麻生海さんのレビュー一覧

そこに座るな コミック

麻生海 

同居もの~^^

表題作シリーズと高校生の幼馴染モノの短編が収録されています。
表題作は部屋をシェアするようになった人たちのお話。
ただ、部屋をシェアするようになった経緯がこれまで読んだことがないようなパターンでした(なかなか奇抜な展開です)。
ほとんど全く面識のない人達が同じ部屋に住むようになるんですが、元々この部屋に住んでいた葉山が恋に関してはすごく臆病で、それがこれまでにしてきた恋愛経験に基づいているん…

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荊の鎖 小説

火崎勇  麻生海 

攻め視点一人称なのがポイント!

本当に最悪なくらい、自分勝手なろくでなし攻様なので!
読む人の解釈の仕方や、好みで評価は真っ二つに割れそうなお話でした。
でも、珍しいであろう攻め視点の一人称で展開していったことが、私的には面白く読めた作品です。
どこまでも、傲慢俺様タイプの攻様で、やり方は最悪なくらい!
一種の犯罪と思うくらい、「なんて酷すぎる奴なんだ」と何回も心で叫びながらも、一冊まるまるが、攻様のラブレターなんだなあ…

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家賃半分の居場所です。 コミック

麻生海 

ムッツリ攻め様と健気で一途な攻め様

今まで読んだ麻生さんの作品の中ではかなり好きな作品です。
何がツボだったかというと、表題作のムッツリ攻め様と「それなりに真面目なんです」の年下健気一途な攻め様。
こういう要素は私が好きな攻め様の要素でトップにランクインする要素なので、この作品ではそれが堪能できました。
脇を固めるキャラもなかなか良くて、表題作に登場する乙部みたいなキャラは好きですね。
白石がゲイということで、結構グサッと傷…

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隣人はドアを叩く コミック

久我有加  麻生海 

みんないい人なんだよね~

久我有加さんと麻生海さんとのタイアップでのコミックス、2冊目だそうです(あ、でも1冊目の「カッコ悪くてカッコイイ君」とは全く関連ありません)。
久我さん原作の作品を読んだのはこれで2冊目なんですが、受けた印象としては、とっても真面目な登場人物が多いなぁ~ということでした。
今作は攻め様が芸人なので、少しはそういう所があるのかなと思って読んでいたのですが、皆無と言っていい程なかったです。
大阪…

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それは一瞬の光、ではなく コミック

studio may‐be  麻生海 

攻め様が可愛かった^^

主人公は二人とも大学生で同級生なのですが、特に攻め様の性格が可愛かったです。
人付き合いが得意な方ではなく、寡黙で不器用なんですが、親友の受け様の反応で嬉しくなったりしょんぼりして表情を微妙に変える所とか、受け様の好きなカクテルを作るのに一生懸命練習するところとか、一途なところがよかったです。
恋愛経験も浅くて、朴訥な所も好みでした。
受け様は少し重い過去を背負っていて、それがお話をちょっと…

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スクエアな関係 コミック

studio may‐be  麻生海 

結局はラブラブなんだけど

ゲームが元になっているようですが、私もゲームの方はやっていません。
全部で2組のカップルのお話で登場人物は4人なんですが、元々は4人で一緒に住んでたんだけど今はそれぞれの恋人と一緒に住んでいる、という状況から始まります。
2組とも既に出来上がっているカップルなんですが、大まかなプロットとしては、言葉が足りなくて相手に誤解や不安を与えてすれ違ってしまった~という感じです。
基本的には両組ともラ…

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カッコ悪くてカッコイイ君 コミック

久我有加  麻生海 

か、可愛いねんけど…

崇が序盤で拘っていることが、そこまで拘ることなのか?と思ってしまいました(まぁ、気になってる本人しか分からないことなのかもしれませんが…)。
性格はとても男前と思うんですが…そこは男前にならなくても!と思うくらい、ベクトルの向く方向が間違ってるよ!(笑)←その天然さに笑えたのですが…^^;
しかも、ちょっと古いタイプの硬派な気がします…それに追い打ちかけるのが使ってる方言かなぁ…大阪の泉南の辺…

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恋を知る日 小説

可南さらさ  麻生海 

タイトル通り!!

可南さん初読みでした☆

最初攻めである雅臣に対して良い印象はなかったというか、ちゃらいタラシは苦手なのでどうだろうと思っていたのですが、途中でがらりと変わりました。
それがタイトル通り『恋を知る日』にぴったり!でした!!

なんといっても雪哉の芯の強さがスゴイ!!
浮気(未遂)をされて殴ってもいいと言った雅臣に「人の気持ちって、その人を殴ったところで変えられるものじゃないだろう?」

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月を抱いた 小説

夜光花  麻生海 

思いで深い

これが私にとって初の商業BL小説本です。
はじめて買うということで内容やレビューや(古本購入でしたので)値段を吟味し、こちらを購入しました。
いやー、これを機に商業作品に手を出しはじめてしまいました。

そしてこの作品が夜光花先生のデビュー作とはすごい…!!!なぜ直樹が了のもとを逃げ出したのか…それが最後で明らかになるのですが、魅せ方がうまいです。
ハラハラあり、ドキドキあり、キュンキュ…

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命いただきます! 小説

剛しいら  麻生海 

ただただ…男惚れさせられました‼

しいら先生描かれる職人さんに、今回も、存分に『男惚れ』させられました。
居酒屋が舞台なので、食べたくなる様な料理がたくさん出てくるし、そこにフレンチも加わって、食いしん坊な私は、何回もお腹がなってしまいました。(笑)

文書はさらさらっと、淡々と書かれている印象なのに、セリフ一つ一つの重みや、鋭さが、登場人物の魅力を最大限に引き出しているから、やっぱり凄いなあと‼
しいら先生の人間観察力っ…

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