名倉和希さんのレビュー一覧

王子様と鈍感な花の初恋 小説

名倉和希  ひゅら 

受けへの贈り物攻撃にニヤニヤが止まらない〜

女性のように見える表紙なので買うのを躊躇っていましたが、読めそうな気がして購入。
読んでみたら、女々しいとか女っぽいところはなく、むしろ芯のあるキャラで良かったです。
そしてとてもとても謙虚なんだけど、卑屈さはないところも良かった。
私はひたすら受け身の愛されキャラが苦手なんだけど、この作品の受け・ジーンは攻めと出会うまで超〜苦労人だったこともあり、とっぷりと愛されとけ!!と思えたところも高…

2

神さま、お願い ~恋する狐の十年愛~ 総集編 小説

名倉和希 

最期の切なさに涙がとまりませんでした

最近本編を読み、こちらを購入。
本編後の甘々と、大志編では葉瑠との話の中に壮志とサトの2人の最期まで収録されています。正直、攻受の「幸せに暮らしました」の後の最期まで見るというのは切ないもので、またそれが予想を裏切るものだったため、余計に涙を誘いました。大志編も予想を裏切られる大号泣でした。最後の最後で、そうきたか、と。大志との結末、また全てをみとり、1人残った葉瑠にはまだまだ長い生があるのかと…

2

神さま、お願い ~恋する狐の十年愛~ 小説

名倉和希  陵クミコ 

好みの問題

すごく一途な十年愛です。
……が、私の好みではなかったです。

受けのサトはとても可愛くて、自分の命と引き換えに人間に化ける神通力を得た健気な狐のもののけ。
たった十年の間にどんどん年老いていく姿は痛々しく、とても切なかったです。

ただ、なぜ愛する壮志に本当のことを明かさないのか?
自分が狐のサトだと隠して傍にいて、終いには黙って離れていく…という行為を繰り返すことに納得ができなか…

2

副社長の紳士的な熱愛 小説

名倉和希  逆月酒乱 

あいつが許せなかった

「アーサー・ラザフォードシリーズ」は未読でしたが、問題無く読めました。

予想外に面白くて嬉しかったです。一気に読みました。

千紘がエドワードをアテンドしてボストン本社に行った辺りまではとても楽しく進んでたんですよね。
ところが従兄弟の哲也に連絡を取り始めた辺りから一気に不穏になってハラハラしました。

あんな最低な奴なのに昔から言いなりになってお金を渡し続けていた事にも驚きました…

2

神さま、お願い ~恋する狐の十年愛~ 小説

名倉和希  陵クミコ 

純愛に涙(ノ_<。)

 何度読んでも、ラスト辺りで涙腺をやられます(ノ_<。)
以下、がっつりネタバレしながら愛を叫びます。



受け様は、狐のあやかしの佐登。
攻め様は、夏休みを利用して佐登が住む山の近くの祖母宅に遊びに来ていた壮志。

2人はすっかり仲良くなり、来年の夏休みに会う約束をして、さよならをする。

 両親の離婚で、祖母の所へ行けなくなり、壮志は佐登との約束を守れないまま5年が過ぎる…

1

溺愛パパのじれったい初恋 小説

名倉和希  兼守美行 

鈍感ヘタレ攻めのうろたえっぷりがかわいい


縁談除けに両親を亡くした中学生を引き取ったはいいけど、知ららないうちに本気になっていたセレブ社長と初めは保護者として慕っていただけなのにいつの間にか家族以上に好きになってしまった大学生の両片想い。


両親が事故で亡くなってから親戚中をたらいまわしにされていた優輝(受け)。
そんな優輝を遠縁の大手ホテルチェーン社長・泰成(攻め)が引き取ってくれることになります。
私立中学へ編入し、そ…

4

きのこの谷の、その向こう 小説

名倉和希  小山田あみ 

きのこのひみつ

いろんな意味で、読後は"きのこ"が頭から離れなくなりました。
さくさくライトに読める楽しいラブコメディでした。
きゅんとするラブストーリーという感じではなく、どちらかというとクスッと笑えてちょっぴりえっちな感じ。
あまり分量的に多くはないのですが、1冊の中に複数CPが登場するもの・濡れ場が同時進行するものが苦手な方はご注意を。

秋も深まる季節に、素人が完全に山を舐め…

1

手をつないでキスをして 小説

名倉和希  Ciel 

攻めの鏡のような攻め

攻めの伊織さんが素敵すぎる。
いやもう、ぜひ一家に一台ならぬ一伊織を。
BL界の攻め的にも非の打ち所がない素晴らしい攻めだと思う。
麗しくて、受けを丸ごと包み込んでくれるような優しさを持っていて、人当たりも良く紳士的で、おまけにお掃除まで出来ちゃう包容力大の愛情たっぷりな攻めなんです。
アプローチはあくまでも真っ直ぐに。
ちょっとズルいところがあるのも含めて好き。
め、めちゃめちゃに萌…

7

きのこの谷の、その向こう 小説

名倉和希  小山田あみ 

○○ほど可愛い

先生買い。あほな子ほど可愛いという表現がしっくりくる爆笑エロ話でした。楽しかったので萌2にしました。本文230P弱+あとがき。名倉先生で2カプ同時プレイなんて読んだの初めてな気がします。地雷な方は一応ご注意ください。

ヴァイオリニストの弟とのデュオで人気あるピアニストの真佐人(まさと)。弟とのふとした遊びで、めっちゃ都会っ子&軽装備なのに山に分け入り松茸を探す羽目に。(あほか と思うのですが…

2

アーサー・ラザフォード氏の揺るぎない愛情 小説

名倉和希  逆月酒乱 

アーサーがアーサーである限り。

 本作がアーサー・ラザフォードシリーズ完結だなんて、アーサーの溺愛ぶり、残念攻め様ぶりも見納めなんですね。


 前作でバカンス前だった2人、やっと仲良くフィンランドでのバカンス突入です。
四六時中イチャイチャを満喫していた中、アーサーが事故で記憶喪失に。
1年間程の記憶が抜けているアーサーにとって、トキは見知らぬ東洋人。
恋人だと言われても、全くもって好みではない容貌のトキに、信じら…

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