麻生海さんのレビュー一覧

ファーストエッグ(2) 小説

谷崎泉  麻生海 

先が楽しみで仕方ない作品

今、一番発売を心待ちにしているシリーズです。
今年に入って立て続けに発売されたこちらのシリーズですが、次はいったいいつなのー!?

受けは前巻同様、捜査一課特捜五係の佐竹。
攻めはその佐竹と体の関係を持つ、元暴力団幹部の高御堂。

前巻は島流し的な部署である五係へSAT出身の黒岩が異動してきた為に、今まで好き放題してきた佐竹の調子が狂ってきた様と、高御堂との一言では言い表せない関係、そ…

7

ファーストエッグ(2) 小説

谷崎泉  麻生海 

このサスペンス要素がたまらない

前作のプロローグ的な内容から一歩進んだ続編ですが未だに全容は見えません。
それでも佐竹が脅迫状を受けている内容が佐竹の過去の事件の模倣だというのが
黒岩にも解る展開でした。

そして佐竹の不思議な能力も漠然とではあるが黒岩も次第に察することになります。
過去に連続殺人を犯した犯人が逃走しようとし佐竹が結果的に射殺。
その犯人がしていた脅迫状が前作でも出ていた脅迫状で次第に佐竹本人の身近…

7

ファーストエッグ(1) 小説

谷崎泉  麻生海 

続きが読みたくてウズウズ

警察物シリーズの一冊目。
リンクスで谷崎さんはハード系の続き物を今までも書かれていますので、お馴染みですね。
四冊予定ということで今までの物より少し多いですし、二段組で読み応えバッチリです。
谷崎さんの作品は他にも待っているシリーズがあるので複雑な心境ではありますが、これも面白い!
『真音』などがお好きだった方にはオススメですし、普段谷崎さんの作品に手を出されていない方で警察・丸ヤ物がお好…

9

バカな犬ほど可愛くて 小説

英田サキ  麻生海 

鼻血+涙目の土下座▼・ω・▼

誤字脱字、キャラ名入れ代わり多々有り( Д|||)ガーーーン
…というのはさておき、内容としては好きです。

へたれワンコ攻めでっす!
とんでもへたれー。
受けに『どうやら俺の駄目ワンコは、筋金入りの駄犬だったらしい』と思われちゃう勢いでへたれですw

へたれに振り回される成瀬&私(・ω・;)
まぁーワンコの嘘が判明した際の怒りを爆発させた成瀬は凄かった。

『このバカ犬お前な…

2

それなりに真剣なんです。 上 コミック

麻生海 

良質のドラマ

まさに良質の作品です。お話のプロット、設定、画など、あちこち細やかに描かれています。誠一の看病をして寝入った直樹がベッドに抱き上げられるシーンで直樹のズボンの後ろポケットにケータイが入っている一コマ、鍋焼きうどんの描写、大切にしたい相手だからこそ思う遠慮についての言及、悪意ではないけれど配慮に欠ける千都の母を「棚が一つしかない」という表現・・・、悪人を作らない設定がまた読後感を良くさせています。思…

4

恋と太陽と完熟トマト 小説

伊郷ルウ  麻生海 

我が道を行くわんこ攻め

強引な攻めは好きです。
年下わんこ攻めも好きです。
…でもこの話の攻めは…好きくないです。

この駄犬めがヽ(`Д´)ノ

「待て」が一切出来ず「開かぬなら押して押して押しまくれ」なやつです。

1回目は思い余って…としてもその後のものは…(´Д`)
因みに2回目は謝罪のつもりが思いが通じない苛立ちから襲おうとして急所蹴り上げ+涙目で逃げられたにも関わらず…部屋まで追い掛けるわo…

1

是 -ZE- ファンブック コミック

志水ゆき  新也美樹  北沢きょう  橋本あおい  未槻直  雨隠ギド  カキネ  三池ろむこ  立野真琴  木下けい子  ねぎしきょうこ  阿部あかね  小椋ムク  津守時生  門地かおり  夏目イサク  南野ましろ  麻生海  二宮悦巳  草間さかえ  北上れん  小鳩めばる  藤川桐子  金ひかる  木原音瀬  栗城偲  一穂ミチ  久我有加  榎田尤利 

色々な是が楽しめます

ドラマCD付きで、志水先生の描き下ろし漫画もバッチリ収録されています。
描き下ろし漫画では玄間×氷見カップルと守夜×隆成カップルが同じ温泉宿で遭遇・・・!?という展開になっております。
例の如く氷見と接触して、これまた例の如く玄間の怒りを買う隆成。
彼は本当に懲りないですね(笑)

ゲストの作家陣が書かれた漫画や小説もそれぞれの個性がでていて読みごたえがあります。
二次創作のアンソロジ…

0

抱きしめたまま、ここにいて。 小説

真崎ひかる  麻生海 

かわいそうな受け様

受け様は姉と2人で、亡くなった両親の残したお弁当屋さんを引き継ぎ働いています
大学も辞めて専門学校に通いながら、姉の役に立とうと頑張っている健気な子です
両親は事故で亡くなったのですが、その時に人を巻き込んでいて
月命日にはその方の家に行って手を合わせているという
かなりハードな苦労をしている受け様

最初、読んでいるとなんともまあ不幸の連続すぎて
攻め様からは身を売っていると勘違い…

0

愛と混乱のレストラン 小説

高遠琉加  麻生海 

高遠さんは好きなのですが

最近になって手を出し始めた高遠さんの、シリーズ作品の一冊目です。
舞台は、一度閉店の憂き目にあったフレンチレストラン『ル・ジャルダン・デ・レーヴ』。


受けの理人は、20代でありながら本社からやってきた新しい支配人。
氷の貴公子然とした風貌で、『ル・ジャルダン〜』を立て直そうと必死になっています。

攻めの修司はかつてはカリスマ的な人気のあったシェフ。
暴力沙汰で店を辞め、今は理…

0

月を抱いた 小説

夜光花  麻生海 

初単行本とは思えない

遅ればせながら、夜光さんの初文庫本であるこの作品を読みました。
ひーえー、うま過ぎではありませんか?
最初から夜光さんは!サスペンスちっくな作品がお得意だったんですね。


受けは花屋でバイトをする直樹、24歳。
ぼんやりとした大人しいタイプで、過去に重い罪を背負っています。

攻めの了は、真っ直ぐで一途な青年。
外見も人を惹きつける魅力が溢れています。


ふたりは幼い頃…

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