名倉和希さんのレビュー一覧

手を伸ばして触れて 小説

名倉和希  高座朗 

外見に似合わず実は男前な受けさん

名倉さんの作品を読むのは3冊目だったと思います。
時折、甘ーーい作品を読みたくなるのですが、そういう本が今手元になかったので比較的甘いと認識している名倉さんの作品を読むことにしました。
攻めと受けの両視点です。


攻めは週刊誌の記者である桐山。
計算するに29歳といったところ。
ある特定の政治家を失脚させるためにはなんでもやると決めている男。

受けの雪彦は15歳で両親を何者か…

2

春のダリア文庫フェア2014/うるうるBL小冊子 グッズ

ホントうるうるしちゃいました~

ダリアフェアの今度の小冊子は個人的に好きな作品が多かったのでかなり嬉しい。
朝丘 戻さん「坂道のソラ」成瀬かのさん「琥珀色のなみだ〜子狐の恋〜」
名倉和希さん「御曹司は初恋を捧ぐ」の3作品の番外編が入っています。

その中で特にお気に入りなのがもふもふスキーな私のお勧め作品の一つですが
成瀬かのさん「琥珀色のなみだ〜子狐の恋〜」から番外編タイトル琥珀色の日々です。
攻めの鐵と狐神様の子…

5

無垢で傲慢な愛し方 小説

名倉和希  壱也 

ツンデレ御曹司が萌え

プライド高く純粋培養の深層の令息御曹司に恋をしたのは17歳も年上の御曹司。
御曹司×御曹司の歳の差溺愛ものは甘い話もツンデレ受けも大好きな私には
萌えツボだらけで大変おいしく頂きました!

主人公は高貴な一族の御曹司で遅くに出来た息子故に両親や歳の離れた兄に溺愛され
蝶よ花よと大事に何不自由なく育てられた御曹司の清彦。
大事にされ過ぎて一般的な常識から多少ズレているけれどツンデレな感じ…

7

夜をひとりじめ 小説

名倉和希  富士山ひょうた 

平和に甘く面白くをお望みでしたら

目下、血湧き肉踊る海賊シリーズで頭が16世紀にスリップ中、
そんな最中に読んだのだが敗因?
あんまりぬるくて、途中から飛ばし読んでしまいました。

30代後半、仕事もできるゲイの課長・片岡は、
実は部下の新人・立花が好き。
ある日大学時代からの友人でご同類の営むバーに行くと
そこで立花とバッタリ……
立花は友人のご近所さんで幼なじみだという。

前半は、懐いて来る可愛い立花と親…

1

神さま、お願い ~恋する狐の十年愛~ 小説

名倉和希  陵クミコ 

フツーに泣いた。再読はない

タイトルから「泣いてください!健気受け」という作品だとわかる。親切です。

重いものは読みたくないという状態のとき、
お涙頂戴なヤツでも読むか、というくらいの気持ちで購入しました。
 泣けました…が。
わたしは涙腺が弱く、簡単に泣くんです。
なので「ナニコレ」この程度?と思うひともいるかも、とも。

キツネのもののけ、サトがヒトの子供に出会って。初恋して。
完全な人間に化けるには…

5

「神さま、お願い~恋する狐の十年愛~」購入特典書き下ろしペーパー グッズ

夫婦の生活。

『神さま、お願い~恋する狐の十年愛~』の番外編SSペーパーです。

非常に評価が高い作品なのに大変申し訳ありませんが、本編は個人的にはまったく問題外と言っていいくらいダメでした。


荘志の亡くなった祖母の家で、事実上夫婦として一緒に暮らす2人。そこへ荘志の友人が訪ねてきます。
友人が酔って寝てしまったあと、片付けをする佐登に荘志が迫って・・・

まあ、ラブラブ後日談です。

1

神さま、お願い ~恋する狐の十年愛~ 小説

名倉和希  陵クミコ 

う~ん・・・

名倉さん初読みです。

ゴメンナサイ、何から何まで私には合わなかったとしか言いようがありません。

もともと『ファンタジー・人外』が自分でもどうかと思うくらいに好きなので(特に『ケモミミ・もふもふ』が好みというわけではないけど)、つい手に取ってしまいました。

設定は苦手でも何でもないんですが、とにかくキャラクターに一切魅力を感じませんでした。

壮志(攻)は、魅力がどうこう以前…

9

今夜、会いたくて…… 小説

名倉和希  鈴倉温 

遠山にメロメロー!

書き下ろし作品です。
基本、書き下ろし作品が大好きなわたしは、購入作品が書き下ろしだとウキウキいたします。
ネット購入なもので、賭なんですよね。


受けの昌紀は、交通事故で丸一年分記憶を失った20歳の大学生。
厳格で会社経営に忙しい父親は昌紀を顧みず、執事が家族のような存在。

攻めの遠山は飲食店を複数経営する、昌紀の大学のOB。
彫りの深い顔立ちの美男子。
昌紀とは恋人同士…

3

神さま、お願い ~恋する狐の十年愛~ 小説

名倉和希  陵クミコ 

この愛に感動してしまう

もののけケモ耳ファンタジーで、私のツボにどんピシャリな作品でした。
キツネさんは大好きですが、この作品のキツネさんは健気で一途で愛しくて仕方ない。
それに攻め役になる人間の壮志も途中で欲望に忠実になっている時期がありますが、
キツネの佐登と二度目の再会をしてつかの間の恋人同士になってからは、
佐登への思いを疑うことが出来ないくらい必死で佐登への愛で壊れそうなくらいで、
かなり佐登限定では…

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神さま、お願い ~恋する狐の十年愛~ 小説

名倉和希  陵クミコ 

今年初めの号泣となりました(笑)

ケモノミミは好きなのでタイトルに
惹かれて皆様のレビューを見てから購入しようと…。

サブタイトルの十年愛というフレーズに
切ない系かと思い、基本アンハッピーが苦手な私は
ドキドキしながらレビューを拝見しラストを
確認した上で購入しました(笑)

いやぁ、今年初めの号泣をさせて頂きました!
パターンとしては、ある設定かもしれませんが
主人公の佐登の一途さが本当に丁寧に書かれてい…

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