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59/66(合計:655件)
高遠琉加 麻生海
美術館で会った人
ネタバレ
高遠さんの本を読むようになったのは、これがきっかけです! 3巻通して、読み応えがある作品。 1巻は、久我と理人の反発。 2巻は、2人の歩み寄り。 3巻は、生まれ変わる理人。 孤独な理人のレストランに対する執念の謎・彼の生き様にぐんぐん引き込まれます。 久我と理人、各々に対する心の機微や理人にとっての叶という人物など、もちろん恋愛面でもおもしろいですが、それ以上に理人の生き方…
トオコ
本編で「人を包丁で刺した」と語ったパティシエ・一のその過去のお話と、『愛のように甘い』の少し後のお話です。 無口で落ち着いているように見えた一が高校生の頃に起こした傷害事件。 それは幼い頃実母に虐待されていたことが一因となっていた。 隣人・ゆきのDV彼氏に母の姿を重ね、衝動が抑えられなかったのだ。 心が欠けたまま成長していた一。 少年院退院後、自分の居場所を見つけられず、存在価値…
ミドリ
3冊同時に買わなかった自分を呪いました。 つ、続きを早く・・・!! 店の売上と体面ばかり気にして、食に全く興味のない、フレンチレストラン「ル・ジャルダン・デ・レーヴ」の支配人・鷺沼理人。 そして理人が土下座してまで引き抜いてきた、性格に難ありの天才シェフ・久我修司。 最初はケンカップル的な関係かと思っていたのですが、ケンカップルではすまない仲の悪さ。 仲が悪いというよりは、性格が合わ…
火崎勇 麻生海
茶鬼
この小説、最初読んだ時攻め様のあまりの俺様のふてぶてしさと、受け様の忍び過ぎる姿にイライラが募って途中で読むのを止めてしまった作品です。 1年近く置いて先日久々に手に取りましたら、何と、面白く読めてしまったのであります!! 人の心って変わるのですよ、、、(本当?)、、、と言いつつこの本の主人公達の気持ちの本質は変わらなかったようですが。 有名高級ホテルの経営者の息子・永井はその後ろ盾から…
miicha
番外編の発売に備えて再読。 しかし、1と2がレンタル先から戻ってこなくて肝心のイチくんの話が読めてません(苦笑) 大好きな作品だし、もう1セット買っちゃおうかな~と思えるくらい萌えたぎったシリーズでした。 前巻までの思い入れも手伝って、もう冒頭のなんでもないシーンからじんじん心に刺さりまくって、最初から最後まで蛇口の壊れた涙腺状態で涙流れっぱなし。 こんな体験はさすがに滅多にしないかも…
tatsuki
2007年の晩夏、休刊直前の雑誌「シャレード」でこのシリーズのプロローグ編が前後編で掲載された。 やや駆け込み気味だったとはいえ、まさに同雑誌の有終の美を飾るに相応しいノスタルジックなグランドホテル形式の物語である。 魅力的な数多の全ての登場人物達が、物語展開上欠くことの出来ない動力源(エンジン)として有機的に繋がっており、作品全体を活性化させている類い稀な名作BLである。 これはシャレード…
ますたーど
3冊目から読み始めてしまったせいで、シリーズのオチは判っているのに始まり方が判らないという、変則的な読み方となってしまいました。 知っているカップルの付き合うきっかけをタイムマシーンに乗って観てきたような感覚です。 ”あんた達、この後こーなってあーなって”と、時間軸を無視して教えたくなってしまいます。 脇キャラのパティシェのお兄ちゃん、3冊目を読んだとき何気に気になっていたのですが、…
可南さらさ 麻生海
祐希
話の内容はよくできていて良い作品だと思います。しかし、雅臣(攻め)雪哉(受け)どちらも好きにはなれなかった…です。攻めは傍若無人なガキすぎてイライラするし、受けは確かに健気なんですが、なぜかその健気さがあまり好きになれなかったなー。 萌えか中立評価に迷いましたが、全体的にあまり萌えれなかったので、中立にさせていただきました。評価としては★3.5かな。いままで本当の恋を知らなかった攻めが本当の…
夜光花 麻生海
しー
夜光花さん・・・デビュー作から素晴らしいです!!! 直樹(受け)はある事故をきっかけに了(攻め)に対し罪の意識をもつようになり、つらい毎日をすごす。 そんなことを知らない了は直樹に告白。 負い目から、断れない直樹は付き合うことに。 しかしついに耐えきれなくなったため逃げるように了の前から姿をくらました・・・。 それから4年後、偶然再会してしまったため、今度こそ逃がさないとでも言うよう…
ひよこ
年下攻の健気受です。女好きで遊び人の攻が酔った翌朝目が覚めたら隣に男がいた。彼が自分に片想いをしていたことを知って、一度は突き放した態度をとるのだけど、控えめでいじらしいところが可愛く思えてつきあうようになる。他の女と遊んでも責めないところが楽だし、向こうがベタ惚れなんだからつきあってやってるみたいな傲慢な攻。だけど、たまに優しくしてやろうとしたら拒まれ、怒りのあまり傷つけてしまう。傷つくことによ…