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4/66(合計:660件)
谷崎泉 麻生海
碧雲
明るい方向に進むような展開だけど、 任侠ものによくある突然のどんでん返しで不幸な結末になったら、どうしようと、 びくびく震えながら読み進めました。 だから気になって途中読書を休めない、一気読みです。 全てが上手く丸く落着して良かった。本当に安堵した 裏切り者は、神様か青木が罰を与えたし、槇原が手を汚さないでよかった。 ハピエンです。 結末を確認したら、緊張がほぐれてどっと疲れ…
ネタバレ
徐々にわかってくる過去と今 ・・・今と言っても、この作品は、2016/11/16発刊の古い物だけど。 色々伏線回収がぼちぼち始まる2巻目。 富樫の過去。自殺した娘。 槇原の過去。 一番気になったのは、進藤が少年院に入った事件で 誰かを庇った冤罪だったこと。 進藤の無実を証明したいと訪ねてきた弁護士。拒む進藤。 さめのおかみの体調不良。 開店したカジノの売り上げ誤魔化と、組…
上手く言えないけれど、とても任侠味あふれる展開。 ファーストエッグの読後感がとてもよかったので、 谷崎先生の随分昔の人気作「真音」を選んで読んでみた。 タイトルが意味するものは、未だ分からないけれど、 読んでいて、進藤がやっと味わう「人らしい生活」に戸惑う様子が不憫になる。 官能場面は、後半に少し。殆どが、心情描写。 天涯孤独になった訳あり21才の進藤が、3月に少年院を出て、母…
2015年の作品が面白くて、2022年の今頃読んで内容が古くないので、びっくり。 この作品、凄くおもしろいから是非読んで欲しい。 4巻目で一気に伏線回収が始まり、あらら?と驚く想定外の結末。 ただのBLじゃなくて、この作品はSF要素入りのサスペンスだった。 この世界観なら、BLジャンルにしなかったらもっとヒットしたかも。 「最初の卵」のテーマは遺伝子改造。 実際に中国で成功して…
電子版。 目次 3rd egg 4th egg 偽りの憧憬(書き下ろし) 佐竹とタカミ トレーダー事件 女性連続殺人事件 あとがき --- 電子版には、書き下ろしが付いている。 挿絵が無いのが凄く残念。 書き下ろしは、1巻の続きになっているので、書き下ろしを先に読んで、本編の3,4,を読んだ。 同人誌が4巻以降にも続きで出ているようだけど、 商業版を読了後に読む…
「聖なる黒夜」と似てる。 サスペンス主体で、オマケがBのLといった感じ。 --電子版 目次-- 1st EGG ・・警視庁OBの孫の嫁 2nd EGG ・・警察OBの未亡人 愚者の選択 ・・書き下ろし 不遇な獣医(限定おまけ)タカミのペット、ミケの話。 あとがき ※書き下ろしは、佐竹が27才、5係異動の事由の件で、1-4巻まで続きもの。時系列で言うと一番昔。 二…
H3PO4
ヤクザや刑事もの、サスペンスなんかを好んで読んでるんですが、谷崎泉さんの本はこれが初めて。 いきなり二段組でちとビビりましたが、なんのことは無い、読むうちにどんどん入っていけました。物語はヤクザの本部長の富樫(攻め)と少年院を出てきて真面目に働いていたのに、母親の借金が原因でクビになってしまった進藤(受け)とのお話です。 しかし、、、富樫と進藤はもちろん、居酒屋の女主人、富樫の部下である槙…
可南さらさ 麻生海
はるのさくら
攻めザマァぶりをせせら笑いたい時に読む1冊(^o^)丿 受け様は、大学のゼミの助手で健気で一途な雪哉。 攻め様は、女グセの悪い大学生の鳴瀬。 ある朝、鳴瀬は目が覚めると隣には雪哉が寝ていて。 酔った挙げ句、男にまで手を出したのかと、青くなる鳴瀬に、自分から告白したのだから気にしないで、と小さく微笑む雪哉。 一晩限りの関係のハズだったのに、気付けばずるずる関係が続いていた。 …
高遠琉加 麻生海
renachi
面白かった!主にBL以外の部分が!(笑) 人間関係は近いところでつながり絡まり合っていったが、世界の狭さがマイナスにならないストーリー。やっとメインキャラ3人全員分の背景が描かれ、場が整う。シリーズ3冊分が収束していく食事シーンは圧巻だった。 冒頭は久我のフランス時代のお話。今の久我ができあがる過程が、異国の空気を感じる描写とともに語られる。まるで同じ景色を見ているような、同じ匂いをかいで…
シリーズ2冊目も、相変わらずBL的な進みはゆっくり。だがそれ以外のところがとても面白く、また理人の心理描写が素晴らしいので、ぐっと引き込まれていった。 ラストは続きが気になりすぎる終わり方。次巻を用意しておいて良かった。 主な新キャラは久我の元彼女。理人がモヤる描写はあるものの明確な形にはなっていないため、よくあるヤキモチ焼かせ要員としては活躍していない。次巻で登場させた意味が見えてくるん…