木の気持ちを何よりも…

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