明神翼さんのレビュー一覧

身がわりの恋 小説

真崎ひかる  明神翼 

身代わりは悲しいけれど

 同じ大学に通う拓海に想いを寄せている侑矢は、彼にパシリのように扱われているが、そのことに喜びを見出す日々。
 拓海は、内向的な侑矢とは違い、王様のように話の中心にいた。
 そんなある日、拓海が海外留学することになった出発の前夜、侑矢は「話があるから泊まっていけ」と引き留められた。
 酔いも相まって、夜中に起きてきた拓海に「抱いてほしい」とすがりついてしまう。
 けれど、暗闇の中、侑矢を抱…

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蒼の王子と誓いの愛翼 小説

真崎ひかる  明神翼 

インコ

「朱の王子と守護の子育て」のスピンオフでした。前作未読だったので、ちょっと萌がへっちゃったかな。攻め受けともそんなに自分の萌ポイント付いてなかったので中立にしました。本編210P弱+後日談10P+あとがき+明神先生のあとがき。

王族の守護鳥の卵を護る「抱卵役」にと、めでたく卵から選ばれた翠蓮(すいれん)。その卵は第五王子の蒼鷲(そうしゅう)のもので・・・と続きます。

攻め受け以外の登場…

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蒼の王子と誓いの愛翼 小説

真崎ひかる  明神翼 

楽しみにしてたんですが…

こちらの作品を予約していたので、先に「朱の王子と守護の子育て」を読みました。

あちらの主人公の眞白と同じく「抱卵役」になった翠蓮も度々登場していたので、この作品を読むのを楽しみにしていました。

ところが時系列が同じな事と悩みも同じような事が多いので、登場人物が違ってもまるで同じ作品をなぞっているようで面白みに欠けた気がします。

それから翠蓮の性格は分かっていたつもりでも、眞白に比…

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朱の王子と守護の子育て 小説

真崎ひかる  明神翼 

物ごとには程度があります

「蒼の王子と誓いの愛翼」を購入して、まだこちらを読んでいないことに気が付き、慌てて電子で購入して読みました。(こういうこと多いんです…)

真崎先生の文章はとても読み易くて好きなのです。

でも今回の受けの眞白が控えめ過ぎて…。
控えめも度が過ぎれば、読んでいて腹ただしくなるのだと知りました。

もう言えないで黙り込む姿に、いじらしさを感じることも無くイライラしてしまいました。

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蒼の王子と誓いの愛翼 小説

真崎ひかる  明神翼 

守護鳥が結ぶ恋

今回は守護鳥が未だに孵化しない王子と
貴族の養子となった元農民のお話です。

抱卵役となった受様が守護鳥を成長させ、
攻様の大切な存在になるまでの本編と続編短編を収録。

受様は子供のいない貴族の養子です。

受様は子供の頃には
王宮で見た凛々しい騎士団の一員を夢見ますが
地方の貧しい農家の出自ゆえに
貴族の子弟に見下される事が多くありました。

適性があって不可能な望…

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もふもふ狼王の寵愛花嫁 小説

真崎ひかる  明神翼 

ヤマが

真崎先生だしと思って購入したものの、個人的萌えポイントをつくものがなく盛り上がれなかったので中立にしました。本編210P弱+あとがき。

冬間近のある日、強風と大雨で川に架けた橋が流され村の皆は大弱り。橋を架ける技術を持つ山犬族に橋を架けてもらうよう依頼して、無事架けることが出来たのですが、最後に彼らが望んだのは「山犬族の頭領の花嫁を貰い受けたい」と村長次男坊である花楓を指名して・・と続きます…

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蒼の王子と誓いの愛翼 小説

真崎ひかる  明神翼 

設定やキャラは魅力的だが。

初読みの作家さまでしたが、あらすじに惹かれ購入。






主人公は貴族の出自である18歳の翠蓮。
彼の住まう国では、王族が生まれるとその際に手に卵を握って生まれてくる。その卵から孵るのは守護鳥で、その守護鳥が孵って初めて一人前の王族として認められるために守護鳥を孵すことは王族にとって死活問題。

守護鳥を孵すために「抱卵役」という役目を仰せつかる国民がいるのだけれど、その抱…

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映画監督の寵愛メソッド 小説

神香うらら  明神翼 

アメリカ舞台

映画関係のお話かなと思って購入しましたが、さらっと読めてしまったので中立です。本編230pほど+あとがき。

夜遅くに急に弟(一卵性双生児)が訪ねてきたのですが、なんと顔に殴られた痕が。なんでも痴話喧嘩に巻き込まれたとのこと。もうすぐ映画のロケが始まるのに、どうすんだよと思っていたら「本格的な出番はまだ先だから、その間、代役としてロケ地に行って」と言い出し・・と続きます。

攻め受け以外の…

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極上御曹司の恋愛成就方程式 小説

神香うらら  明神翼 

この場合どんなにクールな攻めでも、鼻血の一つや二つは出して欲しいのです

毎度お馴染みアメリカ人セレブ×日本人美青年のシリーズで、ロックハート家の御曹司第四弾になります。
「極上御曹司の初恋略奪方程式」の攻め・キャメロンのお兄ちゃんが今作の攻めと言う繋がりですが、単品で問題無く読めます。

で、今回、受けの行方不明になった友人を追って主役二人でニューヨークからマイアミへ。
そう、「救出大作戦!」って感じのお話なんですよね。

えーと、パーティーでウェイターを…

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映画監督の寵愛メソッド 小説

神香うらら  明神翼 

にやにやしながら読みました

疲れたときに読みたくなる神香さん作品。
変な当て馬も出てこないし、攻めも受けを試したりクズいこともしない。

出会ってお互いにピピッときちゃった二人の、「なんて清楚なんだ‥‥」「なんて逞しい胸……」みたいな、お互いがお互いにぽーっとなってる様子をニヤニヤしながら読む。
ここがいい。

両片思い、両視点、という超〜わかりやすさ。
おまけにめちゃくちゃ甘い。
プラスちょこっとした事件・…

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