夢乃咲実さんのレビュー一覧

草原の王は花嫁を征服する 小説

夢乃咲実  サマミヤアカザ 

言い方!どこまですれ違うの〜?

良いお話でした。
草原に生きる人々や景色など想像して楽しめました。

なんというか、言い方!!
言い方を直せばすぐ通じたのに!まあそれを言っちゃあおしまいよなんですがね。

だってお互いずっと忘れられずせっかく再会できたのに、お互いが自分とのことを覚えてないと思い込んで…。
人質だから義務だからって言い方でセルーンはソリルを傷つけ想いは通じず、ますますソリルを頑なにさせて。
ソリル…

0

プロポーズは花束を持って ~きみだけのフラワーベース~ 小説

夢乃咲実  みずかねりょう 

思い込み激しすぎ!!

ずーっと主人公佐那が悲壮感があって、人目を避け忍んでひっそり生きて。カツカツの暮らしで大学入学のための費用を貯めてて。

どんな事情が?とハラハラしつつ、井藤の不器用なアプローチに微笑ましく、佐那がボロアパートの管理人としてはつらつとガーデニングや修繕に励んで和やかになったら…。

全体的に落ち着いた良いお話でした。
デキるビジネスマンの井藤が19歳の佐那に、会いたくて会いたくて毎日花を…

1

夢占い師の怪しい恋活 小説

夢乃咲実  亀井高秀 

夢占い

夢乃先生だし亀井先生だからマストバイ。攻めのカッコよさを感じられず中立よりの萌にしました。不思議異能話が好きな方には良いのかも。本編270頁弱+あとがき。

気にかけてくれていた祖父を亡くし、独り立ちするべく世話になっていた家を出た充貴。母の形見の守り袋に入っていたメモを頼りに上京したものの、その住所にあったのは香衣草の館と記された洋館で…と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
攻めの…

2

遍歴の騎士と泣き虫竜 ~のらドラゴンのご主人さがし~ 小説

夢乃咲実  Ciel 

攻めの気持ちの移り変わりが知りたい

良いお話でした。
親もおらず気がつけば無法ドラゴンの群れにいて苛められ、老ドラゴンの言葉に感銘を受け主人探しの旅に出て…。

シルヴァン、良い騎士ですね。でもドラゴンと契約する気はなくて。素っ気なくでもフォンスを助けて共にしてくれて。

なぜシルヴァンは契約しないのか?フォンスはシルヴァンのそばにいつまでいられるのか?そもそも契約することがフォンスにとって良いことなのか?ドラゴンにどんな…

1

倫敦夜啼鶯 小説

夢乃咲実  八千代ハル 

ドクターのためのヨナキドリ

泣けて泣けて。フェイスタオルで涙を拭い景品の薄いティッシュで鼻をかみ。

19世紀のロンドンかあ。残酷さとロマンがありますね。貴族や階級社会や浮浪児や。

なんという巡り合わせ!良かったね!
王道というのでしょうか?
心も外見も美しくさらに小さなサミィを養いその日暮らしを続けていたルーイ。
偶然ドクターに出会い…。

初めて安心して庇護されるあたたかさを感じられたルーイ。サミィに…

2

金の比翼は世界の彼方に 小説

夢乃咲実  サマミヤアカザ 

草原に吹く風はひとつじゃないのね

やっぱ好きだ、このシリーズ。
「ガーッ、萌えまくったっ!」という感じとはかけ離れているんだけれども。
でもって、読み始めは「うん、そろそろこの世界観にも慣れてきたかな?落ち着いて読めるじゃん」と思っているんだけれど。
でも読み終わるころには「ちょっと待って、やっぱりあたし、さらさらしてんじゃん。うう、またしても心が浄化されている」ってな感じになっています。
フィトンチッド感とでも言うか、前…

2

金の比翼は世界の彼方に 小説

夢乃咲実  サマミヤアカザ 

セルーンの側近アルトゥの物語

好きなシリーズの続編。
面白くないわけがない。今作も面白かった。
粗筋は、他の姐さんが仔細を投稿済みなので割愛。

夢乃先生は、大草原を背景にしたファンタジーが上手い。
読むと、大草原に行ってみたくなる描写。
・・日本なら、阿蘇か、初夏の北海道かな?
以下、私選「草原シリーズ」。ちょっとだけ、セルーンが登場したりする。

▶「草原の王は花嫁を征服する」2020年2月18日
 ソ…

7

金の比翼は世界の彼方に 小説

夢乃咲実  サマミヤアカザ 

草原

夢乃先生の草原もの?4作目。単独でも読めますが、シリーズで読んだ方が楽しめると思います。個人的にはモンゴルイメージなお話、本編280頁弱+後日談3頁+あとがき。ツン受けが好きな方、騎馬民族なんかがお好きな方でしたら、嬉しいのでは。

草原の民をまとめて国の形が整いつつある中、「王と馬を並べるもの」という称号をもつセルーンの最側近であるアルトゥは、日々誠心誠意セルーンに仕えています。ある日、王の…

3

「倫敦待宵草」コミコミスタジオオリジナル特典書き下ろしSSペーパー グッズ

このお話は良い!

ルイスとサミュエルが攫われた時に、ルイスの叔父のルイスへの本当の思いが明らかになっていました。

そしてドクターが言った一言と、サミュエルがチラッと言った事がどうなったのかとても気になった方もいたと思います。

こちらのコミコミさんのペーパーでは、本編後のその気になっていた事が書かれていました。
かなり感動したので本編より評価を高くしました。

本編でドクターがルイスの叔父に家政を任…

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倫敦待宵草 小説

夢乃咲実  八千代ハル 

サミィ…立派になって…

「倫敦夜啼鶯」のあのサミィの成長した姿が読めて感無量でした。

でも何ていうか…「倫敦夜啼鶯」の時も受けのルーイが頑なで意固地でしたが、こちらのルイスは更に輪を掛けて意地っ張りでした。
サミュエルは前の学校のいけ好かない貴族のヒューバートとは違うんだから、ちゃんと向き合ってと何度こころの中で叫んだ事か…でも、これも夢乃咲実先生の策にはまってるって事なんでしょうね。

サミュエルことサミィ…

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