木下けい子さんのレビュー一覧

オールトの雲 小説

一穂ミチ  木下けい子 

流れ星が生まれるところ

いわゆる美文調よりも読んだそばから映像が立ち上がる…といったものが、本当に上手な文章なんだろうなぁとBL小説を読むようになってから思うようになりました。一穂ミチ先生の作品はコミックスを読んでいるかのような感覚で読めてしまいます。頭の中で鮮やかに絵が浮かび、動いている。作品を読んでいる間は木下けい子先生のイラストで存分に作品世界をイメージして楽しむことができ、読み終わってしまうのが勿体なくなるような…

6

わが愛しのドクター コミック

木下けい子 

ほのぼの博士と小間使い?(笑)

多分、木下先生の御本の中で一番読み返してる本かも。
設定がちょー好きです。

この2人のやりとりを監視カメラでずっと見ていたいなぁと
思います。

できたらこの続き読みたいなぁ。

無理だろうけどさ。


タイムトラベルまでしちゃうんですが、
そんな難しい設定すらサラッと描いてしまう木下先生が大好きです❤︎


ほのぼのラブを、見たいときは
これはオススメです。

2

幾千の夜 最終夜 コミック

木下けい子 

明けない夜はないのだから。

幾千の夜を越えて、新しい朝に辿り着いた最終巻。
まさかとは思いながらも、二人には幸せになってほしい!と祈るような気持ちで読み進めました。
出だしでネタバレして嫌がられた事がありますが、ここはあえて「安心してください、ハッピーエンドですよ」と告げたい!(2015年末らしく…笑)そこに至るまでの過程が素晴らしいので、是非三巻続けて一気に読んでいただきたい。

ああ、よかった。
色々遠回りして…

7

幾千の夜 第二夜 コミック

木下けい子 

切ないなあ。

切ないですねえ。
二巻目もこれでもかってくらい切ない。
中編ならこれでハッピーエンドな筈なのに、同棲までしても上手くいかない二人。
ただ宙を守りたいてっちゃんと、てっちゃんに迷惑をかけないで一緒に歩きたい宙。
お互いを思う気持ちは強いのに、なぜ上手くいかないんだろう。
そして別れたまま、お互い社会人になって………どうなるの!?
一巻と二巻の間は一年だったそうで。
後からきたおかげで…

5

幾千の夜 第一夜 コミック

木下けい子 

木下けい子さんの現代ものが好き。

何となく読まないままでいたのですが、いきなりシリアスな木下さんが読みたくなって三巻まとめて購入しました。迷わず全巻購入した自分、GJ!
これは気になるので一気に読みたい話です。リアルタイムで追ってた方は、待ち遠しかったでしょうねえ。

幼馴染の二人が両想いなのに、すれ違うとてつもなくもどかしい話です。
友達以上に相手を好きになってしまったら、好きなのに一緒にいても辛いから離れていくてっちゃ…

1

初恋の嵐 小説

凪良ゆう  木下けい子 

初恋、同級生、こじらせ・・・

初恋、同級生、こじらせ・・・その上受け様も攻め様も互いが初めて同士、そしておそらくこの先最初で最後の相手同士・・・と、私的にはたまらない萌えが満載の作品でした。
作品に引き込まれ、先も気になり一気に読んでしまった・・・そんな作品でした。

全体的にコメディータッチながらも、途中で攻め様の父親が急逝するお話は正直読んでいてとても悲しくて辛かったです。(私は動物や人の亡くなるお話がとても辛くて苦…

4

好きで、好きで 小説

安西リカ  木下けい子 

攻めがとにかく魅力的☆

いやぁ、攻めの志方に惚れそうになりましたよ。
なんだ、この良い男は!
出来る男の理想形がそこにいました。

受けの穂木視点でお話が進むので、穂木から見た志方の姿を追う形になるのですが、こりゃ惚れてまうやろと本気で思ってしまいました(笑)

普段は寡黙でぶっきらぼう、仕事のことは何も言ってくれないので頭にくることもしばしば。
でも、誰よりも穂木のことを大切に想い、穂木の気持ちを何よりも…

3

今宵おまえと 一章 コミック

木下けい子 

リーマンなのに‥

萌え要素が学生同士みたいです(←褒めてる)。
某電子書籍のサイトで期間限定で無料だったので、試し読み感覚で購入。
木下けい子さんといえば、私の中では
「眠り王子にキスを」の挿絵を描いた方だなくらいの認識です。

本編で保孝(受様)が陸郎(攻様)の視線について
語るシーンがあるのですが、
視線の書き方が上手い方だなと思いました。
セリフがなくとも絵の表情でわかるところがあったり。

1

好きで、好きで 小説

安西リカ  木下けい子 

寡黙攻めたまらん(*>_<*)

めちゃくちゃツボでした。
寡黙攻め、ぶっきらぼう攻め好きにはたまらないです。
寡黙でぶっきらぼうな中でも受けへの気配りが見えるし、一言の重みがとてもある人です。
そんな志方に10年寄り添う尽くし受けの穂木ですが、恋に生きる乙女のようでした。w
でも個人的にそこはコミカルに映りました。
はじめは、タイトルと表紙の雰囲気から切ないお話なのかなと思ったのですが、穂木の性格のおかげでずいぶん明る…

8

好きで、好きで 小説

安西リカ  木下けい子 

読んでるだけで幸せ

初読み作家さんなんですが、大当たりでした。
久しぶりに新規開拓で当たりを引き当てた気がします。
砂を吐きそうなほどに甘い話なんですが、これがもう癖になるような甘さで、一途で健気で一生懸命な受がツボに嵌りました。
そして不器用で無口で無表情な攻なのに、本当は凄く優しい攻という王道なんですが、なんてことない日常でこの王道って以外と難しいと思うんですよ。
ドラマチックな展開も特にないのに、もうぐ…

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