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10/25(合計:242件)
夢乃咲実 八千代ハル
あーちゃん2016
ネタバレ
八千代ハル先生の挿絵大好きなので購入。夢乃先生らしい、しっとり素敵なお話で、攻め受けとも嫌いではないですけど、強烈なインパクトは無かったので萌にしました。本編260Pほど。 身寄りなく、幼いサミィを抱えてその日暮らしのルーイ。ある日知り合ったハクスリーの家まで荷物を持っていくと、その家はなんだかとっても雑然と汚れていて・・・と続きます。 攻め受け以外の登場人物は サミィ(ルーイに懐い…
夢乃咲実 兼守美行
みざき
外界からその島に渡ることが出来るのは、1年のうち、湖が分厚い氷の床で覆われる冬の短い期間だけ。 どこか神秘的な雰囲気のある、湖の中に佇む孤島には、水の神を祀った寺院があるという。 そこには"生き神"と呼ばれる、美しい1人の少年が暮らしていた。 序盤の数十ページから、このお話は面白いに違いないぞと、何かをググっと掴まれたのです。 掴みが本当にお上手で、次々とページをめ…
本編後、二人でリンチェンの実家を訪れるお話でした。 本編でタシからもらった青水晶によって、リンチェンの両親、村全体が少し潤い、ほっとしたリンチェン。一ヶ月ほど滞在とのことで、リンチェンは村で子供たちに字を教え、ナムガは、村はずれの打ち捨てられた僧院の建て直しを相談と、二人で村のために活動することになっています。 ナムガはもう無くなった自分の故郷のように感じているようで、2人で寛げる村になっ…
兼守美行先生大好きなので購入。「王の至宝は・・」「花は獅子に・・」などと同様、なんちゃってチベット舞台。表紙の左(生き神様)があまりにキレイで女性っぽく見えたのが気になりましたが、全体的に好きだったので萌にしました。本編280P超+あとがき。チベット好きな方だったらおススメしたいです! 湖のど真ん中に浮かぶ島、そこの僧院で「生き神」として過ごしているリンチェン。ようやく湖が凍り付き、それを待…
夢乃咲実 鈴倉温
夢乃先生らしいお話で、あとあじが良かったでした。御曹司養成所シリーズ?の2作目で、1作目読んでいませんが、すんなり読めました。お話として安心して読めるものだったので萌にしました。本編260P弱+番外編20Pほど+あとがき。 18才までの少年たちが育てられている学院。どの生徒たちもいずれ「優秀な後継者を必要としている家」に引き取られるべく、様々なことを教えられています。17歳をすぎた里久もやっ…
ぴれーね
「王の至宝は東を目指す」「花は獅子に護られる」に続くチベット風ファンタジー、第三弾になります。 世界観が同じだけなので、単品で問題無く読めます。 で、今回、孤島の寺院で「生き神」として存在していた主人公。 彼が一人の男と出会った事により、広い世界を知り、やがて血の通った生身の人間になると言う、壮大で感動的なお話なんですよね。 こう、異国情緒溢れる情景描写が素敵なら、ドラマチックなストー…
碧雲
心が洗われるような物語。 著者は、この物語の為に物凄く資料を集めたとあとがきに有りました。 時代は、シャーロックホームズと同じころ。産業革命が起きて、工業化に伴い地方の農村から多くの人びとが労働者として都市部へ流れ込み、感染症;コレラと結核の大流行を起こしています。 そんな時代を背景にした物語。 歌が上手な金髪碧眼の美少年ルーイは、物心ついたときから孤児院に居た。両親の記憶はない。 …
夢乃咲実 カワイチハル
フランク
「プロポーズは花束を持って」が良かったので、他の作品も読んでみたいなぁと思い、二冊目は「溺愛」がタイトルに入ってるこちらを読んでみることにしました。 でも、攻めの溺愛ぶりを楽しむというよりも、受けの空の純朴さ、健気さ、一生懸命さを愛でるお話だと思いました。 というのも田舎で育った受けの「おら、行がねよ」「おら、〜だす」といったお国訛りがたまらなくチャーミングなんですよ。 この純朴さよ、フ…
夢乃咲実 高星麻子
渋茶
2009年刊。 自分は、総じて一昔前によくあった『昔の一目惚れを引きずって大人になってから偶然の再会を果たし、勘違いを経て両想いになる』という甘々な話が好きだ。 この話もそれに当てはまる。 教科書会社に勤める新人・悠里に任されたのは、詩の掲載の承認で交渉が拗れた著作権の持ち主に会って再度許可を取り直すといった難題だった。 案の定、その人物・元宮が経営する会社に赴くもアポイントどころか門…
「溺愛関係 御曹司養成所」のスピンオフ作品。 御曹司養成所が関係しているだけなので、こちらだけでも問題なく楽しめます。 物語の舞台は少子化が進んだ世界。 人知れず存在する"御曹司養成所"と呼ばれる、優秀な遺伝形質を持った少年ばかりが集められた特殊な学院。 18歳までの少年達が暮らす学院の中で、様々な理由から優秀な後継者を欲している上流階級の家庭に、いつ"実…