麻生海さんのレビュー一覧

それなりに真剣なんです。 下 コミック

麻生海 

いろんな「情」にあふれる素敵なお話

たくさん作品が出ているのに未読の作家さんでしたが、非BLの「の、ような」を読み、作中に出てくる2人のお話ということで購入しました。
いろんな「情」にあふれる素敵なお話でした。

10年以上前のお話なのでひとり親、保育園、性と恋愛など少し時代を感じさせるのもまたいいところでした。今より大変なことが多かったなかでの恋愛成就、至るまでの迷いや悩み、すごく丁寧に素敵に描かれていて、とてもよかったです…

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それなりに真剣なんです。 上 コミック

麻生海 

別作品からたどり着きましたが

賞をとった「の、ような。」を読み、ちょこちょこ出てくるサブキャラのお話が気になって探して購入。
10年以上前の漫画で絵柄も、世情(子育てのこととか)ちょっと古さを感じましたが、人情味があふれていてとても素敵なお話でした。

ゲイがノンケをくどく、というよくある設定ながら、家族とか友情とかいろんな情をとても丁寧に描いていて引き込まれました。

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真音 3 小説

谷崎泉  麻生海 

多くは語らずとも

シリーズ3冊、最高面白かった(*´◒`*)!!
ここ数日、夢中になって読みました。それこそ寝る間を惜しんで。
BL小説って、シリーズものでもナンバリングされていない物が多く、普段はそれぞれのタイトルを楽しんだりもするのですが、こちらは真音①②③とシンプルなタイトル。…ありがたい。
二段構成で読みごたえタップリ。…嬉しい。

シリーズ3冊通した感想(富樫×進藤)
おや?なんだか普通の受け…

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なんでも屋ナンデモアリ アンダードッグ 1 小説

菅野彰  麻生海 

動き出すのはこれから

 まだBLにはなっていない話。

 敦は父の死と共に、父が作ったリストランテを引き継いだけれど、お客さんがすっかり減り、閑古鳥が鳴いているありさまだった。
 潰れる直前のその店に、昼夜のコースを食べにくるちょっと変わった男。
 高額のワインを頼み、年間で三千万を使う男――
 けれど、一言も男と一言も会話をしたことはない。

 店の財政はどんどん悪くなっていき、いよいよ店を閉めようかと…

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それなりに真剣なんです。 下 コミック

麻生海 

その後

感想や内容は、みなさんが書かれている通りで、とっても面白いです。

その後の3人+店長が出てくる漫画があります。
「の、ような」というタイトルで、3巻まで発売されてて、その3巻には『それなりにお店やってます』という番外編が掲載されてます。

中学生になった千都が今井で手伝いをしているんですが、特殊な家庭環境に周りからの雑音も多くなります。店長視点だけど、もちろんヨッシーと直樹も登場します…

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バカな犬ほど可愛くて 小説

英田サキ  麻生海 

ドへたれワンコ

さらっと楽しく読めました。
好きな相手から、「好きな男が出来たから男同士のHを教えてくれ」と言われて、教えてあげることになった受けの切なさよ……。

読んでると、両片思いだろうなぁ、好きな男云々というのも口実だろうなぁとはわかるんです。
だけど、受けは当然わからない。
こんな形とはいえ好きな男に抱かれる嬉しさ、だけど気持ちの通ってない虚しさ……といった描写が切なくて。

全てが明るみ…

1

家賃半分の居場所です。 コミック

麻生海 

表題が好き

浮気が多い一冊だ。

先生の作品て淡々としているのに何故か自分にとても合う。好きな傾向かというとそうでもないはずが、読むとすごく好き。不思議です。
「それなりに真剣なんです。」も何故好きか言葉し難いけどとっても好きで。そのスピン元も収録されてます。

◾︎表題
◾︎神崎(寡黙系無表情攻め)×白石(ユニセックス系悲観的受け)
2人の性格からもうそんなに好きな雰囲気でないのに、何故だか好…

1

恋を知る日 小説

可南さらさ  麻生海 

攻めの無様な姿が読みたくて

タイトル通りです。攻めが受けからしっぺ返しをされる話を読みたいな〜と検索してたどり着いたのがこちらと、同著者の「微熱の引力」。同時期に読んだのでどうしても比べてしまいますが私は微熱の方が好みですね。そちらのレビューはそっちでやるとして…

私の好きな要素は揃っていたと思います。攻め泣き、受けから振られる、受けから好きを信じて貰えない等々。しかし萌えきれなかったのはきっと受けが優しすぎるせいでし…

1

月を抱いた 小説

夜光花  麻生海 

詰めが甘い感じ…

設定としては結構好みでした。
直樹が精神的に追い詰められていく様はかわいそうで、精神的に追い詰められる受けが好みな私としてはかなり萌えでした。

ただ、散々直樹を病ませておいて結果があっさりしすぎて違和感がすごいです。そんな15年も勘違いしたままってあり得ますかっていう…勘違いが解けたあと、あんなにあっさりと好きとか言っちゃう感じ、なんかご都合主義すぎてなんかなって思いました。逆に「俺ほんと…

2

恋を知る日 小説

可南さらさ  麻生海 

ヤリチン攻めが恋に気付いたときには……

いわゆる攻めザマァです。
小説・コミック含めて個人的には5本の指に入る大変良い攻めザマァだと思います。
あらすじに「生まれて初めて知る感情に雅臣がようやく気づいたとき、雪哉の姿はすでに傍になく――。」
とあるように、受けが姿を消してしまいます。

受けに去られて単に弱るだけではなく、きっちりと自分のしてきたことと向き合ってます。
己の言動の愚かさを噛み締め、自業自得という言葉を噛み締め…

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