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夢乃咲実 サマミヤアカザ
フランク
ネタバレ
コロナ禍でどこにも出かけられない中、執筆されたとのことで、想像の中だけでも「密にならない、広大な場所へ」という作家さんの願いが伝わってくるかのような作品でした。 前作でも「馬を並べる」関係に萌えましたが、今作も出てきましたよ〜。 ハワル(受け)の想い人であるオーリ(攻めは)、かつて亡き兄と「馬を並べる」関係だったというパターンで。 「馬を並べる」とは、親しい男同士の一対一の特別な絆で…
fandesu
『モンゴル風世界』での『馬を並べる関係』の3組目のお話です。 私、好きなんですよ、このシリーズ。 どのお話にも戦がらみのエピソードが書かれるので、起きている事柄は結構派手めだったりもするんですけれど、お話の印象は地味に感じちゃうんですね。 萌えの種類もそんな感じなんですよ。 「ぎゅーん、ドッカーン!」と萌え滾るのではなく「ジワる」萌えなんです。 これが心地良いの。 血液がサラサラになる…
「誤解・思い込み」「すれ違い」ものが読みたいって人にはピッタリだと思います。 人質だったソリル(攻め)と、幼いセルーン(受け)は出会って、ひとときを過ごし、「馬を並べる」約束をした仲だった。 ところが月日が流れ10年後に再会した時、ソリルはすっかり自分のことは忘れているようで、その事に傷つくセルーン。 おまけに、ソリルはすっかり冷え冷えとした瞳を持つ男になっていて、セルーンに酷い仕打ちを…
あーちゃん2016
コミコミさんでいただける小冊子。王の厩を身に来てほしいと請われて、王都の出かけた時のお話でした。本編ではちょっと足りないかなと思った「ニヤっとする感じ」があって良かったです! お話は王都でも二人くっついて眠り、朝までぐっすりな事が多いのに、なぜか目覚めた二人。どうも厩でなにかあったように感じて・・という内容。 寒い冬空の下、馬たちを落ち着かせて、もう一度寝なおそうという段になってですね…
先生買い。「草原の王は花嫁を征服する」「恋人たちは草原を駆ける夢をみる」に続くシリーズ3作目で、前2作の登場人物もちょこっと出てきますが単独読み可だと思います。馬の様子や草原の民(チベット等を想像)の生活の様子等が気になる方、前2作がお好きだった方でしたら、良いと思います。本編270Pほど+後日談(サブキャラ視点)6P+あとがき。 草原の中で最も北西に位置する部族、そこの有力者の末っ子として…
ポッチ
夢乃さん作品の『草原の王は花嫁を征服する』→『恋人たちは草原を駆ける夢をみる』に続く民族風BLシリーズの三作目。シリーズもので同じ世界観の作品ではありますが、今作品単体でも読めるかと思います。 草原で馬を放牧している民が住まう世界。 部族をまとめ上げ、東の国境ではとある男が王になり国を纏めはじめた。が、西に住まう自分たちには少し現実味がなく、今日も平和に暮らしている。 …
夢乃咲実 みずかねりょう
はるのさくら
みずかねりょう先生の美しい表紙に惹かれて購入。 カラー口絵も眼福です。 受け様は、自活しながら大学進学を目指している佐那。 バイト先の生花店で、大急ぎでの注文を受けるのだけど、それがなんとも花に不慣れな注文主。 この注文主が、攻め様である井藤。 以来、度々生花店を訪れるようになる井藤と、その訪れが楽しみになる佐那。 生花店の移転によりバイトが続けられなくなった佐那は、辺…
夢乃咲実 Ciel
先生買い。泣き虫にイラッとするかな?と思いましたが、めちゃ清らか系だったので良かったでした!ただ攻めにあんまり恋しなかったので、萌にしました。本編280Pほど+あとがき。小冊子のお話がすごく好きだったので、もし購入を検討している方でしたら、小冊子付をご検討ください。 無法ドラゴンの群れから離れ、一人ご主人様になる人間を探していたチビドラゴン。だんだん弱ってきて泉のほとりで行き倒れていたら、理…
夢乃咲実 六芦かえで
kurinn
夢乃先生の作品は「遍歴の騎士と泣き虫竜 ~のらドラゴンのご主人さがし~」に続いて二作目です。 今回もとても素敵なお話でした。こちらのお話はファンタジーというよりは不思議なお話なんです。「鏡の国の恋人」というタイトルとあらすじから想像していたのとは、良い意味で違っていました。 私は曾埜部もマサヤの存在を知ってて隠していると思っていたのですが、全く違っていました。 そして読み進めているう…
既刊本のタイトルに記憶が無かったので、夢乃先生の作品はたぶん初読みです。どうして今まで読んで無かったんだろうと後悔するくらいに、好みの文章を書かれる作家さまでした。 こちらの本はたまたまあらすじに惹かれて購入したのですが、とても好みの文章とストーリー展開にページを捲る手が止まりませんでした。 まず騎士シルヴァンが素敵なんですよ。 口数が少なくて一見無愛想なんですが、不器用なだけで本当…